- 日帰り
長野・松本へ日帰り観光 国宝松本城や老舗のそばを堪能
松本(長野県)
予算:5,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格になります。
更新日:2024/06/15
漆黒の天守を持ち、その見た目から「烏城」とも呼ばれる松本城。国宝5城のひとつで、また現存12天守のひとつでもある城郭を中心に、松本を日帰りで観光します。当時の歴史に想いを馳せながら、お城の魅力をたっぷり満喫。地元で100年以上続く老舗の絶品そばも堪能します。
松本市立博物館

松本市立博物館

併設カフェ:High-Five COFFEE STAND Matsumoto City Museum

エントランス

展示例①
展示例②
明治39(1906)年に「明治三十七、八年戦役紀念館」として開館。それ以来100年以上の歴史を誇り、長野県内で初めて博物館法による登録を受けた博物館。名称や所在地の変更を繰り返し、2023年10月に「松本まるごと博物館」の基幹施設として現在地に移転新築し開館。
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【住所】
長野県松本市大手三丁目2-21
- 【TEL】 0263-32-0133
- 【営業時間】 <1F>9:00〜21:00、<子ども体験ひろばアソビバ!>9:00〜17:00、<2・3F>展示室9:00〜17:00 ※展示室のチケット販売および「アソビバ!」への入室受付は16:30で終了
- 【定休日】 <1F>毎月第3火曜日(祝日の場合は翌平日)、<子ども体験ひろばアソビバ!>毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)、<2・3F>展示室:毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~翌年の1月3日まで) ※臨時休館あり ※会館情報は公式HPで要確認
- 【料金】 大人(18歳以上):500円、大学生:250円、高校生以下または18歳未満:無料、市内在住の満70歳以上:無料 ※大学生は学生証の提示必須 ※無料対象者は生年月日のわかる物の提示必須 ※障害者手帳などを所持(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳など)している場合、本人及び介護者1名まで無料 ※詳細は公式HPを参照

佐藤颯竜のおすすめポイント
- ★ 館内には多くの貴重な資料が収蔵されています。重要文化財の「孔雀文磬(くじゃくもんけい)」や「七夕人形」、国重要有形民俗文化財の「民間信仰資料」「農耕用具」コレクションをはじめ、その数は約11万点以上。常設展示のほかに、特別展示でしか見ることのできないものもあり、訪れる度に面白さがあります
- ★ 「交流の場」としての姿も併せもつ、多様な魅力にあふれた新しい博物館。施設内には併設のカフェをはじめ、講堂や会議室などもあります。松本の歴史を学んだあとは、1階のカフェでひと休みしていきましょう

佐藤颯竜のおすすめポイント
- ★ 創業以来100年以上続く、老舗そば店。長い伝統を受け継いできた「こばやしのそば」は、そば粉8、つなぎ2で作る二八そば。消化の良い国内産のそば粉をより純粋に近い状態で使用し、「手で練り」「手で伸し」「手で切る」ことを忠実に守り続けています。そんな伝統を受け継ぐ逸品をお楽しみください
松本城(天守及び本丸庭園内)

松本城(天守及び本丸庭園内)

黒門枡形(現地にて撮影)

黒門(現地にて撮影)

本丸:俯瞰(現地にて撮影)

月見櫓からの眺望(現地にて撮影)
石川数正とその息子の康長により築城された近世城郭。松本のランドマークでもある現存の天守群は「現存12天守」のひとつであり、全国に5つしかない国宝の天守でもある。

佐藤颯竜のおすすめポイント
- ★ 松本城の天守群は、都内から一番近い国宝天守。連結複合式といわれる構造をしています。現存する5重6階天守としては日本最古の大天守をはじめ、乾小(いぬいこ)天守と渡櫓(わたりやぐら)、辰巳附櫓(たつみつけやぐら)と月見櫓の全5棟から形成されています。大天守だけが国宝と思われがちですが、これら5つすべてが国宝。連結複合式天守として国宝に指定されているので「天守群」なんです
- ★ 全5棟で構成される天守群ですが、初期は、大天守と乾小天守、そしてこれらを繋ぐ渡櫓の3棟からなる構造でした。この3棟は、戦国時代末期に造られたもの。鉄砲狭間(ざま:鉄砲や弓を放つための小さな窓)及び矢狭間が115カ所設置されているなど、鉄砲戦を意識した戦闘色の強い機能を多く備えています
- ★ 一方、辰巳附櫓と月見櫓は、約40年後の江戸時代初期・平和な時代に造られました。そのため、戦う機能をほとんど備えていません。ぜひ、二つの時代背景に注目し、特徴の違いをお楽しみください!
- ★ 360度を水堀で囲われている松本城の本丸。まるで孤島のようになっており、このエリアへの入り口は、北側・南側・西側の3つ。ですが現在では、南側の黒門からしか入ることができないため、入り口は実質ひとつだけなんです。天守を見学後は、ぜひ時計周りにグルっと周ってみましょう。西側と北側の入り口を水堀越しに見てから「二ノ丸御殿跡」へお進みください

佐藤颯竜のおすすめポイント
- ★ 二ノ丸御殿跡はその名の通り、二ノ丸御殿があった場所です。建設当初は松本城の副政庁として機能。本丸御殿の焼失後は、そのすべての機能が二ノ丸御殿に移され、本政庁として利用されました。藩主が居住した空間でもあり、約1900坪の敷地に50もの部屋がある、広大な御殿だったそうです
- ★ 松本城の太鼓門は「太鼓門枡形一ノ門」ともいいます。枡形とは、その名の通り枡のような形をしている空間で、食い違うように配置された2つの城門を、石垣や土塁で囲むことにより四角形の区画を形造っています。松本城の太鼓門は、内側の櫓門である一ノ門と外側の高麗門であるニノ門を、石垣と城壁で取り囲むことにより枡形を形成しています。ちなみに太鼓門の名称は、門の北側門台にあった太鼓楼が由来。鐘と太鼓が備えられた施設で、時を知らせたり家臣に情報を伝える役割を果たしていました
- ★ 太鼓門枡形の一ノ門にある「玄蕃石(げんばいし)」もお忘れなく。松本城最大の石であり、その重さはなんと約22.5トン! 「玄蕃」という名称は、時の城主である石川康長にちなんだもの。また、復元された現在の太鼓門には樹齢400年の檜が、梁には樹齢140年の松が使用されています。石と木材の両方に注目してみてください

佐藤颯竜のおすすめポイント
- ★ 2023年にオープンしたカフェ。1杯ずつハンドドリップで提供される、こだわりのコーヒーをいただけます。使用している豆は、松本市の隣・朝日村の焙煎所で自家焙煎したもの。オリジナルブレンドの「ティプシーブレンド」に加え、2・3カ月単位で替わる5種類の豆を味わえます
- ★ スイーツメニューも充実し、さまざまなコーヒーとの組み合わせも楽しめます。「ティプシーブレンド」とティラミスの組み合わせがイチオシです
- ★ リノベーションした店内は、特徴的な白タイルの床に木の温もりを感じる内装。テーブル席とカウンターがあり、カウンターからは目の前を流れる女鳥羽川が眺められます。リバーサイドカフェならではの、ゆったり時間が流れるひと時をお過ごしください
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