《岐阜編》
清流・蒲田川沿いに佇み、北アルプスの名峰・槍ヶ岳を望む湯宿。都会では味わえない“不便さ”と“非日常”を体験できると好評だ。約100年の歴史を持つ「槍見館」では、数多くの登山客の疲れを温泉で癒やしてきた。その湯を、創業当時からある混浴露天風呂やそれぞれ趣の異なる4つの貸切風呂、大浴場などで堪能できる。クセがない、中性の単純温泉は、湯冷めしにくいので冷え性の人におすすめだという。
大きな宿もいいけれど、特別な時間を楽しみたいならば客室の限られた旅館・ホテルもおすすめ。静寂に包まれ、ファシリティもこだわりのものばかり。スタッフのサービスもきめ細かく、まるで自分たちの別邸にいるかのようです。思い切り羽を伸ばし、大切な人とゆったり過ごす特別なステイを。
奥飛騨の緑豊かな山間に佇む、澄んだ空気が印象的な「寛ぎの舎 游」。豊富にあふれる新平湯温泉が宿の自慢。落ち着いた雰囲気の内湯のほか、露天風呂もあり、満点の星空を眺めながら静かに湯浴みを愉しむひと時はまさに至福。夕食は、上質な飛騨牛を使った焼肉やしゃぶしゃぶが味わえる郷土料理が並ぶ。季節の素材を盛り込んだ逸品ぞろいで、優雅な気分を味わえるだろう。その一方、館内にはところどころにかわいらしい小物が飾られ、心和ませる。そんな細やかなもてなしの心がうれしい。