【2023年・全国】1年間で人気だった旅行プランランキングTOP10

更新日:2024/05/06

【2023年・全国】1年間で人気だった旅行プランランキングTOP10

旅行の魅力といえば、「ご当地グルメを堪能できる」「非日常を体験できる」「リフレッシュできる」などさまざま。また旅行は、自分自身の新たな一面を見つけるきっかけにもなります。ここでは、2000件以上公開されている旅行プランの中から、2023年の1年間で最も見られたプランをご紹介します。旅行をお考えの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

1位【鳥取県】鳥取・北栄町を巡る旅 コナンの世界観を満喫

2000件を超える旅行プランのなかで最も多く読まれたのは、名探偵コナンファンに特におすすめのこちらのプラン!
旅の始まりとなる鳥取の空の玄関口「鳥取砂丘コナン空港」では、コナン君と蘭ちゃんが訪れる方をお出迎え。名探偵コナンの生みの親である「青山剛昌先生」の直筆メッセージが刻まれたオブジェや、劇中の登場人物が勢ぞろいしているキャラクターウォールなどで記念写真を撮って楽しみましょう!

空港で楽しんだ後は、工藤邸がある「コナンの家 米沢商店街」に訪れましょう。工藤邸のインターフォンを押すと、とあるキャラクターのレアボイスが聞けます。これには訪れたコナンファンは大興奮! こちらのエリアでは、コナンの世界観を体感できるグルメ店やグッズショップなども揃っています。

米花商店街で写真撮影やグルメを楽しんだ後は、「コナン駅」から「青山剛昌ふるさと館」までの道のりを歩いてみましょう。「コナン通り」といわれるこちらの道には、さまざまなキャラクターたちのブロンズ像やカラーオブジェが展示されています。なんと、コナン通りのマンホールまでコナンのデザインに! 歩いているだけでもワクワク感が止まりませんよ。
原作者の青山剛昌先生の生い立ちがわかる「青山剛昌ふるさと館」や、日本海を望める「皆生シーサイドホテル 海の四季」にも訪れます。

2位【北海道】札幌・小樽を2泊3日で満喫!車なしで巡る王道観光モデルコース

第2位は北海道の人気観光地を巡るプランです。初めて北海道に訪れる計画がある方は、2泊3日で札幌と小樽を旅するこちらの王道プランはいかがですか?
まずは、札幌の人気ご当地グルメのスープカレーが味わえる「スープカレーGARAKU 札幌本店」に立ち寄りましょう。元和食料理人の経験を活かし、和風だしや秘伝のスパイスを融合させた新感覚のスープカレーを作るこちらのお店。旨みやコクが凝縮されており、一度味わうと忘れられないほど虜になってしまいます。

札幌観光のラストには、「日本新三大夜景都市」にも選出されたされた「藻岩山 山頂展望台」に訪れます。札幌の街並みが一望できる大パノラマ。全国各地から多くの観光客が訪れる、札幌屈指の夜の観光地です。山頂展望台にはお洒落なレストランも完備。夜景を望みながら贅沢な時間を過ごしたい方におすすめです。

2日目は、小樽を代表する観光スポット「小樽運河」に訪れましょう。運河沿いの石造倉庫群は、大正時代に建てられたもの。当時の姿のまま残されており、現在ではレストランや博物館などとして利用されています。大ヒットを記録したNetflixの話題作「First Love 初恋」の劇中にも登場しているので、見たことがあるという方も多いかもしれません。

3日目は、明治時代から続く「二条市場」へ。こちらの市場では海産物に加え、北海道産の野菜や果物などさまざまなお店が軒を連ねます。新鮮でおいしい北海道の食材を求める方で1年中にぎわっています。市場内には、新鮮な海鮮が味わえる店舗も。寿司や海鮮丼などのお店があるので、お好みでどうぞ!
こちらのプランでは「さっぽろテレビ塔」や「札幌市時計台」など札幌の定番観光スポットを巡ります。

3位【山形県】千と千尋の舞台へ 銀山温泉のモデルコース

第3位はノスタルジックな雰囲気が漂う山形県の銀山温泉を巡る旅です。
まずは、千と千尋の神隠しの舞台といわれる「銀山温泉」へ訪れます。大正時代から昭和初期頃に建築された木造の建物が現存。浴衣姿で温泉街を歩くと、大正時代に迷い込んだような気分を味わえます。夜になると、幻想的な風景に様変わりするところも見どころです!

千と千尋の舞台を観賞した後は、温泉街の入口付近にある「足湯 和楽足湯」に訪れましょう。足湯をしながら大正ロマンの雰囲気が漂う街並みを眺めませんか? 温泉街の入口にある「野川とうふや」の立ち食い豆腐を買って、足湯に浸かりながら味わうのもおすすめですよ。

2日目は、温泉街から徒歩約5分の景勝地「白銀の滝」を観賞します。滝の対岸には展望台が設置されており、落差22mのダイナミックな滝を間近で眺めることが可能です。滝周辺の景色は、四季によってさまざまな顔に変化。新緑や紅葉、雪景色など、どの季節も魅力がいっぱいです。
こちらのプランではほかにも、安産祈願で有名な「山の神神社分社」や、江戸時代の代表的な銀山「延沢銀坑洞」に訪れます。

4位【石川県】金沢でグルメ女子旅 近江町市場で食べ歩き

第4位にランクインしたのは、近江町市場のグルメを存分に味わう食いだおれ旅を楽しむこちらのプラン。
約300年の歴史を誇る金沢の大人気スポット「近江町市場」を訪れます。こちらでは鮮魚店や精肉店、青果店などが出店。新鮮な海の幸がその場で食べられるお店が充実しているため、食べ歩きにはピッタリの場所です。

近江町市場に立ち寄ったら、能登牛が味わえる「能登牛 串焼き・炙り寿司 たくみ」へ訪れるのがおすすめ。A5ランク以上の能登牛を使用した、串焼きや炙りにぎり、炙り軍艦巻きなどをリーズナブルな価格で提供しています。口の中に入れた瞬間とろける、極上の肉をぜひ味わってみて!

能登牛を味わった後は、近江町市場内の「いっぷく横丁」で立ち飲みをしましょう。浜焼きや金沢おでん、寿司など、ここでしか味わえない豊富なメニューが揃っています。北陸の地酒の種類も豊富で、その数はなんと約50種類! 飲み比べをして楽しむのもおすすめですよ。
旅の〆は、ご当地のカップ酒を販売している「酒の大沢 近江町市場店」でお土産を購入しましょう。

5位【長崎県・熊本県・宮崎県】九州周遊モデルコース 3泊4日のドライブ旅

第5位は九州周遊モデルコースを紹介したこちらのプランです。長崎県・熊本県・宮崎県の3県を巡り、各地の観光スポットを満喫します。
「日本新三大夜景」のひとつにも選出された、長崎屈指の夜景スポット「稲佐山山頂展望台」を訪れましょう。稲佐山公園にある展望台からは、長崎の絶景が360度楽しめます。“1000万ドルの夜景”と称される美しい夜景は、まさに光のアート。大人の旅にピッタリです。

2日目は、熊本のシンボル「熊本城」を訪れます。1607(慶長12)年に加藤清正によって建てられ、400年にも亘る日本の歴史の舞台になった熊本城。しかし、2016(平成28)年に起きた「熊本地震」によって、石垣の崩落や広間の壁が剥がれ落ちるなどの壊滅的な影響を受けました。現在では復旧活動が進められ、元の姿を取り戻しつつあります。

3日目は、熊本が世界に誇る複式火山「阿蘇山」を観賞しましょう。周囲128km、標高1000mを超える世界最大級の火山。火山活動が活発な中岳では、火口の見学が可能です。ここでしか見られないダイナミックな風景に興奮すること間違いなし! ただ、阿蘇山は活火山のため、天候や火山ガスの状況によっては見学できない場合もあります。訪れる際は、噴火警戒レベルを確認するようにしましょう。

4日目は、国の名勝・天然記念物にも選ばれている「高千穂峡」を観賞します。阿蘇山の火砕流によって柱状節理ができ、五ヶ瀬川が浸食したことで美しいV字の渓谷が誕生しました。落差17mもある「真名井の滝」は高千穂峡のシンボルであり、その迫力に思わず見入ってしまうほど。貸しボートに乗ると、より近くで滝を観賞できますよ。
このプランでは3泊4日の旅で長崎の「出島」、熊本の「草千里ヶ浜」、宮崎の「天岩戸神社 西本宮」などの観光スポットにも訪れます。

6位【神奈川県】小田原へ日帰り女子旅 食べ歩きや海を満喫

第6位は神奈川県の小田原に日帰りで旅行したい方におすすめのプランがランクインしました。
まずはメディアでも注目を集める「漁港の駅 TOTOCO小田原」で腹ごしらえをしましょう。地元で獲れた新鮮な魚介類を使った刺身や海鮮丼、イタリアンなどの食事が楽しめます。1階では、約1800種類もの地場物産を販売。お土産の購入にもピッタリです。

小田原の海鮮を楽しんだ後は、「御幸の浜」で海を見ながらゆっくりと過ごしませんか? 1873(明治6)年に明治天皇と皇后さまがお揃いになって、漁夫の地引網をご鑑賞になったことから「御幸の浜」といわれるようになったそう。天気が良ければ、伊豆半島や房総半島なども望めます。
このプランでは海に加え、「小田原城址公園」や「報徳二宮神社」も散策します。

7位【石川県】金沢観光モデルコース。 1泊2日で近江町市場やひがし茶屋街へ

第7位は、1泊2日で金沢の王道スポットを巡る旅をご紹介したこちらのプラン。
1日目は、「日本三名園」のひとつでもある「兼六園」へ立ち寄ります。春は桜、夏は若葉、秋は紅葉、冬は雪景色と季節によって風景が変わるのが魅力。兼六園のシンボルといわれる「徽軫灯籠(ことじとうろう)」・傍らに佇む「モミジの古木」・手前にある「虹橋」が三位一体となった風景は写真撮影にピッタリです。

兼六園の観賞後は、金沢名物のノドグロを味わいに「のど黒めし本舗 いたる」を訪れましょう。金沢は全国で最も上質なノドグロが集まる地域といわれており、脂乗りが良いものだけを仕入れて提供しているそうです。こちらのメイン料理「のど黒めし」は、一度いただくとクセになるほどおいしいと話題に! 人気店なので早めに予約をしておきましょう。

2日目は、日本の古き時代を感じる「ひがし茶屋街」へ訪れます。こちらのスポットは「重要伝統的建造物群保存地区」に選定。街並み全体が「和」に包まれているため、外国人観光客も多く訪れます。SNS映えするお洒落なカフェやセレクトショップもあるため、買い物にもピッタリです。
こちらのプランでは、「金澤神社」や「石浦神社」、「妙立寺」などの神社仏閣巡りもするのでパワーチャージもできちゃいます。

8位【兵庫県】有馬温泉へ女子旅 1泊2日モデルコース

第8位は、神戸で有馬温泉とグルメを楽しむ女子旅プランです。
1日目は温泉街を散策したら、ノスタルジックな雰囲気が漂う「ねぎや陵楓閣」へ宿泊します。こちらの宿では、季節の食材をふんだんに使用した会席料理と、神戸の名産品「神戸牛」を堪能。また、有馬温泉名物の「金湯」を使用した露天風呂も見どころのひとつです。

2日目は、レトロ感のある「有馬本街道」を散策しましょう。全長400mほどの狭い路地には、飲食店やお土産ショップなどが軒を連ねます。有馬温泉でしか味わえないスイーツ店が多くあり、老若男女問わず多くの観光客でにぎわうスポットです。
こちらのプランでは、有馬温泉の泉質を足湯でも楽しめる「金の湯」や、肌がツルツルになると人気の「銀の湯」に訪れます。

9位【広島県】広島・宮島を巡る1日観光モデルコース!定番スポットを網羅

第9位には、広島県の宮島を日帰りで楽しむ旅プランがランクイン。宮島で訪れたいスポットを網羅したモデルコースです。
色鮮やかな朱色がひと際目立つ宮島のシンボル「厳島神社」に足を運びましょう。推古天皇が御即位された593(推古元)年に創建されました。海に浮かぶ社殿は「安芸の宮島」とも呼ばれ、世界文化遺産に指定されている広島の観光名所です。その優美さを一目見るため、世界中から多くの観光客が訪れます。

由緒ある神社仏閣を巡った後は、瀬戸内海を一望できる「宮島ロープウエー」に乗りましょう。始点の紅葉谷駅から終点の獅子岩駅まで片道約25分。弥山原始林の真上を空中散歩していきます。晴れた日には瀬戸内海に浮かぶ島々が見られ、美しい絶景を独り占めできますよ。
景色を満喫した後は、「宮島表参道商店街」で宮島の大人気スイーツ「揚げもみじ」を味わいましょう。

10位【茨城県】茨城・大洗へ家族旅行♪海鮮や浜焼きを堪能する観光モデルコース

第10位は茨城県の海の幸と観光地を堪能するこちらのプランです。1泊2日の家族旅を楽しみたい方にはこちらがおすすめ。
旅の始まりは、「那珂湊(なかみなと)おさかな市場」で新鮮な海鮮を味わいましょう。こちらでは、水揚げされたばかりの新鮮な魚を使った海鮮丼や焼き魚、お刺身などが味わえます。鮮魚や干物などの購入もできるので、旅のお土産にも最適です。

海鮮を味わった後は、テレビでも度々紹介される「国営ひたち海浜公園」へ。春はネモフィラ、夏はひまわり、秋は紅葉したコキア、冬はウメなど、季節を通してさまざまな花々を観賞できるスポットです。最大の魅力は「みはらしの丘」から見る景色。四季の花々が織りなす美しい景色は、ここでしか見られないといっても過言ではないでしょう。

2日目は、獲れたての牡蠣やハマグリなどの浜焼きが味わえる「カキ小屋 飯岡屋水産」に訪れましょう。自分たちで選んだ海鮮を目の前で焼いて味わうスタイルに子どもも大喜び! 浜焼きのみならず、定食や海鮮丼のメニューも豊富にあるので、家族でシェアして味わうのもおすすめです。

非日常を感じられる国内旅行へ

2023年の1年間で人気だった旅行プランランキングTOP10をご紹介しました。お気に入りの旅行プランは見つかりましたか? どのプランも魅力的なところばかり。家族やカップルだけでなく、女子旅やひとり旅にもおすすめです。ほかにもさまざまなシチュエーションの旅行プランがたくさん! そのスポットならではの景色や食べ物を楽しむ思い出づくりの旅へ、ぜひ出かけてみてくださいね。

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旅色編集部 いたがき

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記事企画・監修:旅色編集部 いたがき