《長野編》
信州長野市の名刹・善光寺から国道406号を車で西に約40分。明治時代初期から佇む古民家を改修した小さな宿が、“谷の都”と呼ばれる鬼無里(きなさ)にある。囲炉裏を設え、古き良き趣を残した薪で沸かす檜風呂や書院のある客室でゆったりまったり寛げるのが嬉しい。また、庭にはたき火炉があり、バーベキューや薪割りなどアウトドアの体験が宿でできる。非日常の空間で、静かに流れる時を過ごせることだろう。季節の移ろいを五感で感じられる家、日本の原風景が残る鬼無里で、人や自然と対話する体験と滞在を楽しんでみては。
小さな子ども連れの旅や三世代旅行にも、周囲に気兼ねせずに楽しめる部屋食や個室食がおすすめです。プライベート空間での食事は、家族水入らずの時間をより印象深いものにしてくれるでしょう。宿によっては料理内容をカスタマイズしてくれたり、子ども向けの料理を集めた“子ども会席”を用意してくれたりすることも。年齢によって食べられるものや好みの料理が異なっても、家族みんなでお腹も心も満たされる時間を共有したいですね。
全 3 施設