- 日帰り
気仙沼で地元御用達のグルメ旅。海鮮にスイーツにビールも!
気仙沼(宮城県)
予算:5,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
更新日:2023/08/30
日本屈指の港町・気仙沼へ! フカヒレ、カツオ、サンマ、メカジキ、ホヤなど海の幸はもちろん、震災を乗り越え、地元の人々が愛するご当地グルメを紹介します。気仙沼初の喫茶店や、全国にファンがいるクラフトビール醸造所なども訪れ、日帰りで地元の魅力にたっぷり触れてください。
鶴亀食堂

鶴亀食堂

日替わり定食(中落ち丼)

メカジキの煮つけ

黒板には魚を水揚げした漁船の名が

鶴亀食堂外観

鶴亀の湯(男湯)
トレーラーハウスの商店街「みしおね横丁」にある、漁師のための食堂&銭湯。一般の人も利用可能。気仙沼で水揚げされたカツオやサンマ、メカジキなど鮮魚を使った刺身や海鮮丼などが味わえる。
椿 TSUBAKIのおすすめポイント
- ★ 日本屈指の港町、気仙沼。水揚げする船の約7割は他県からやって来ます。店内の黒板には、その日の日替わり定食の内容のほか、使用している魚を水揚げした漁船と都道府県名が書かれています。カウンターのお隣りに座っているのは、その船に乗っている漁師さんかもしれませんよ!
- ★ メニューにはお酒もあります。気仙沼といえばカツオやサンマが有名ですが、脂がのったメカジキも最高。車を運転する人には申し訳ないですが、メカジキの煮つけ&ビールはぜひ試してほしい組み合わせ。イベント時などは夜営業があったりと、営業時間やメニューが変わることがありますので、最新情報はSNSをチェックして
- ★ 併設の「鶴亀の湯」は漁師さん以外も利用できます。その際はスタッフにお声掛けを。遠洋漁業は約1年を海の上で過ごし、船のお風呂は海水です。かつてはこちらに、水揚げを終えた漁師さんたちを癒やした老舗銭湯がありましたが、震災後の再建を断念し廃業しました。それから2年後、「せっかく遠くから来てくれる漁師さんのためにお風呂と朝食を提供したい」と有志が結集。助成金やクラウドファンディングを利用して資金調達してできたのが「鶴亀食堂」。趣旨に賛同したメンバーで作り上げた商店街が「みしおね横丁」です
椿 TSUBAKIのおすすめポイント
- ★ 気仙沼と関わりの深いサメや、海と生きる人たちと町を知る展示など、気仙沼を知るために欠かせない「シャークミュージアム」。マイナス20℃の世界を体感できる「氷の水族館」も併設されています。ちなみに「氷の水族館」では、防寒着の無料貸し出しもありますよ
- ★ 気仙沼は水産業で栄えた町。内湾エリアには「冷蔵庫創業の地」という石碑があります。水揚げされた魚を長期保存するための、日本における冷凍事業のはじまりの地なのです
- ★ 市場直結の鮮魚店には、フカヒレやアワビ、ホタテなど三、陸の海の幸がズラリ。水揚げの状況によりますが、ほかの地方ではなかなか見かけない、マンボウやハーモニカ(メカジキの背びれ部分)などが並ぶのは気仙沼ならでは! 覗きながら歩くだけでも楽しいですよ。日持ちするフカヒレのスープやオイスターソースなどの加工品も多く、お土産探しにぴったり。もちろんクール便での発送も可能です
- ★ 2階には海鮮が気軽に楽しめるレストランや回転寿司店も。また「気仙沼観光サービスセンター」では、市内だけでなく近隣の観光地の情報も気軽に相談してみてくださいね
道の駅 大谷海岸(おおやかいがん)

道の駅 大谷海岸(おおやかいがん)

展望デッキからの眺め

産直市

人気のクリームサンドはオリジナルパッケージ
展望デッキからの眺めが素晴らしく、アニメ映画のモデルになっている場所。季節の野菜や果物、魚介、オリジナル商品も揃う産直市をはじめ、「ふかひれ姿煮ラーメン」や「サメかつバーガー」などが味わえるレストラン・カフェも。
椿 TSUBAKIのおすすめポイント
- ★ 可愛いマンボウが目印の道の駅。この辺りは定置網漁法が行われいて、マンボウがひっかかることがよくあります。定置網漁法とは、岸深の沿岸の海中に網を固定し、回遊性の魚を待ち受けて獲る漁法です。震災前は、道の駅内の水槽でマンボウが飼育されていました。昔から町のシンボルとして愛されているキャラクターなのです
- ★ 東日本大震災による津波により、砂浜は焼失。「海水浴場に日本一近い駅」だったJR気仙沼線大谷海岸駅と道の駅も、甚大な被害を受けました。仮設店舗での営業、防波堤や国道のかさ上げ工事を経て、2021年3月にリニューアルオープン。現在は、JRの代わりとなったBRT(バス高速輸送システム)の発着のため待合所も完備。公共交通機関を利用する人たちにも便利な場所です
- ★ 個人的なおすすめは、ご当地パンの「クリームサンド」。ふわふわコッペパンにピーナツクリーム、コーヒークリーム、ごまクリーム、いちごクリームなどがはさまっています。お土産店やスーパーでも購入できますが、ここでは可愛いサメが印刷された、道の駅オリジナルパッケージが販売されています。売り切れるのが早いので、見つけたらぜひ手に取ってくださいね
喫茶マンボ

喫茶マンボ

カルビ丼セット

Wチャーシューメン

パフェとクリームソーダ

昭和レトロ感満載の店内

この看板が目印!
震災復興のシンボル的存在。コーヒーだけではなくラーメンやカルビ定食までメニューが豊富。季節限定の「名物いちごババロア」は、それを目当てに県外からも多くの人が訪れる。
椿 TSUBAKIのおすすめポイント
- ★ ランチ、ティータイム、夜の食事とお酒も揃う人気の喫茶店。老若男女に愛されており、近くのサラリーマンがランチ、高校生カップルがデート、漁師さんがビールを楽しむ姿も。ラーメンやキムチはテイクアウトも可能なので、お土産にもおすすめです
- ★ 冬から春は名物いちごババロア&いちごパフェ、夏は鰻に冷やし中華、秋はマロンパフェや味噌ラーメンなど、季節の大人気メニューがあります。なかでも、気仙沼いちごをたっぷり使用したいちごババロアは、新聞に告知の広告が出ると、地元の人たちが浮き立つほどの人気ぶり!
- ★ 昭和26(1951)年に気仙沼初の喫茶店として創業。東日本大震災で全壊しましたが、キムチ工場は無事だったそう。しばらくの間、青空市でキムチを販売していたところ、口コミで広がり人気に。その後は仮設商店街で営業し、2014年に現在の地に再建されました。昔の雰囲気をなるべく残すようにしたモダンな内装は、まるで昭和にタイムスリップしたかのような気持ちにさせてくれます。地元の人はもちろん、復興ボランティアや観光の人々の胃袋を支えながら、現在に至ります
Black Tide Brewing Tap Room

Black Tide Brewing Tap Room

タップルーム

クラフトビール

缶ビールも販売

飲み比べセット

醸造所
全国にファンがいる気仙沼発のクラフトビール醸造所と、常時6~8種類の樽生ビールが飲める併設のタップルーム。4種類の飲み比べセットもあり。缶ビールやオリジナルグッズも販売している。
椿 TSUBAKIのおすすめポイント
- ★ 「Black Tide(ブラックタイド)」とは、英語で黒潮のこと。スタンダードなIPAやペールエールなど以外にも、今しか飲めないビールがズラリ。地元の日本酒蔵元「男山本店」とコラボし、宮城県産ひとめぼれと米麹を使用したメニューも。また、気仙沼のゆるキャラ「ホヤぼーや」のラベルや、ハロウィン限定の黒ビールなどもあり、100種類以上のレシピが存在します
- ★ 醸造責任者ジェームズ・ワトニーさんは、アメリカ・ポートランドでクラフトビールの醸造に携わり、三重県の「伊勢角屋麦酒」を経て、自然と人に魅了され気仙沼へ。震災からの復興を目指していた地元企業や飲食店、街づくりに携わる人、全国のブリュワリーの協力を得て、世界に通用するクラフトビールを目指し、2020年に醸造所が誕生。「BLACK TIDE BREWING」という名前は、三陸沖に流れ込む 黒潮 をイメージして名付けられました
- ★ ビールカウンターの前のテーブルと椅子は、施設の共有スペースのため予約はできません。あくまで共有スペースなので、くれぐれも譲り合い精神を大切に!
- ★ 内湾エリアの商業施設「迎(ムカエル)」には、このBTBタップルーム以外にも、ご当地グルメや買い物が楽しめる店舗が並んでいます。周辺のお店で購入したフードの持ち込みが可能なので、先におつまみを調達してからビールを注文するとスムーズ。運転手さんはノンアルコールで我慢してくださいね
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