《関東編》
1662(寛文2)年創業の歴史ある温泉旅館。木戸孝允と西郷隆盛との会見、小説家・獅子文六の逗留など、さまざまな記録が残り、皇室ゆかりの客室も。箱根・芦之湯温泉の湯量豊富な源泉を所有する宿なので、源泉掛け流しの湯を贅沢に堪能できるのが嬉しい。4,000坪の広大な敷地内の数棟に趣ある20の客室と、離れの特別な客室が2棟あり、ゆったりと寛げる。食事は、朝夕ともに落ち着いた半個室の食事処でいただくスタイルだ。ノスタルジックな雰囲気に浸り、優雅な時を過ごしたい。
旅の醍醐味である食事と温泉。その両方を叶える、ちょっと欲張りな旅を計画してみませんか。温泉にゆったり浸かり、リラックスしたあとにいただくごちそうは格別。露天風呂付客室なら、部屋食にしてくれる宿も多いので、温泉もごはんもプライベートな空間で楽しめますよ。館内にいくつも湯殿がある宿なら、ごはんがおいしくて少々食べ過ぎても、湯めぐりを楽しんでカロリーを消費すれば平気。思い思いの温泉&ごちそうの旅を満喫して。
全 60 施設
手付かずの大自然に囲まれた3つの離れからなる「茜庵」。本館から趣ある外廊下を進むと、新館の半露天風呂付客室「美月」の入り口が見える。ほかの客室より少し広く、約2畳のガラス張りの半露天風呂からは季節の情緒が感じられる。本館からの飛び石通路の先にある客室「春月」、「秋月」はともに約1畳の源泉掛け流しの露天風呂が付き、思い思いに寛げる上質な空間だ。赤ちゃんの受け入れも定評で、肌に優しいアルカリ単純泉の湯は子どもの温泉デビューにもおすすめ。