《九州編》
九州本土から平戸への玄関口にある、温泉と料理が好評な宿。食事は、全国有数の漁獲量を誇るヒラメなどの豊富な魚介類を中心に、長崎和牛の陶板焼きなど四季折々の食材を使用して、一品一品丁寧に作られている。和会席の夕食だけでなく、地元で獲れる魚の干物や、季節の小鉢、平戸の名産品「川内かまぼこ」、あごだしの味噌汁など、平戸らしい朝食も人気。海と歴史のまち・平戸ならではの旬の味覚を満喫しよう。
旅の目的は人それぞれですが、食事が目当ての旅も楽しいですね。鱧やカニなど、その時季に旬を迎える魚介や、筍や松茸などの山の幸など、その土地でいただく名物の旬の味覚は、ほかでは得難いものです。また、熟練の料理人が腕を振るった見た目も美しい会席料理や、名シェフが素材からこだわって仕上げた芸術品のようなひと皿など、一度は食べてみたいと思う料理はたくさん。プライベートな空間で、そんな美食を存分に堪能しましょう。
別府の奥座敷、昭和元年創業の純和風旅館。四季折々の自然に抱かれる約6,000坪の広大な敷地内に点在するのは、わずか11棟の客室。金脈が静かに眠るというこの地に、いつの頃からか湧き出したという“金の湯”が、訪れる人を癒す。その豊かな効能は、男女別露天風呂のほか、客室専用の内湯や露天風呂にて、掛け流しで堪能できる。また、旬の幸と豊後の幸を活かした月替りの懐石料理も愉しみのひとつだ。木や花、鳥の声、清流のせせらぎ……。自然を五感で感じながら、ゆるりと心の浄化を。