広島・鞆の浦を巡る観光モデルコース！崖の上のポニョの舞台へ

港町・鞆の浦の絶景を一望

医王寺（いおうじ）

医王寺（いおうじ）

後山（うしろやま）の中腹にある医王寺は、鞆の浦（とものうら）でも2番目に古いとされる寺院。826年に弘法大師・空海によって開基されたと伝えられる。ご本尊である「木造薬師如来立像」は広島県の重要文化財に指定されており、6年に一度のご開帳時にその姿を拝むことができる。

瀬戸内の銘酒が生まれた酒蔵

太田家住宅

太田家住宅

展示

1991年に国の重要文化財指定を受けた、商家の佇まいを残す建造物群。江戸中期から後期にかけて、旧保命酒屋（ほうめいしゅ）・中村家が増築し、明治期に廻船業を営んでいた太田家に継承された。当時の歴史を今に伝える鞆の浦の代表的なスポット。

「いろは丸事件」について学ぼう

いろは丸展示館

いろは丸展示館

展示

1867年のいろは丸と明光丸との衝突事故の遺物を5回におよぶ潜水調査で引き上げ、それらを展示している展示館。沈没状況に関しても、原寸70％の大ジオラマで設置。2階には、衝突事件の際に坂本龍馬らが身を隠した、枡屋清右衛門（ますやせいえもん）宅の一室が見事に再現されている。

鞆港のシンボルタワー

常夜燈（じょうやとう）

常夜燈（じょうやとう）

常夜灯

南に弓状の港を有する鞆の浦は多島海の天然の良港で、豊後（ぶんご）・紀伊水道がぶつかる瀬戸内海の中央部に位置する。江戸期の港湾施設である常夜燈、雁木（がんぎ）、波止場、木造船を整備した焚場（たでば）跡、海の通行税を徴収した船番所（ふなばんしょ）跡がほぼ完全な形で現存しているのは、全国でも珍しい。

ジブリの巨匠・宮崎駿がデザインを手がけた

御舟宿 （おんふなやど）いろは

御舟宿 （おんふなやど）いろは

鯛漬け

築220年の旧魚屋萬蔵宅（うおやまんぞうたく）。幕末に坂本龍馬が談判の場として使用された歴史ある町家を甦らせ、2010年に食事処・宿として営業を始めた。ランチメニューでは、瀬戸内のタイを酒や昆布などに一週間以上漬け込んだ名物「鯛漬け」が提供されている。

まるで額縁の中の絵のよう！

福禅寺（ふくぜんじ） 対潮楼（たいちょうろう）

福禅寺（ふくぜんじ） 対潮楼（たいちょうろう）

対潮楼①

対潮楼②

対潮楼③

福禅寺の客殿。朝鮮通信使の迎賓館として利用され、座敷から見る風景の見事さに、使者は「日東第一形勝（朝鮮から東側で一番美しい景勝地）」と賞したという。いろは丸事件では、坂本龍馬率いる海援隊と紀州藩の交渉の場となった。

しっぽまであんこがぎっしり！

お茶処 仙酔庵（せんすいあん）

お茶処 仙酔庵（せんすいあん）

外観

内観

店舗の隣には江戸後期の豪商・大阪屋の楼閣が建ち、目の前には瀬戸内の海に浮かぶ弁天島を臨むことができる仙酔庵。町並みや絶景を楽しんで、一休みするにはぴったりのスポット。岡山の豆富工房、和菓子工房のこだわりの豆乳とあんこを使ったたいやきは絶品。

ポータブルな能舞台は必見

沼名前神社（ぬなくまじんじゃ）

沼名前神社（ぬなくまじんじゃ）

能舞台

平安時代につくられた「延喜式（えんぎしき）」という法令にも記載されている古い神社。境内にある能舞台は、豊臣秀吉が生前、大切にしていた舞台で、徳川二代将軍から福山藩主水野勝成（かつなり）が賜り、三代水野勝貞（かつさだ）が当社に寄進したもの。国の重要文化財に指定されている。

360度見渡せる絶景スポット

後山公園展望台

後山公園展望台

後山公園展望台からの景色

福山市南部の丘陵地帯を走り抜ける快適なドライブウェイ「福山グリーンライン」を進むと、見晴らしの良い丘の上にある「後山公園」。ここには、展望台がいくつか設置されており、景色を360度見渡すことができる。