【東北版】ご利益ごとに紹介! パワースポットに行く旅行プラン14選

更新日:2024/04/22

【東北版】ご利益ごとに紹介! パワースポットに行く旅行プラン14選

東北エリアには、パワースポットと呼ばれる神社が点在しています。神秘的な力を秘めたパワースポットは、運気を上げたい時やリフレッシュしたい時の旅行先にぴったり。そこで今回は、東北地方のパワースポットを巡るプラン14選を紹介。東北地方で、縁結びや健康運、金運や商売繁盛など、さまざまなご利益が期待できる神社をお届けします。願いが叶うといわれるパワースポットから観光におすすめの場所、自然や絶景が楽しめるパワースポットまで盛りだくさんなので、ぜひお出かけの参考にしてみてくださいね。

①【青森県・蕪嶋神社】財産・厄除け

お友だちと日帰り旅行を楽しみたいなら、こちらのプランがおすすめ。「蕪嶋(かぶしま)神社」は、商売繁盛や漁業安全の守り神として古くから地元住民の信仰を集めてきた神社です。弁財天の名前でも親しまれている「市杵嶋姫命(いちきしまひめみこと)」をご祭神としており、財運や厄除けにご利益があるとされています。名前に“蕪”がつくことから、株価と人望の“株が上がる”といわれ、「かぶあがりひょうたん御守」が人気。神社は蕪島の頂上にあり、島そのものがパワースポットといわれています。ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されたことでも有名。かわいいウミネコと絶景を眺めながら、運気アップを狙ってみてはいかがでしょうか。神社で神聖なパワーを感じたあとは、老舗酒蔵「八戸酒造」で、お土産に青森の地酒を購入するのもいいですね。

②【岩手県・三陸鉄道リアス線(恋し浜駅)】恋愛のパワースポット

たまの休みに鉄道の旅に出かけてみませんか? まずは、「farm-fresh PENCO CAFE&MARKET」で、鉄道旅のお弁当をゲットしましょう。レトロな雰囲気が漂う三陸鉄道リアス線に乗り込み、鉄道の旅がスタート! 恋愛のパワースポットといわれる「恋し浜駅」を訪れます。1985(昭和60)年の駅建設当時は、周辺の地名にちなんで「小石浜駅」でしたが、2008(平成20)年に立ち上げた同地区のブランドホタテ「恋し浜」にちなんで、現在の駅名に改称されました。駅名の由来にもなったホタテは、貝殻を絵馬として使用しています。待合室に願い事の書かれたホタテを吊るす「ホタテ貝の絵馬願掛け」は、恋し浜駅の名物。ホタテを絵馬にするには大変手間がかかるため、訪れる時期によっては絵馬がないこともあるそう。ホタテの絵馬に願い事が書けた方はかなりラッキーかも? ホームにある「幸せの鐘」や駅名板の前で記念撮影をするのもおすすめですよ。

③【岩手県・桜山神社】無病息災・健康祈願

盛岡駅周辺をのんびりと旅したいなら、こちらのプランがおすすめです。美しい石垣が残る「盛岡城跡公園」をゆっくりと散策したあとは、南部藩の総鎮守として古くから信仰されている「桜山神社」へ。1749(寛延2)年に創建された由緒ある神社で、無病息災や健康祈願にご利益があるといわれています。ご祭神は、南部家初代藩主である「南部光行(なんぶ みつゆき)公」をはじめとする、南部家を盛り立てるために尽力してきた藩主たち。本殿背後に鎮座する「烏帽子岩」や「南部稲荷神社」、「幸運の亀」など見どころも満載です。桜山神社に参拝する際には、これまで生きてこられたことを感謝し、願い事や、やりたい事への決意を表明しましょう。そして最後には、お導きいただけるよう祈願すること。心の中で3つを唱えながら祈願することで、チャレンジしたいことへ後押しする力を授かるといわれています。格式あるパワースポットを参拝したあとは、「初駒 わんこそば 本店」で盛岡名物のわんこそばを体験してみては?

④【宮城県・青葉神社】良縁・家内安全

仙台エリアでのんびりと史跡巡りをしたい方には、こちらのプラン! まずは伊達政宗(だてまさむね)公の御霊をお祀りする「瑞鳳殿(ずいほうでん)」で豪華絢爛な桃山文化に触れましょう。「とんかつ石亭 八幡茶屋」で絶品のとんかつランチを味わったら、「青葉神社」を訪れます。1874(明治7)年に創建されており、ご祭神は伊達政宗公、神号は「武振彦命(たけふるひこのみこと)」です。本殿には政宗公の正室である「愛姫(めごひめ)」を合祀。政宗公の騎馬姿が描かれた御朱印帳は、多くの参拝客から人気を集めています。青葉神社の宮司は、政宗公の重臣として仕えた「片倉景綱(かたくらかげつな)公」の子孫。代々伊達家の守護神を務めており、歴史好きにはたまらないパワースポットです。

⑤【宮城県・竹駒神社】商売繁昌・開運祈願・厄除祈願・縁結び

友だち同士でパワースポット巡りをするなら、こちらのプランはいかがでしょうか。「竹駒神社」は、「日本三大稲荷」のひとつに数えられ、年間約150万人が参拝に訪れる人気のパワースポットです。ご祭神は「倉稲魂神(うかのみたまのかみ」「保食神(うけもちのかみ)」「稚産霊神(わくむすびのかみ)」。その三柱を総称して「竹駒稲荷大神」と称えられています。商売繁盛、開運祈願、厄除祈願、縁結びなどにご利益があるとされ、社務所ではお稲荷さんにちなんださまざまな御守やお札が販売されています。なかでも、お稲荷さんの刺繍をあしらったオリジナルの御朱印帳は必見! 夜は、雄大な自然の中にある「温泉山荘 だいこんの花」に宿泊し、優雅で贅沢な時間を過ごしましょう。

⑥【宮城県・鹿島御児神社】職業繁栄・悪疫除け・安産の神・海上安全・交通安全祈

宮城県を夫婦で巡るならこちらのプランをおすすめします。「鹿島御児(かしまみこ)神社」は、石巻市の日和山頂上に建立された神社です。「ひよりやまさん」の愛称で市民からも親しまれています。ご祭神は、「武甕槌命(たけみかづちのみこと)」「鹿島天足別命(かしまあまたりわけのみこと)」。職業繁栄、安産、悪疫除け、交通安全、海上安全など多岐にわたってご利益があるといわれています。石巻復興のシンボルでもある鳥居越しからの眺めは、海を望む絶景のロケーション! 桜の名所で名高く、お花見スポットとしても有名です。
翌日の朝は、海に面した高台にある「おしか御番所公園」を訪れ、金華山から昇る日の出を眺めて、2日目の旅をスタートさせましょう。

⑦【宮城県・鳴子温泉神社】縁結び・身体健勝

夫婦で、歴史あるパワースポットを巡る旅に出てみませんか? 「鳴子温泉神社」は、温泉と土地の安寧を祈るために建立された歴史ある神社。鳴子の伝統工芸品であるこけしの供養や献湯式を行う祭典でも知られ、地元住民や観光客から幅広く愛されるパワースポットです。こけしのデザインが入った御朱印や境内に建てられたこけしの碑など、鳴子のこけし文化と歴史を象徴する場所としても有名。古来の信仰が残る神秘的な雰囲気を体感したあとは、温泉街にある「桜井こけし店」で鳴子こけしの絵付け体験をして、旅の思い出を作りましょう。

⑧【秋田県・太平山三吉神社】学問の神様・勝利成功・事業繁栄

秋田へご家族で旅行するならこちらのプランをおすすめします。「太平山三吉(たいへいざんみよし)神社」は、801(延暦20)年に建立された1300年以上の歴史をもつ神社。北海道や東北各地、ブラジル・サンパウロに祀られている「三吉神社」「三吉講」「太平山講」の総本宮として、“みよしさん”や“さんきちさん”の愛称で親しまれています。ご祭神は、「大己貴大神(おおなむちのおおかみ)」「少彦名大神(すくなひこなのおおかみ)」「三吉霊神(みよしのおおかみ)」の三柱。力の神、勝利の神、破邪顕正(はじゃけんしょう)の神である三吉霊神の数多くの霊験により、勝利成功や事業繁栄にご利益があるとされています。地元住民のほか、東北各地や関東など遠方からも参拝客が訪れる有名パワースポットです。
「フレンチレストラン 千秋亭」で日本庭園を眺めながら優雅にランチをしたあとは、「秋田犬ステーション」でキュートな秋田犬に癒やされましょう。

⑨【秋田県・八幡秋田神社】出世開運・勝利祈願・金運上昇・安産祈願/【彌高神社】合格祈願・学業成就

秋田でひとり旅がしたいならこちらのプラン! まずは、秋田の郷土料理店「秋田比内(ひない)地鶏や」で厳選した材料を使った究極の親子丼を味わいます。おなかいっぱいになったあとは、千秋公園内に鎮座する「八幡(はちまん)秋田神社」を訪れましょう。秋田初代藩主・佐竹義宣(さたけよしのぶ)を祀った「秋田神社」と、義宣公の氏神である八幡神社を合祀して現在の名称なりました。戦の神である「八幡神」がご祭神であることから、出世開運や勝利祈願で訪れる方も多いそう。ほかにも金運上昇、安産祈願など幅広くご利益があるとされ、地元住民からも信仰のあついパワースポットです。

八幡秋田神社で勝負運アップを願ったあとは、「彌高(いやたか)神社」へ向かいます。秋田出身の国学者である「平田篤胤大人命(ひらたあつたねうしのみこと)」と「佐藤信淵大人命(さとうのぶひろうしのみこと)」を祀った神社。偉大な学者2人を祀っていることから、学業成就にご利益があるとされ、合格祈願を願って多くの参拝客が訪れます。社務所では、学業成就を祈願した鉢巻や絵馬などがセットになった「合格祈願セット」も販売されていますよ。
最後は、「秋田きりたんぽ屋 秋田駅前本店」で秋田名物きりたんぽ鍋を味わって、旅の思い出に浸りましょう。

⑩【山形県・上杉神社】学業成就・商売繁盛

カップルでパワースポットを巡るならこちらのプラン! 上杉家ゆかりの貴重な品々が収蔵された「米沢市上杉博物館」で米沢藩の歴史を感じたら、上杉謙信公をご祭神とする「上杉神社」へ。戦国最強の武将と名高い上杉謙信公にあやかり、学業成就や商売繁盛にご利益があるといわれるパワースポットです。上杉家の遺品や宝物を多数展示している「稽照殿(けいしょうでん)」は、戦国武将好き必見! 社務所では、「上杉守」や目標達成をご利益とする「なせばなる守」など、上杉家にちなんだ御守が多数販売されていますので、訪れた際にはチェックしてみてくださいね。
上杉神社は桜の名所としても有名。毎年4月29日~5月3日の日程で開催される「米沢上杉まつり」は、1000人以上の甲冑行列が練り歩く「上杉軍団行列」のほか、戦国史上最大といわれる戦いを再現した「川中島合戦」など、多くのイベントで沸き返ります。

⑪【福島県・土津神社-こどもと出世の神さま-】家内安全・健康長寿・立志出世・学業成就・良縁成就・商売繁昌・除災安全

ご家族やお子さん連れでも楽しめるプランなら、こちらがおすすめ。最初に訪れるのは、会津藩主の居城である「鶴ヶ城」。城の歴史を学べる体験型デジタルアート「鶴ヶ城 光の歴史絵巻」はお子さん連れの旅にもおすすめです。鶴ヶ城の歴史に思いを馳せたあとは、会津藩祖・保科正之公を祀る「土津(はにつ)神社」を訪れましょう。ご祭神の保科正之公の功績により「こどもと出世の神さま」と呼ばれ、健やかな成長や家内安全、立志出世、学業成就、良縁成就、商売繁昌などさまざまなご利益があるといわれています。土津神社は戊辰戦争で一度は消失したものの、1880(明治13)年に再建。400年近い歴史があり、神聖な雰囲気が漂うパワースポットです。由緒ある神社をあとにし、夜は磐梯(ばんだい)朝日国立公園内の隠れ家的ホテル「HOTELLI aalto」に宿泊して旅の疲れを癒やします。

⑫【福島県・伊佐須美神社】事業育成・縁結び・厄除け・交通安全

親子でパワースポット巡りをして癒やされませんか? 「伊佐須美神社」は、2000年以上の歴史を誇る会津文化の発祥であり、会津の総鎮守とされる神社。会津藩祖・保科正之公をはじめ、歴代の藩主からもあつい信仰が寄せられました。現在では、東北地方の古大社である岩代国一之宮ならびに国家鎮護神として、全国から参拝客が訪れる有数のパワースポットになっています。ご利益は、運や縁結び、事業育成のほか、交通安全、厄除けなど。八方除東北総鎮護と称えられ、2020(令和2)年には148年ぶりに、疫病方除の守護をお祈りする「疫神齋(やくじんさい)」が復活しました。
歴史ある神社でパワーチャージしたあとは、寺町の風情を残す「旅館内田屋」に宿泊し、地元食材を使った郷土料理に舌鼓を打ちましょう。

⑬【福島県・山津見神社】厄災除け・交通安全

友だち同士で福島へ日帰り旅をするならこちらのプランをおすすめします。まずは、「山津見神社」を訪れましょう。白狼に導かれた源頼朝が、凶賊・橘墨虎(たちばなのすみとら)を捕らえたという伝説を名前の由来とする虎捕山(とらとりやま)の中腹に位置し、全国的にも珍しいオオカミ信仰の神社です。山の神「大山津見神」を祀っており、ふもとの拝殿には、狛犬ならぬ白狼の像が鎮座しています。

拝殿の天井には、200枚を超えるオオカミの天井絵が見られます。こちらは、2013(平成25)年の火災で一時消失していますが、原画をもとに東京藝術大学の学生たちによって復元されました。1枚ごとに表情の違うオオカミの絵は見ごたえ抜群! 神社であまり見る機会のない御守の自動販売機も設置されているので、気になる方はチェックしてみて。お昼は、“すべて手作り”をコンセプトとする「カフェ サチエダ」で本格石窯ピッツァを味わってみてはいかがでしょうか。

⑭【福島県・子鍬倉神社】衣食住の神・殖産興業・商売繁盛

夫婦でご当地グルメと神社巡りをするならこちらのプラン! 「子鍬倉(こくわくら)神社」は、 “県社”での愛称で親しまれ、延喜式内磐城(えんぎしきないいわき)七社のひとつです。ご祭神は食物を司る神である「倉稲魂命(うかのみたまのみこと)」。養蚕がさかんだったことから、「子」は蚕(衣)を、「鍬」は農具(食)を、「倉」は住居を意味し、ご祭神の神徳である「衣食住」を表しています。殖産興業、商売繁盛などにもご利益があるそう。神社周辺は緑が多いので、神聖な空気を感じながら散策するのもおすすめですよ。パワースポットで癒やされたあとは、鮮魚専門店直営の回転寿司「いわき海鮮寿司 おのざき ラトブ店」で鮮度抜群のお寿司を堪能しましょう。

東北のパワースポットでエネルギーチャージをしよう!

今回は、東北エリアのパワースポットを巡るプランを14選紹介しました。東北地方には、神々しいエネルギーに満ちたパワースポットがたくさんあります。今回お届けしたパワースポットは、特色豊かでご利益の期待できる神社ばかり。運気を上げたい時やエネルギーチャージしたい時に訪れてみてはいかがでしょうか。

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旅色編集部 いたがき

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記事企画・監修:旅色編集部 いたがき