Plan No.1322

鹿子沢ヒコーキKanokozawa Hikoki

1泊2日
2日目

山梨で絶景に出合う旅　三島由紀夫文学館へ

南都留、富士吉田（山梨県）
予算：32,000円〜

・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。

更新日：2022/11/18

NPO法人文学旅行主宰鹿子沢ヒコーキ

山中湖 de 三島由紀夫

戦後の日本文学を代表し、今も世界中で人気の作家・三島由紀夫。彼の最後の長編小説「豊饒の海」ゆかりの地をカップルで巡りませんか？山中湖をはじめとする富士山の絶景スポットを訪れ、「三島由紀夫文学館」へ。三島の生涯と作品に関する資料に触れ、その世界観にどっぷりと浸りましょう。

こんな旅気分の人におすすめ

START 北口本宮冨士浅間神社忍野八海山中湖湖畔 FUJIYAMA KITCHEN（PICA山中湖）山中湖文学の森三島由紀夫文学館

1日目 2日目

2日目のスタートはここ！

北口本宮冨士浅間神社

忍野八海

山中湖湖畔

FUJIYAMA KITCHEN（PICA山中湖）

SPOT.5

山中湖文学の森

SPOT.6

三島由紀夫文学館

Spot.1北口本宮冨士浅間神社
Spot.2忍野八海
Spot.3山中湖湖畔
Spot.4FUJIYAMA KITCHEN（PICA山中湖）
Spot.5山中湖文学の森
Spot.6三島由紀夫文学館

チェックアウト／富士ビューホテル

車約20分

SPOT1

富士吉田を代表する由緒ある神社

北口本宮冨士浅間神社

拝殿

本殿

吉田の火祭り

1615（元和1）年、鳥居土佐守により本殿創建。1953（昭和28）年に国指定重要文化財。主な御神徳は、安産・火防。御祭神の木花咲耶姫命（このはなさくやひめのみこと）は富士山の女神。大変美しい女神であったため、天孫ニニギの妻となり、猛火の中で三柱の皇子を安産した故事がある。

DATA

【住所】山梨県富士吉田市上吉田5558番地
【TEL】 0555-22-0221

鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント

★ 三島由紀夫の遺作「豊饒の海」第三巻となる「暁の寺」で、主人公の本多繁邦らが、こちらの神社へ行く場面が出てきます
★ 「一行はついに高さ六十尺にちかい朱塗りの大鳥居に到り着き〜」と書かれた光景は、今も変わりがありません。三島由紀夫は実際に現地を歩き、取材をして執筆しています
★ 8月、町中で大松明が焚き上げられる「吉田の火祭り（鎮火祭）」は勇壮で、近年は外国人観光客も多数訪れるそうです

車約15分

SPOT2

透明度の高さに感激

忍野八海

忍野八海①

忍野八海②

忍野八海③

富士山の伏流水を水源とする湧水地。世界遺産としての構成資産に8つの池すべてが認定されている。古来「神の泉」とも呼ばれ、外国人観光客にも人気。

DATA

【住所】山梨県南都留郡忍野村忍草
【TEL】 0555-84-4222（忍野村観光協会）
【営業時間】通年
【料金】見学料（底抜池のみ）＝大人（中学生以上）300円、小学生150円

鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント

★ その透明度に震えてください。古（いにしえ）の人々が神聖を感じたのも理解できます。隣に立つパートナーの透明感と、どちらがスゴいかしら？
★ 池の透明度がスゴすぎて、泳ぐニジマスが宙に浮いているように見えます。「旨そう」なんて言ってはいけませんっ
★ 湧水地8カ所すべてを回ると、約2時間程度になります。美しさに見とれるのもいいですが、時間に気をつけましょう

車約10分

SPOT3

富士山の映し鏡

山中湖湖畔

ダイヤモンド富士を臨む

穏やかな湖面

スワンボート

東京から最も近い、森と湖のリゾート。富士山周辺の湖「富士五湖」の中で最も富士山に近く、湖越しに臨む富士山の姿は圧巻。アクティブに遊ぶなら、湖でのボートやカヌー、森の中ではキャンプも（夏季）。

DATA

【住所】山梨県南都留郡山中湖村
【TEL】 0555-62-9977（山中湖村観光課）
【営業時間】通年

鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント

★ 山中湖は標高約1,000mの高原地で、北海道と同じくらいの気候です。夏は涼しく過ごしやすいので読書にもぴったり
★ 逆に、冬は湖面が凍るほど寒さが厳しいので、しっかりと防寒対策をしてお出かけください！雪が積もることも多いので、車での移動はスタッドレスタイヤが必須です。厳しい寒さの代わりに、樹氷と富士山の美しい絶景に出合えるでしょう

車約5分

SPOT4

お昼はオーベルジュのレストランで

FUJIYAMA KITCHEN（PICA山中湖）

テラス席

信玄鶏のランチ

Hammock Cafe

静岡県産ブランド豚「豚牧場」のダッチオーブン焼き

イタリアン、フレンチをベースとした欧風レストラン。山梨・静岡の契約農家から届く有機野菜や、ブランド牛「甲州ワインビーフ」など、富士山周辺の食材を使用し、旬の料理を提供する。

DATA

【住所】山梨県南都留郡山中湖村平野506-296 PICA山中湖内
【TEL】 0555-62-4155
【営業時間】ランチ 11:00～15:00（LO14:00）、ディナー 17:00～21:00（LO20:00） ※15:00～17:00はCLOSE
【定休日】不定休
【料金】お問い合わせください

鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント

★ こちらはオーベルジュ（PICA山中湖）内のレストランですが、宿泊客でなくても利用できます。予約しておいたほうがいいでよ！
★ 地産地消のグルメを存分に堪能してください。食後は併設されている「Hammock Cafe」に移動しましょう
★ 「Hammock Cafe」では、旨い珈琲をチョイス。木々の間に揺れるハンモックに乗り、読書はいかがでしょうか？これやるの、夢だったんですよね。実際、夢心地です

5スポットめ駐車場まで車すぐ

車を停め、徒歩すぐ

SPOT5

自然豊かな思索の森

山中湖文学の森

徳富蘇峰館

俳句の館風生庵

蒼生庵

句碑がいたるところに！

約2万6,100坪を有する、自然豊かな公園。多くの樹木、山野草、野鳥などが棲息する。園内には三島由紀夫文学館、徳富蘇峰館（とくとみそほうかん）、俳句の館風生庵（ふうせいあん）、蒼生庵（そうせいあん）、情報創造館の文化施設が配置される。

DATA

【住所】山梨県南都留郡山中湖村平野506-296
【TEL】 0555-20-2727
【営業時間】 10:00～17:00
【定休日】 12月1日～3月20日、毎週月曜日（祝祭日の場合はその翌日）
【料金】無料

鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント

★ 美しい自然に恵まれた約8.7ヘクタールの森林公園。秋には最高の紅葉が楽しめます
★ 散策路が木立を縫うように続き、山中湖にちなんだ句碑、歌碑（レプリカ）が点在しています。俳句・短歌愛好者や自然に親しむ人々のウォーキングコースとしても人気です

徒歩すぐ

SPOT6

昭和史を彩る文豪・三島由紀夫のミュージアム

三島由紀夫文学館

99冊の初版本

中庭に立つアポロ像

仮面の告白初版本

図録

世界を舞台に活躍した作家・三島由紀夫の文学館。直筆原稿や創作・取材ノートのほか、書簡、絵画、写真、衣服など、2万点以上を収蔵する。1999（平成11）年7月に開館。外観や中庭は、東京の三島邸をモチーフにしている。

DATA

【住所】山梨県南都留郡山中湖村平野506-296
【TEL】 0555-20-2655
【営業時間】 10:00～16:30（入館16:00まで）
【定休日】毎週月・火曜日（祝祭日の場合はその翌日）※GW期間（4月28日～5月6日）は月・火曜日も開館、12月29日～1月3日、資料点検日：不定期
【料金】一般500円、高・大学生300円、小・中学生100円

鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント

★ 昭和史の中でも異彩を放つ三島由紀夫。その文学館は、衝撃の死から28年を経て開館に至りました
★ 山中湖が登場する三島の作品は、前述した「豊饒の海」第3巻の「暁の寺」のほかにも、「恋と別離と」「蝶々」「蘭陵王」があります。それらの創作ノートを見ることができるので、この機会にぜひ
★ なお、文学館では、コスプレイヤーとそのカメラマンを対象に、撮影場所の提供を始めています。撮影場所は、5スポットめで紹介した「山中湖文学の森」。三島にちなむ、“らしい”アイデアですね

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