【福岡旅行】ゴールデンウィークに訪れたい観光スポット27選

2024/04/29

【福岡旅行】ゴールデンウィークに訪れたい観光スポット27選

九州の文化や経済の中心地・福岡県。九州最大の繁華街である博多・天神エリアをはじめ、観光名所あふれる福岡市をはじめ、門司港で知られる北九州市、フォトジェニックな糸島市、大宰府天満宮が鎮座する太宰府市など、福岡県の見どころは数えきれません。そして4月から5月にかけては温暖で穏やかな天気の日が多くなるため、ゴールデンウィークのおでかけ先にピッタリ。この記事では、福岡県でおすすめの観光スポットを27カ所ご紹介します。どこに行こうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

【福岡市】志賀海神社

海の見える景色に癒やされる神社

「志賀海(しかうみ)神社」は志賀島(しかのしま)に鎮座しており、博多湾の総鎮守として親しまれています。祀っているのは、「綿津見三神(わたつみさんしん)」です。交通安全や災厄祓除(さいやくばつじょ)、病気平癒などのご利益があるとされています。9時から17時まで、お祓いや御祈願を受け付けてもらうことも可能です。境内の遥拝所からは、雄大な海の景色が見えます。美しい眺めに癒やされ、リラックスした時間を過ごせるでしょう。

【福岡市】十日恵比須神社

歴史ある神社で開運を願おう

創建約430年の歴史を誇る「十日恵比須(とおかえびす)神社」。商売繁盛の神「えびす様」と、縁結びの神「だいこく様」を祀っています。特徴的なのが、授与品である「えびす銭」。昔、縁起を担いで神社などから貸し出されていた、福種銭(ふくたねせん)と呼ばれるお金が由来とされています。こちらの神社では、福種銭を「えびす銭」と称し、宝が満つるようにと古銭を1年間貸し出してくれます。このえびす銭で、幸運を願ってみては?

【福岡市】鳥飼八幡宮

めずらしい建築を見られる縁結びの神社

「鳥飼(とりかい)八幡宮」は、約1700年の歴史を持つ縁結びの神を祀る神社です。筑前藩主である黒田家の氏神として敬われてきました。オンライン授与所の設置やメタバース神社の創建など、時代の変化に合わせて新しい取り組みも行っています。2022年には、205年ぶりに社殿の建て替えを実施。デザインや素材、工法が一から再考され、直線を多用した建築様式となりました。この建築様式はほかではあまり見られないため、じっくり見ておくのがおすすめです。

【福岡市】福岡市動植物園

動物園と植物園が、1カ所で楽しめる!

「福岡市動植物園」は約100種類の動物を飼育し、約2,600種類の植物を栽培する施設。動物園と植物園を同時に満喫できる、お得感のあるスポットとして知られています。園内では、キリンやカバ、ペンギンといった人気動物や、アラビアオリックスをはじめとした希少動物を観察できます。また、動物情報館ZooLab(ズーラボ)では、動物の生態を体験型のデジタルコンテンツやワークショップなどで楽しく学べますよ。

【福岡市】のこのしまアイランドパーク

海を背景にして広がる花畑

「のこのしまアイランドパーク」は、能古島(のこのしま)の北側に広がる自然公園です。季節ごとに、桜、ヒマワリ、コスモス、スイセンといった花々が咲き誇ります。公園から海が見え、青い海を背景とした花畑の眺めも堪能できます。園内には斜面を専用のソリで滑り降りる「ロープスキー」やゲートボールのクラブやボールを使って楽しむ「のこのこボール」をはじめとした遊具が満載。ウサギやヤギの触れるミニ動物園もあり、家族連れの方にもおすすめです。

【福岡市】福岡市博物館

見て触って、歴史を感じよう

「福岡市博物館」では、古くからアジアとの交流拠点として発展してきた、福岡の歴史と暮らしを紹介しています。常設展示では、国宝「金印」や民謡「黒田節」の逸話にまつわる名鎗「日本号」を見学できます。定期的に内容が変わる4つの企画展示も見どころ。さらに、アジア各国の楽器やおもちゃで遊べる体験学習室もあります。さまざまな形で先人たちの営みに思いを馳せてみましょう。

【福岡市】大濠公園

池のほとりでのんびり過ごそう

「大濠(おおほり)公園」は、福岡城の外濠(そとぼり)を利用して造られた、外周約2kmの池を中心とした水の公園です。木々が多く緑豊かで、観光客だけでなく市民の憩いのスポットにもなっています。園内では池の周りの散策や、冬期を除けばボートに乗って過ごすことも可能。思い思いの過ごし方で、リラックスした休日をお過ごしください。

【福岡市】シーサイドももち海浜公園

お洒落なビーチですてきな休日を

「シーサイドももち海浜公園」は、福岡タワーの北側に広がる人工ビーチです。白い砂浜と穏やかな博多湾を一望できるのが魅力。近くにはおしゃれなレストランや海に浮かぶ結婚式場があり、都会的な雰囲気が漂います。浜辺ではのんびり歩いたり、ビーチバレーをしたりと、お子さんから大人の方まで楽しい時間を過ごせるスポットです。

【福岡市】海の中道海浜公園

一日中遊べる自然豊かな公園

「海の中道(うみのなかみち)海浜公園」は、約300万平方メートルの広大な敷地を持つ、海に囲まれた公園です。大芝生広場にある1万2,000平方メートルの花畑には、春はネモフィラ、秋はコスモスが一面に咲き広がります。天気が良い日には、色とりどりの花々と青空が織り成す美しい景色を楽しめるでしょう。園内には巨大トランポリンや動物園など多彩な施設があるため、お子さんと遊びに行くのもおすすめです。

【福岡市】マリンワールド海の中道

多彩な楽しみ方ができる水族館へおでかけ!

「マリンワールド海の中道(うみのなかみち)」は、“いつも新しい私になれる水族館”がコンセプトの施設です。九州各県を代表する約350種類・3万匹の生物や、迫力あるイルカとアシカのショーを見られます。パネル展示や体験型ワークショップなど、学べる仕掛けが充実しているのもポイント。九州の海を再現した大水槽や「ラッコプール」、ペンギン・アシカ・アザラシが見られる「かいじゅうあいランド」など、それぞれのエリアで海にいる生き物を身近に感じられる水族館です。

【福岡市】櫛田神社

商店街の近くで、お参りしていこう

「櫛田(くしだ)神社」は、上川端(かみかわばた)商店街の南端近くにある博多の総鎮守。「お櫛田さん」の名で親しまれ、毎年夏に開催される博多祇園山笠のフィナーレを飾る「追い山笠」の出発地点でもあります。境内の博多歴史館では、文化財の山笠の大絵馬をはじめ社宝が展示されています。現代博多人形師らが再現した古代山笠は必見! お買い物や飲食で近くを訪れる際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

【福岡市】福岡タワー

福岡の街並みを見渡そう!

「福岡タワー」は、高さ約234mの海浜タワーです。地上約123mにある展望室からは、福岡市街や博多湾、大濠公園を一望できます。夜間は、タワー塔体が季節にちなんだイルミネーションをまとい、周辺の夜景を煌びやかに彩ります。冬はクリスマスツリー、春は桜など、イルミネーションのモチーフは季節ごとに変化するのも魅力。タワーから見える福岡の街並みは、旅の思い出として記憶に残るでしょう。

【福岡市】ベイサイドプレイス博多

港の近くでイベントやお買い物を楽しもう!

「ベイサイドプレイス博多」は、博多港に隣接する複合施設です。春はお花見、夏はビアガーデンや花火、秋は博多の夜を数万個の灯明で照らす「博多灯明ウォッチング」、冬はカウントダウンパーティやライブなど、四季を通して多くのイベントが開催されます。さらに、九州の新鮮な食材が集まる市場や免税店、天然温泉、アクアリウムのほか、お子さん向けの施設が多数併設され、幅広い年代層が楽しめるスポットとして人気です。

【北九州市】小倉城

見どころいっぱいの名城

「小倉(こくら)城」は、安土桃山時代から江戸初期の武将・細川忠興(ただおき)が、1602年に築いた城です。雄大な天守閣は5階まである体験型の観光スポットになっていて、エレベーターで昇ることが可能。5階の展望スペースからは小倉の街を一望できる360度の眺望が広がり、天守でお殿様になった気分を味わえますよ。ほかにも、小倉城400年の歴史がわかる大迫力のシアターや、「巌流島の戦い」で有名な宮本武蔵と佐々木小次郎を紹介する展示など、見どころ満載です。

【北九州市】足立山妙見宮

歴史ある神社で健脚を祈願しよう

「足立山妙見宮(あだちやまみょうけんぐう)」は、奈良時代末期から平安初期の官人、和気清麻呂(わけのきよまろ)によって770年に創建されました。足を痛めた清麻呂が足立山のふもと(現在の湯川)にある温泉に入って傷を治したことから、健脚や健康の神様として崇拝されています。一生健やかな足で過ごせるよう祈願しておきましょう。また、社務所では「足守(あしまもり)」を授与しているため、こちらを身に付けるのもおすすめです。

【北九州市】菅原神社

立ち寄りやすい街中の神社

「菅原神社」は、小倉(こくら)城下町の氏神として親しまれる神社です。学問の神として有名な菅原道真が大宰府に向かう途中、この地に立ち寄ったことが起源とされています。道真のほかにも御祭神が多数おり、学業のほか農業・漁業・商業・産業そして交通の分野でも人々の信仰を集め、現在も多くの人々が参拝に訪れています。境内にある牛の像「御神牛(ごしんぎゅう)」は、触れればご利益があると人気。商業地区に鎮座しており、参拝しやすいのも魅力です。

【北九州市】門司港レトロ

レトロな洋館が立ち並ぶエリア

「門司港(もじこう)レトロ」は、明治・大正時代に海外交易の要衝として栄えた門司港の面影を残した港街エリアです。現在も、JR門司港駅や旧門司三井倶楽部などの歴史的な建物が点在しており、ノスタルジックな雰囲気を味わえます。重厚な洋風建築と雄大な関門海峡を望む景色には非日常感があり、街に一歩足を踏み入れれば旅情を掻き立てられますよ。海沿いに立つ複合商業施設の「海峡プラザ」で、ショッピングや食事も楽しんでみても良いですね。

【筑紫野市】筑紫の湯 & 筑紫野スポーツランド

気持ちよく汗をかいてリフレッシュ!

「筑紫(ちくし)の湯 & 筑紫野(ちくしの)スポーツランド」は、“遊・健・美・食”を満喫できる複合レジャー施設です。空中に張り巡らされたネットで飛び跳ねる「スカイネット」やボルダリング、卓球などで体を動かし、汗をかいたら入浴施設やサウナへ直行。お風呂では、高濃度炭酸泉「炭酸美泡の湯」のほか、家族湯も人気です。施設内にはレストランもあるため、入浴でリフレッシュしたあとに食事を楽しむこともできますよ。スポーツにお風呂、食事を満喫すれば、良い気分転換になるでしょう。

【糸島市】LASPARK RESORT

糸島の海を眺めながらすてきな休日を

「LASPARK RESORT(ラズパークリゾート)」は、海岸線を一望できる複合型リゾート施設です。施設からすぐの海では、海水浴や魚釣りを楽しめます。飲食施設は、糸島産の野菜を使った料理が味わえるカフェや、3つのコンセプトエリアから選べるバーベキュースペースを完備。バーベキューは予約制で、「食材、ドリンク持ち込みプラン」と「手ぶらでBBQプラン」から選択可能です。グランピングやオートキャンプ場といった宿泊施設もあり、海を眺めながらリゾート気分に浸れるスポットです。

【糸島市】桜井二見ヶ浦

並び立つ岩が特徴の景勝地

糸島市北部に位置する「桜井二見ヶ浦(さくらいふたみがうら)」は、「日本の夕日百選」に選ばれた玄界灘サンセットの名勝地です。志摩サンセットロードから海のほうを向くと、海に浮かぶ白い鳥居、そしてその向こうにはしめ縄で結ばれた2つの岩「夫婦岩」が見えます。夏至の頃、岩と岩の間に夕日が沈む景色は特に美しいと評判。夏至以外の時期でも、コバルトブルーの海と空、夫婦岩のコラボレーションは美しいため、福岡観光の際はぜひ立ち寄ってみてください。

宗像市

世界遺産のある豊かな街

「宗像(むなかた)市」は、福岡市と北九州市の中間に位置する県北東部の市。本土、大島、沖ノ島の三宮からなる古社・宗像大社が有名です。2017年には、“「神宿る島」宗像、沖ノ島と関連遺産群”として、ユネスコ世界文化遺産に登録されました。漁業や農業も盛んで、イカやミカンの産地でもあります。道の駅むなかたでは、「わかめドレッシング」「宗像わかめんべい」などのお土産を購入できます。見どころ満載の土地なので、ぜひ訪れてみてください。

【宗像市】別格本山 鎮國寺

心癒やされる宗像の古寺

「別格本山 鎮國寺(ちんこくじ)」は、806年の創建とされており、御本尊に大日如来を祀る寺院。本堂は、五体の仏像が安置されていることから、五仏堂とも呼ばれています。内陣の中まで入れるため、間近で仏様を拝むことができるのが特徴。弘法大師(空海)の作と伝わる秘仏「身代り不動明王立像」は毎年4月28日のみ御開扉され、めったに見られないものの、霊験あらたかなことで有名。また、桜・ツツジ・蓮・椿など、花の名所でもあります。仏様や季節の花々に触れ、穏やかな時間を過ごしましょう。

【太宰府市】太宰府天満宮

学問の神様を祭る神社

「太宰府(だざいふ)天満宮」は、平安時代に学者、政治家、詩人と多方面で活躍した菅原道真を祀っています。道真は、左大臣・藤原時平の陰謀により大宰府に左遷され、903年に死去。その道真の亡骸を運んでいた牛車の牛がこの場所に伏して動かなくなり、祠を建てたのが神社のはじまりとされています。学業祈願に加え、厄除けや家内安全祈願にご利益があるそう。高校や大学の入試、資格試験や就職試験などさまざまな試験を控えている方は、ぜひ参拝しておきましょう。

【太宰府市】だざいふ遊園地

自然豊かな遊園地でエンジョイ!

「だざいふ遊園地」は、太宰府天満宮の敷地内にある遊園地です。園内には、レトロな蒸気機関車の形をした「トレインコースター」、爽快な水しぶきがあがる「水上コースター」など、お子さんが楽しめるアトラクションが20種類以上! お子さんを連れてのおでかけにピッタリのスポットとなっています。春には桜、秋には紅葉が彩る自然豊かな遊園地で、親子一緒に楽しい時間を過ごしましょう。

【柳川市】田脇日吉神社

いにしえより伝わる祈りの神秘

「田脇日吉(たわきひよし)神社」は、鎌倉時代に創建された神社です。今も2,000点以上残る古文書を紐解きながら、古式の祈祷法や神事、御朱印、お守りを復刻しています。数々の祈祷のひとつ「十種神宝(とくさのかんだから)」は、絶大な霊力が宿る10種の宝物により、凄まじい起死回生の力を授かれるとされています。秘伝の祈祷術で歴代当主が伝承してきたこの祈祷は、病気平癒や厄除招福などにご利益があるのだとか。神秘的な祈りの世界を、ぜひ体験してみてはいかが?

【八女市】福島八幡宮

仕事の成功・商売繁盛を願おう

1661年創建の「福島八幡宮」は、応神(おうじん)天皇を主祭神とする神社。350年以上にわたって、“成功・勝利の神様”として信仰を集めています。仕事がうまくいくよう、参拝すると良いでしょう。御朱印も特徴的で、龍やウサギ、ネコなど、動物をかたどった切り絵のものや、可愛らしいイラストが描かれたものなど、バラエティ豊富な絵柄がずらり。また看板犬“シロちゃん”をはじめ、ペットの安全や健康を願う「ペット祈願」も人気です。

【須惠町】分椙霊山 宝満神宮寺

厳かな雰囲気のパワースポット

「分椙霊山(わけすぎれいざん) 宝満神宮寺」は、日本古来の神仏習合の社です。御祭神として天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)、天照大神(あまてらすおおみかみ)、武甕槌大神(たけみかづちおおかみ)の三柱神、御本尊として大日如来を祀っています。御神殿は、日本最大級の木造建築で厳かな雰囲気。 柱の1本1本に、1月から12月まで生まれ月の仏様が祀られています。自分の生まれ月の御神柱に手を当て、パワーを授かりましょう。

まとめ

今回は、ゴールデンウィークに訪れたい福岡県の観光スポットを27カ所ご紹介しました。福岡県には「桜井二見ヶ浦」「門司港レトロ」といった海に接する県ならではのスポットがあり、空と海の雄大な眺めや海辺のさわやかな雰囲気を味わえます。また「十日恵比須神社」「足立山妙見宮」「太宰府天満宮」など、歴史あるパワースポットで開運祈願するのも良いでしょう。気になるスポットがあれば、ぜひ訪れてみてください。

旅色編集部 おおもり

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記事企画・監修:旅色編集部 おおもり

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