- 日帰り
横浜ゆかりのグルメを巡る女子旅。ギリシャ料理にナポリタンも!
横浜(神奈川県)
予算:10,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
更新日:2023/03/30
横浜発祥グルメを巡りませんか? 「ホテルニューグランド」でプリン・ア・ラ・モードやナポリタンを、「キリンビール横浜工場」では見学と出来立てビールの試飲を楽しみます。さらに名物「崎陽軒」のシウマイや日本生まれの生チョコも堪能し、国内初のギリシャ料理店で舌鼓を打つひとときを!
コーヒーハウス ザ・カフェ(ホテルニューグランド)

コーヒーハウス ザ・カフェ(ホテルニューグランド)

外観

元祖ナポリタン

元祖プリン・ア・ラ・モード

元祖シーフードドリア

内観
横浜唯一のクラッシックホテル。シーフードドリア、ナポリタン、プリン・ア・ラ・モードの発祥の地。このホテルから全国に広がったメニューを、当時と変わらない味で現在も提供し続けている。
椿 TSUBAKIのおすすめポイント
- ★ ホテルニューグランドは、西洋建築でありながら東洋のエッセンスも加わった歴史的建造物。外国人が“ニッポン”の雰囲気を感じられるような、和洋折衷の造りです。終戦後にGHQ将校の宿舎として接収され、現在もマッカーサーが使用したお部屋が残っています
- ★ プリン・ア・ラ・モードはGHQ接収時代に、将校婦人たちを喜ばせるデザートとして誕生しました。横長の「コルトンディッシュ」というガラス製の器に、アメリカ流のボリューミーな盛り付けが華やか。こちらの器、元々は前菜用でしたが、プリンやアイスクリーム、フルーツを豪華に盛りつけるために使用されました。現在も同じ器で提供されています。元祖プリン・ア・ラ・モードを召し上がれ♪
- ★ 初代総料理長が、体調を崩した外国人客のために作ったのがシーフードドリア。バターライスの上に海老のクリーム煮をのせて、グラタンソースとチーズをかけ、オーブンで焼いたものです。当時、大変喜ばれ、その後レギュラーメニューとなりました。弟子たちがほかのホテルやレストランでも提供するようになったことで、全国に広まった人気メニューです
- ★ ナポリタンもこちらが発祥。当時の米兵が、茹でたスパゲッティにケチャップと塩胡椒を和えて食べていたことをヒントに、2代目総料理長がアレンジを加え考案したメニュー。生のトマトを使用したソースは、茹でて寝かせた麺によく絡み、もちもち食感に。一方でケチャップを使ったナポリタンは、同じく横浜・野毛にある洋食店「センターグリル」が発祥。こちらの初代シェフは、ホテルニューグランド初代総料理長が経営していたホテルで働いて、お店を始めました
キリンビール横浜工場

キリンビール横浜工場

麦とホップ

工場内①

工場内②

ショップでしか手に入らないものをゲット!

工場の外観
日本におけるビール発祥の地といわれる横浜。工場見学ツアーに参加すると発酵の仕組みやおいしさのヒミツが学べる。ビールの試飲や工場限定のグッズが購入できるショップも併設されている。
椿 TSUBAKIのおすすめポイント
- ★ 1869(明治2)年、横浜・山手に日本初のビール醸造所「ジャパン・ヨコハマ・ブルワリー」を開設。その後「日本ビール産業の祖」とされるウィリアム・コープランド氏により、「スプリングバレー・ブルワリー」が設立されました。その跡地にジャパン・ブルワリー・カンパニーを創業し、1907(明治40)年に麒麟麦酒株式会社が事業を引き継ぎました。その後1923(大正12)年に関東大震災で工場が倒壊。発祥の地・横浜から離れないよう生麦に移転し、現在も営業を続けています。山手町には現在も、ビール発祥の地を示す「麒麟麦酒開源記念碑」が設置されています。興味のある方は、足を伸ばしてみては?
- ★ 発酵の仕組みから試飲までを見学しましょう! その後はお楽しみの、人気ビール試飲体験が待っています。「ブルワリードラフトマスター(社内資格)」を保持する、ビールの知識や技術を学んだスタッフさんが専用グラスで出してくれますよ。ソフトドリンクも用意されているので、お酒を飲めない方でも安心
- ★ 工場敷地面積は19万平方メートルと、横浜スタジアムの約7.2倍! さまざまな生物がいるビオトープもあり、敷地内を散歩するのも楽しいですよ。「ファクトリーショップ」では工場でしか手に入らない限定商品が販売されていて、お土産探しにもぴったりです。また、工場直送のビールが味わえるレストランも併設されています
崎陽軒本店

崎陽軒本店

フカヒレ姿煮

「イルサッジオ」ではイタリアンが楽しめる

「アボリータム」では英国式アフタヌーンティーも!
1908(明治41)年創業。1928年から変わらぬおいしさのシウマイは、今や名実ともに横浜の名物。本店ではレストランでの食事やショップでの買い物も楽しめる。
椿 TSUBAKIのおすすめポイント
- ★ 「横浜の名物を作りたい」と考案された“シウマイ”。当時、横浜中華街で販売されていた焼売に着目。冷めてもおいしいように、豚肉と干帆立が出合って生まれた豊かな風味が特長です。電車の中で食べやすいようにと、ひと口サイズのシウマイだけの折詰を販売したところ、人気に! その後、1954年に「シウマイ弁当」を発売するやいなや大ヒット。現在もロングセラー商品で、1日約27,000個を販売しています
- ★ 「真空パック」という言葉を生み出したのも、実は崎陽軒。新幹線が開通して、駅でお弁当を窓越しに販売することができなくなり、遠方へのお土産にもぴったりな「真空パックシウマイ」が登場したそうです
- ★ 本店には、中華料理店やイタリアン、英国式アフタヌーンティーが楽しめるティーサロン、チャペル付結婚式場などもあります。また、ビアレストラン「アリババ」のランチバイキングでは、なんとシウマイの食べ放題も! ショップには、王道の「シウマイ弁当」などのほか、オリジナル製品も並んでいるのでお土産探しにもぴったり
- ★ 都筑(つづき)区にある横浜工場では、無料で工場見学ができます。お弁当やシウマイの製造ラインがガラス越しに見学でき、出来立てのシウマイやお菓子の試食が楽しめますよ。3カ月前から予約が可能です。大人気なので、早めに公式サイトでスケジュールをチェックしてみてくださいね
シルスマリア馬車道本店

シルスマリア馬車道本店

馬車道本店の外観

シルスミルク

スノーベリー

竹鶴ピュアモルト生チョコレート

2階カフェの内観
生チョコレート発祥の洋菓子専門店。創業当時の平塚市の店舗で、生チョコレートが誕生した。現在は馬車道に本店を構え、2階にはカフェを併設。持ち帰りをはじめ、チョコレートドリンクやカフェ限定のパフェなども味わえる。
椿 TSUBAKIのおすすめポイント
- ★ 1982年に神奈川県平塚市で創業。濃厚でなめらかな口どけの生チョコレートが人気です。日本における生チョコレートの定義は「溶かしたチョコレートのうちクリームを10%以上加えたもの(チョコレート類の表示に関する公正競争規約)」となっています。原型はスイスで生まれたものですが、1988年にこちらで誕生し「生チョコレート」と名付けられたものが、日本の基準となりました
- ★ ベルギー産をはじめ3種類のチョコレートとクリームで作られた生チョコレート「公園通りの石畳シルスミルク」は、一番人気。また、ウイスキーやワイン、日本酒とコラボした「SAKEシリーズ」や、紅茶の香りが豊かな「TEAシリーズ」、全国の生産者とコラボした「farmer’sシリーズ」など、コラボ商品も多数展開しています
スパルタ

スパルタ

前菜盛り合わせ

ギリシャ料理の王道・ムサカ

外観
日本最古のギリシャレストラン。地中海を思わせる白と青が印象的な店内。魚介類が多いギリシャ料理は、オリーブオイルや塩でさっぱりとした味付けが日本人にも好まれている。日本在住の外国人客にも人気で、訪れるだけで海外気分を味わえる。
椿 TSUBAKIのおすすめポイント
- ★ 元船乗りでギリシャ・スパルタ出身のエリヤス・スカンゾス氏が、1953(昭和28)年に横浜・曙(あけぼの)町で創業。現在のオーナーは3代目で、2011年から現在の地で営業しています。創業当初の港にはギリシャの貨物船の出入りが多く、3,000人以上の船乗りが街にいたため、ギリシャ人コミュニティもあったそう
- ★ 個人的におすすめなのは、タラモサラダやヤギのチーズなどが楽しめる前菜の盛り合わせ、ムサカ(ジャガイモ、ナス、挽肉、ホワイトソースの重ね焼き)、タコのグリル。どれも止まらなくなるおいしさです
- ★ 日本ではあまり見かけないギリシャのお酒が、たくさんそろっています。お酒がお好きな人は、ビールやブランデー、ハーブ風味の地酒、また松ヤニ風味の不思議な味わいのワインなどにもぜひチャレンジを!
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