《福井編》
現役漁師の館主が仕入れる海の幸を使用した、豪華な食事が宿の醍醐味。その日しか獲れない魚も味わえるので、訪れる度に新たな味覚に出合える。獲れる魚の種類や量は日によって異なるため比較的、混雑しにくい平日の利用がおすすめ。正規販売店から仕入れた「三ツ星若狭牛」のステーキがいただけるコースは、スタミナチャージとして子どもからも人気が高い。食事処は仕切りが付いたテーブル席があるためプライベート空間で愉しめる。
カニにはさまざまな種類があり、獲れる場所も旬の時期も少しずつ異なります。まず日本海の冬の風物詩であるズワイガニ。解禁日は11月上旬で、「松葉ガニ」「越前ガニ」など地域によって名前が異なります。メスは「香箱ガニ」「セイコガニ」などと呼ばれ、内子が大変美味です。毛ガニとタラバガニは、主に北海道で、秋から冬にかけて水揚げされます。どのカニもそのまま味わうのはもちろん、カニ鍋や焼きガニもおすすめです。