《神奈川編》
神奈川県・湯河原町の山あいに佇み、日常を忘れてゆっくりと寛げる温泉宿。宿名は、万葉集に収められている歌から引用した“あしがり”(足柄の意)から、「阿しか里」と名付けたという。歴史を感じさせる建物の中には、昔ながらの趣を残しつつ、現代の快適さとスタイリッシュさを融合させた和モダンな空間が広がる。大きな窓から雄大な自然を一望できる客室をはじめ、肌に優しくてやわらかな湯ざわりの温泉を堪能できる大浴場や、新鮮な地元食材を使った懐石料理を味わえる食事処などを備え、贅沢なステイが叶う。
旅の目的は人それぞれですが、食事が目当ての旅も楽しいですね。鱧やカニなど、その時季に旬を迎える魚介や、筍や松茸などの山の幸など、その土地でいただく名物の旬の味覚は、ほかでは得難いものです。また、熟練の料理人が腕を振るった見た目も美しい会席料理や、名シェフが素材からこだわって仕上げた芸術品のようなひと皿など、一度は食べてみたいと思う料理はたくさん。プライベートな空間で、そんな美食を存分に堪能しましょう。