- 日帰り
名古屋名物をサイクリングで巡る日帰り旅行。円頓寺商店街も満喫
名古屋(愛知県)
予算:3,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
更新日:2024/03/13
シェアサイクルを利用して、名古屋名物や穴場の観光スポットを巡りませんか? 名古屋最古の喫茶店でモーニングを味わい、江戸の風情漂う街並み「四間道」や、レトロモダンな建築の洋館を見学。名物“天むす”も堪能して、絶景の日本庭園「徳川園」へ。サイクリングで楽しむ日帰りプランです。

土庄雄平のおすすめポイント
- ★ 名古屋には、シェアサイクルサービスが3つあります。そのなかで唯一、分単位の料金設定を採用しているのが、こちらの「Charichari(チャリチャリ)」。特に、10〜30分でさまざまなスポットを巡る“チョイ乗り”にはおすすめです
- ★ 利用の際は、あらかじめスマートフォンにアプリをダウンロードし、支払い方法を登録しておきます。スマートフォンで自転車のロック部分に付いているQRコードを読み取れば、すぐに利用可能!
- ★ メリットは、名古屋駅周辺に数多くのサイクルポート(駐輪場)が点在していること。そのため、周辺スポットを訪れる際は、自転車をいったん返却してからの観光も可能です。その間はもちろん料金が発生しないので、これは嬉しいポイント
- ★ アプリでは、今すぐ利用できる自転車の台数が表示されます。残数が0の場合は、ほかのポートからスタートしましょう

土庄雄平のおすすめポイント
- ★ 「四間道(しけみち)」と「円頓寺(えんどうじ)商店街」は地下鉄の駅から少し離れており、穴場のエリア。機動力のあるシェアサイクルを利用すれば、手軽にアクセスできます
- ★ なかでも四間道は、かつての名古屋城下の景観が残っており、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気。歴史情緒を楽しめます
- ★ ちょっとしたところにも、歴史の軌跡や、「屋根神様:民家の屋根にまつられた小祠」などの風習が間見られます。狭いエリアだからこそ、宝探し気分でサイクリングするのが楽しいです
- ★ 町中の一角に、小さな赤い鳥居を発見! 可愛らしいので、ぜひ写真に収めてみてくださいね

土庄雄平のおすすめポイント
- ★ お店のすぐ横にサイクルポートがあるので、シェアサイクルを一旦返却して喫茶店へ
- ★ 名古屋といえば、喫茶店のモーニング。こちらでは、飲み物をオーダーすると、A〜Cの3種類から選択できます。おすすめは「Bモーニング」。ふわふわで食べ応えのあるトースト、優しく甘い味わいのあんこ、シンプルなゆで卵が組み合わさった王道メニューです
文化のみち橦木館(しゅもくかん)
文化のみち橦木館(しゅもくかん)
時が止まったような台所
2階の娯楽室にはユニークなステンドグラスも
どこを切り取っても絵になる洋館
今でも現役で使える当時のシャワー
敷地内にあるサイクルポート
陶磁器商として活躍した井元為三郎(いもとためさぶろう)の旧邸宅。名古屋城から徳川園まで続く“文化のみち”を構成する施設のひとつで、名古屋の近代化の歩みを伝えてくれる貴重な場所。

土庄雄平のおすすめポイント
- ★ 見どころは、洋館2階のステンドグラス。ここにはスペード、クローバー、ダイヤ、とトランプの柄が採用されていますが、ハートの柄はありません。その理由は、「ハート(幸せ)は自分の心の内にあるもの」という井元氏の考えが表れているのだそうです
- ★ 和館の台所は、“リアルジブリの世界”と驚かれる方も多い空間。タイル張りの流し台に、年季の入った食器棚、中央に据えられた羽釜など、まるで時が止まったかのような空間が広がります。下から火をかざすトースターや、彫刻作品のようなアイロンなど、昔ながらの生活道具も見応えたっぷり
- ★ 戸の格子や持ち手の形状、ガラスの加工、意匠など、建物の随所にこだわりが見られます。手間とお金のかかる貴重なものも多く、現代では手がけるのが難しい職人技の数々。装飾の施された館内のお手洗いも、利用時にぜひチェックしてみてください

土庄雄平のおすすめポイント
- ★ 「紅茶のクリームソーダ」は、自家製ティーソースで作り上げたティーソーダに、大須の名店「ぼのむどぅねーじゅ」のジェラートが乗った一品。ティーソーダは、華やかな香りが心地よく、スッキリとしていながら優しい甘さ。ジェラートを溶かせば、よりミルキーな美味しさが加わりますよ
- ★ パンケーキには、自家製のティーソースをかけて。焼き立てのパンケーキは、外はふわふわ、中はモチモチ食感。中央の窪みに添えてあるバターが染みて、間違いのない美味しさです。ひとくちいただけば、どこか懐かしい素朴な甘さの虜に

土庄雄平のおすすめポイント
- ★ 名古屋名物の天むすには、2大ブランドがあります。ひとつは、こちらの「地雷也」さんで、もうひとつは「千寿」さん。大きな違いは、エビ天がおむすびから見えているかどうか。エビ天が上部から見えているものは「地雷也」さん、お米に包まれて見えないものが「千寿」さんです。
- ★せっかくなら、駅弁でもあまり見かけない天むすを購入しましょう。おすすめは「高菜天むす」。程よい塩加減のもちもちとしたお米と、プリッとした醤油味のエビ天、高菜のアクセントが効いており、食べ進める手が止まらない唯一無二の美味しさです

土庄雄平のおすすめポイント
- ★ 園内で筆者のおすすめの場所は、虎の尾〜大曽根の瀧の区間。深山幽谷を思わせる地形と美しい渓流のコラボレーションが素晴らしいです
- ★ 秋にはあふれるような紅葉が包み込み、名古屋にいるとは思えない絶景が広がります。虎仙橋(こせんきょう)から角度を変えて眺める、虎の尾の景色も見事
- ★ 龍仙湖の周囲をめぐる散策路にはベンチが設置されています。お気に入りの場所を見つけて、先ほど購入した天むすをいただきましょう。風光明媚な庭園を眺めながら味わう天むすは、最高ですよ。こうした楽しみ方を手軽にできるのも、シェアサイクルの魅力ですね
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