- 日帰り
小豆島・高松を車なしで観光 香川のご当地グルメを巡る日帰り旅
小豆島、高松(香川県)
予算:7,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
更新日:2024/05/25
香川のご当地グルメは「うどん」だけじゃない! 瀬戸内海に浮かぶ温暖な小豆島は、オリーブやフルーツの栽培のほか、そうめんや醤油、胡麻油なども有名なエリア。映えスポットもたくさん点在しています。ラストは骨付鳥で決まり!
手延べ麺お食事処 銀四郎

手延べ麺お食事処 銀四郎
生そうめんはモチモチ食感

生そうめん製造中

直売所&店舗入り口

生そうめん

店舗外観
製麺技能士の資格を持った熟練の職人が作る伝統的な手延べそうめん。工場直営の食事処で美味しいそうめんがいただける。特に人気なのは「生そうめん」。家庭で食べる乾麺とは違う、もっちりプリッとした食感が新鮮。
椿 TSUBAKIのおすすめポイント
- ★ 土庄港からすぐの場所にある製麺所と食事処です。本社と工場があり、「実際に食べてみたい」という声を反映して、2016年に誕生しました。午前中から営業しているので、朝そうめんからスタートできますよ。プチプチ食感が楽しい「黒ごまそうめん」、小豆島産オリーブ果肉を練りこんだ「オリーブそうめん」もぜひ
- ★ 要予約で工場見学&箸分け体験も可能。直売所もあるので、小豆島ご当地グルメのお土産にもおすすめです。生そうめんは乾麺に比べると賞味期限が短いので要注意。発送の際はクール便で!
- ★ 小豆島の手延べそうめん作りは、420年余りの歴史があります。奈良の三輪で製法を学んだ人が島内に広め、当時、冬の農閑期にさかんに作られてきました。小麦、塩、食用油などの良質な材料があり、雨が少なく温暖な気候が天日干しに向いていたのです。製造に欠かせないのが、小豆島で生産されていた胡麻油。麺に塗りながら伸ばしていく行程があり、それが乾燥時のくっつきやザラつきを防ぎ、ツルッとしたなめらかさとモチッとした食感に仕上げてくれます
道の駅 小豆島オリーブ公園
瀬戸内海を見下ろす小高い丘に、約2,000本のオリーブ畑が広がる複合施設。ギリシャ風車、約120種類のハーブを栽培する「花と香りのガーデン」、オリーブ公園産オイルが味わえるレストラン、宿泊ロッジ、日帰り温泉施設などが揃う。
椿 TSUBAKIのおすすめポイント
- ★ カフェとレストランもあり、オリーブやオリーブオイル、オレイン酸が豊富なオリーブ牛やハモなど、小豆島産の食材を使った料理やスイーツがいただけます。園内のハーブ類を使った自家製コーディアル(シロップ)のドリンクもおすすめ
- ★ 小豆島は数々の映画やドラマのロケ地になっている島。ここでは映画のセットがそのまま雑貨店となって営業しています。「オリーブ記念館」では「魔法のほうき」の無料貸出があり、公園内での持ち出しもOK。ほうきにまたがって、好きな場所で“空飛ぶ写真”を撮影しちゃいましょう。うまく撮るコツは、ふわっと真上に浮かぶイメージでジャンプして、カメラを連写すること!
- ★ 香川県の県花・県木はオリーブ。実は、日本で初めてオリーブの栽培に成功したのが小豆島なのです。幕末~明治時代にかけて、横須賀や神戸に苗木が植えられたものの、長続きせずに終わりました。その後、日本で水揚げされる魚をオリーブ漬けにして輸出するため、政府が国産オリーブオイルの生産を目指し、1908(明治41)年に香川県・三重県・鹿児島県で試験栽培を開始。そのなかで唯一、小豆島のオリーブだけが成功し、大正時代の初めには搾油できるようになりました。現在は、日本産オリーブの出荷量の約97%を、小豆島産が占めています
ヤマロク醤油(見学)
明治初期に建てられた「もろみ蔵」は、国の登録有形文化財。予約不要で見学することができる。併設の「やまろく茶屋」では、醤油をかけて味わうアイスクリームや、醤油プリンなども。熟成発酵の醤油の味を楽しみたい。
椿 TSUBAKIのおすすめポイント
- ★ 蔵見学をする場合は絶対に納豆を食べないで! 全量木桶仕込みの天然醸造なので、木桶や蔵の壁・梁(はり)に住みつく酵母菌・乳酸菌が100種類以上いるのですが、それらは納豆菌にだけ弱いのです。静寂に包まれ、“もろみ”の香りがする蔵の中は独特の空間。五感で醤油を感じてくださいね
- ★ 醤油の旨味は大豆の熟成の途中で増えていきます。一般的な醤油に比べ、長く熟成させることにより、塩分濃度は低く旨味は強い、美味しい醤油が生まれます。全国のプロの料理人たちも愛用していますが、家庭でもこれを使うだけで普段の料理がグレードアップしますよ
- ★ 温暖な小豆島の気候は醤油造りに適していました。現在も、20軒ほどの醤油メーカーでは、1,000本以上の木桶が現役で使われています。長年、蔵に住みついている微生物が、それぞれ違う美味しい醤油を造っています。木桶は100年以上使えますが、全国的に木桶を作る職人も減っており、「ヤマロク醤油」では木桶作りや人材育成なども行っています
MINORI GELATO

MINORI GELATO

小豆島の旬が味わえるジェラート(現地にて撮影)

殿堂入り! 「しょうゆクランブル」(現地にて撮影)

さまざまなフレーバーのジェラートが

店舗外観(現地にて撮影)
イタリアンシェフが生み出す、小豆島の素材を活かした人気ジェラート。島内で栽培された柑橘類やイチゴなどのフルーツから、オリーブ、醤油などの変わったフレーバーまで揃う。
椿 TSUBAKIのおすすめポイント
- ★ こちらのお店は、2016年瀬戸内国際芸術祭で企画された「Shodoshima Gelato Recipes Project by カタチラボ」というアート作品として誕生しました。オーナーの渋谷さんは、2011年に小豆島にご夫婦で移住したイタリアンのシェフ。店名の「ミノリ」は「小豆島の実り」という意味に加えて、イタリアの地名から。旅行で滞在した「ミノーリ」という街の菓子店で感銘を受けたことがきっかけだったそうです
- ★ 外観からはジェラートショップだと想像がつかない、古民家風の建物。使われていなかった米倉庫をリノベーションしたものです。草壁港バス停からすぐの場所に位置しているので、レンタカーなしでも行けちゃいます。もちろん駐車場もあるので、車利用の方もOK。晴れた日は、外へ出て海を眺めながら食べるのも気持ちが良いですよ
- ★ 私のおすすめフレーバーは「オリーブ」。ミルクジェラートに新漬けオリーブが入っていて、小豆島ならではの味です。一番人気の「しょうゆクランブル」は、杉桶仕込みの「ヤマヒサ」の天然醸造醤油を使用。甘塩っぱいフレーバーにザクザクしたクランブル(そぼろ状にした生地のこと)がクセになります
- ★ 時期によっては、トマトやアスパラガス、赤しそなどの変わり種も! ほかにも、バニラ、ミルク、ミルクチョコレート、オリーブ、キウイ、イチゴ、レモン&ミント、甘夏、醤油、酒粕などが揃っています。オンラインショップもあるので、お取り寄せも可能です
骨付鳥 寄鳥味鳥(よりどりみどり)

骨付鳥 寄鳥味鳥(よりどりみどり)

骨付鳥に合う日本酒やビールと一緒に!(現地にて撮影)

郷土料理のしょうゆ豆(現地にて撮影)
旨味がしっかり染みたとり飯(現地にて撮影)

洋風なインテリアの店内

店舗外観
地元の人から支持が高い、行列必至の骨付鳥専門店。香川県産骨付き鶏肉をスチームオーブンで焼き上げ、表面はパリッと中はジューシーに。程よくスパイシーな味付けは老若男女問わず人気で、ビールにもご飯にも合う。
椿 TSUBAKIのおすすめポイント
- ★ 1986(昭和61)年創業。こちら、以前は喫茶店だったそうで、店内のインテリアにその名残を感じます。カウンターもあるので、ひとり旅でも安心。予約は平日のみ、4人以上から可能です。土・日・祝日は順番で案内してくれるので、早めに行って並びましょう
- ★ 骨付鳥は「親」と「若(ひな)」の2種類。一般的には、塩胡椒・ニンニクなどでスパイシーな味付けが基本ですが、こちらのものは比較的マイルドな味付け。老若男女を問わず人気です
- ★ しっかりした歯応えで、噛むほど旨味が出てくる親どり。柔らかくてジューシーな、お子さんでも食べやすい若どり。その両方を楽しんでみて。そして、メニューにはありませんが、白いご飯の注文もぜひ。裏メニューで、残った鶏の油にご飯を絡めると背徳の味わいです(笑)。香川の当地グルメ「しょうゆ豆」もおすすめ!
- ★ 1950年代、香川県丸亀市が発祥の骨付鳥。ある居酒屋の店主が、ハリウッド映画で女性が骨付きフライドチキンを豪快に食べるシーンを見て、「こんな料理をお客さんに提供したい」と試行錯誤の末に生まれました。現在では、香川県内に170店舗以上の骨付鳥のお店が点在しています
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