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【山形から車で3時間】日帰りで絶景や名産を楽しめるスポット14選

【山形から車で3時間】日帰りで絶景や名産を楽しめるスポット14選

観光・カルチャー

2024/02/09更新

「泊りの旅行は難しいけど県外の名産を味わいたい」「日帰りで行ける絶景スポットを探している」と、お出かけ先に悩んだときは、車でのドライブはどうでしょうか? 山形市は南北に通る東北中央自動車道と、東西に横断する山形自動車道が交差するジャンクションであるため、東北地方の内陸にありながら東西南北に車で移動しやすい立地です。本記事では、山形市から車を使って3時間台で行ける14カ所の日帰りスポットを紹介します。その場所でしか見られない絶景や名産品を堪能してください。

石巻・気仙沼

石巻・気仙沼(いしのまき・けせんぬま)エリアは、山形市より1時間半から2時間半で到着します。宮城県の北東部に位置し、太平洋に面するエリアです。石巻市では、松尾芭蕉が訪れた日和山公園や、野生の鹿や猿に出会える金華山が有名です。また、気仙沼市は「星の美しい港町」といわれているほど満天の星が見られる名所としても知られています。

【石巻・気仙沼】牡鹿半島

広大な青い海を眺めながら絶景ドライブが楽しめる

宮城県東部の太平洋に約25km突き出した「牡鹿半島(おしかはんとう)」は、リアス式の海岸線を持ち、美しい景観を見られます。豊かな漁業資源に恵まれ、かつては捕鯨(ほげい)が盛んであったことで知られています。牡鹿半島にあるコバルトライン・リアスブルーライン(県道220号線 牡鹿半島公園線)は人気のドライブコースであり、コースから眺められる広大な青い海は絶景です。

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登米

登米(とめ)エリアは、山形市より2時間弱のドライブで到着します。宮城県の北西部に位置する内陸のエリアです。登米エリアは、県内で「ササニシキ」や「ひとめぼれ」などの有名な宮城米を作っている穀倉地帯。また、郷土料理である「はっと」や「油麩丼」が有名です。

【登米】道の駅 米山

地元のそば打ちやフラワーアレンジ体験ができる道の駅

「道の駅 米山(よねやま)」は、農作物の販売や手作り体験ができる施設です。新鮮な野菜や山菜をはじめ、いちごやパッションフルーツなども販売しています。オリジナルアイスも種類豊富です。パン・クッキー作り体験、そば打ち体験、フラワーアレンジ、染め物などの各種体験コースも楽しめる点もポイントでしょう。食事をはじめとして、充実した時間を過ごせるスポットです。

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郡山

郡山(こおりやま)エリアは、山形市より2時間弱ほどのドライブで到着します。福島県中通り地方の中部に位置するエリアです。郡山市は、日本最大級の風力発電所といわれている郡山布引(ぬのびき)高原風力発電所があり、33基の巨大風車が存在します。春は菜の花、夏はひまわり、秋はコスモスが見頃を迎え、風車の下一面に咲き誇ります。

【郡山】郡山カルチャーパーク

遊園地とカルチャーセンターなどが合体した施設

「郡山カルチャーパーク」は、遊園地とプール(夏期のみ)とカルチャーセンター、屋内のお子さん用の遊び場が合体してできた施設です。ジェットコースター、観覧車、豆汽車などの乗り物があります。大きな観覧車の中から郡山市を見下ろすことができます。家族と楽しい時間を過ごすのにピッタリでしょう。

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いわき

いわきエリアは、山形市より3時間弱のドライブで到着します。福島県の浜通り地方の南部に位置し、茨城県と隣接するエリアです。温泉とフラガールが生まれた町で有名です。1600年以上の歴史がある「いわき湯本温泉」は、日本三古泉として知られています。

【いわき】いわきマリンタワー

360度の大パノラマ景色で開放感を味わえる

「いわきマリンタワー」は、小名浜(おなはま)港東端の岬にある展望塔です。海抜約106mの展望室は、総ガラス張りで、太平洋といわき一円を見渡せます。屋上の「スカイデッキ」からは360度の大パノラマが広がります。潮風をうけながら見晴らしのいい絶景で、高揚感を高めてみませんか。

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会津若松・喜多方・磐梯

会津若松・喜多方・磐梯(あいづわかまつ・きたかた・ばんだい)エリアは、山形市より2時間前後のドライブで到着します。福島県の会津地方の北部から中央部に跨るエリアです。会津若松市は戊辰戦争の舞台で有名。赤レンガの名城「鶴ヶ城(つるがじょう)」をはじめ、数々の史跡が残る城下町など、見どころ・観光スポットが目白押しです。磐梯エリアの森閑で神秘的な磐梯高原(ばんだいこうげん)では、桧原湖(ひばらこ)周遊クルーズや展望デッキからの眺望を楽しんで。お腹がすいたら喜多方ラーメンを味わって帰りましょう。

【会津若松・喜多方・磐梯】道の駅あいづ 湯川・会津坂下

地元の食材や調味料を活かした料理が絶品

「道の駅あいづ 湯川・会津坂下(ゆがわ・あいづばんげ)」は、2014年10月にオープンした、福島県河沼郡(かわぬまぐん)に属する道の駅です。福島県の湯川村と会津坂下町のふたつの自治体が、共同で整備した全国でもめずらしい道の駅で、それぞれ地域の特色を1カ所に凝縮しています。施設内には産地直送の野菜や果物のほか、ご飯や日本酒などの美味が所狭しと並んでいます。また、道の駅内にある農家レストランでは、レストランシェフが地元の食材を活かして作ったメニューを堪能できますよ。

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南会津

南会津(みなみあいづ)エリアは、山形市より1時間強のドライブで到着できます。福島県会津地方の南西部に位置し、栃木県と隣接するです。国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれている「前沢曲家集落」(まえざわまがりやしゅうらく)は、昔ながらの有名な集落であり、歴史ある街並みを体感できます。参勤交代や物流の要を果たしていた下野街道(しもつけかいどう)の宿場だった、大内宿(おおうちじゅく)などもあるエリアです。

【南会津】道の駅 しもごう

ドライブ休憩に立ち寄りたい緑の大自然に囲まれた道の駅

「道の駅 しもごう」は、南会津(みなみあいづ)の雄大な山並みを眺望できる道の駅です。地元猿楽台地(さるがくだいち)で生産された良質なそば粉を使用した手打ちそばや、会津地鶏丼などが楽しめます。売店では地元の名産品を販売しています。農産物直売所も人気のひとつです。地元の特産品や農作物を購入したい方は、このスポットで揃えられます。

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庄内・酒田・鶴岡

庄内・酒田・鶴岡(しょうない・さかた・つるおか)エリアは、山形市より1時間半から2時間弱のドライブで到着します。山形県の北西部に位置し、日本海に面するエリアです。庄内平野は、日本有数の米どころとしても知られています。また湯野浜(ゆのはま)温泉は、上山(かみのやま)温泉・東山温泉(福島県)に並ぶ「奥羽三楽郷(おうしゅうさんらくごう)」のひとつです。毎年冬に「日本海寒鱈まつり(にほんかいかんだらまつり)」が開催されています。祭りでは、地元の寒だらを使った寒鱈汁(どんがらじる)を堪能できますよ。

【庄内・酒田・鶴岡】道の駅 あつみ

日本海の夕日が間近で見られる絶景スポット

「道の駅 あつみ」は日本海沿いにあり、夕日の風景が見事な道の駅です。温海(あつみ)地区特産のあつみカブ(赤カブ)や、しな織をはじめ、海産物も販売しています。愛称のしゃりんは旧温海町の町花(ちょうか)・丸葉車輪梅(まるばしゃりんばい)からきています。地元の食材を使ったソフトクリームや食事が味わえる、人気の夕日絶景デートスポットです。

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秋田・由利本荘

秋田・由利本荘(ゆりほんじょう)エリアは、山形市より3時間前後のドライブで到着します。秋田県の南西部に位置し、日本海に面するエリアです。秋田エリアは史跡が数多く残っていることも相まって、伝統文化に触れられる美術館や博物館が多く点在します。由利本荘エリアは、出羽富士(でわふじ)をはじめとした自然豊かな町で、桜や紅葉などの四季折々の絶景スポットがたくさんあります。

【秋田・由利本荘】道の駅 あきた港 ポートタワー・セリオン

夕日や夜景など魅力あふれる景色を存分に楽しめる

「道の駅 あきた港 ポートタワー・セリオン」は展望室で有名な道の駅です。展望室の高さは、地上約100mもあります。その眺めは、秋田市街地から湾を挟んで男鹿半島(おがはんとう)、遠く南側には鳥海山(ちょうかいざん)まで。オレンジ色に輝く沈む夕日や、夜は秋田市の夜景が一望できます。ライトアップされるポートタワー・セリオンは、新しい絶景の魅力があるロマンチックなデートスポットにふさわしい場所です。

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角舘

角館(かくのだて)エリアは、山形市より3時間前後のドライブで到着します。秋田県の中央部に位置し、岩手県と接するエリアです。角館町は、1620年に造られた武家屋敷が立ち並ぶ「武家屋敷通り」が有名です。国の重要伝統的建造物保存地区に指定され、“みちのくの小京都”と呼ばれる街並みを散策できます。

【角館】安藤醸造本店

170年前から大事に作られた希少な天然調味料を味わえる

「安藤醸造本店」は、1853(嘉永6)年創業の、秋田を代表する味噌・醤油の醸造元です。享保時代に地主として栄え、小作米を原料に味噌の醸造を始めました。普段使いにも贈り物にも喜ばれる、豊富なラインアップがうれしい点です。試食ができる「文庫蔵」は、散策途中の休憩スペースとして開放しています。170年と長い歴史のある安藤醸造は、伝統の味を守り続けている絶品商品ばかりです。

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横手・湯沢

横手・湯沢エリアは、山形市より2時間前後のドライブで到着します。秋田県の南部の内陸、雪深いエリアです。市内に100近くのかまくらが登場する横手の「雪まつり」や、雪像がフォトジェニックな湯沢の「犬っこまつり」は、冬の大イベントです。また秋の宮や小安峡(おやすきょう)の山深い温泉地では、自然が織り成す景観と湯あみを満喫できます。

【横手・湯沢】道の駅十文字

秋田の名産品や特産品など全部が揃う秋田の宝庫

「道の駅十文字」は、昔から「交通の要衝」と呼ばれてきた秋田県・十文字町の国道13号沿いにある道の駅です。秋田県内で採れる季節の野菜・果物や、県を代表する名産品「いぶりがっこ」などの加工品が揃う販売所をはじめ、地酒やお土産のコーナーも充実しています。また、秋田県のこだわりが詰まったそばやラーメン、ソフトクリームなどのグルメも好評です。東北屈指を自負する200種類以上のクラフトビールの品揃えにも定評があり、秋田の名産品・特産品を目的に、観光客や地元の住民などのさまざまな人々が集うスポットとなっています。

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花巻・北上

花巻・北上(きたかみ)エリアは、山形市より2時間半ほどのドライブで到着します。岩手県の中央部に位置するエリアです。花巻エリアは童話・詩の作家として知られる宮沢賢治の出身地であり、彼に関する観光スポットが多数。東北有数の屋外博物館である「みちのく民俗村」は、昔ながらの風情を感じられます。また、冬限定の夜空に浮かぶランタンイベントや、伝統芸能でお面を被って踊る「鬼剣舞(おにけんばい)」などが有名です。

【花巻・北上】南部杜氏伝承館

歴史ある酒造地でさまざまな日本酒を試飲して楽しめる

「南部杜氏伝承館(なんぶとうじでんしょうかん)」は、実際に使われていた酒蔵を移築した建物です。館内では昔ながらの南部杜氏(なんぶとうじ)の酒造りを記録映像で見学できます。直径約2mの巨大な仕込み桶などの展示も興味深いでしょう。ほかにも館内では、さまざまな日本酒の試飲コーナーがあり、お酒好きな方にはたまらないスポットとなっています。

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三陸海岸

三陸海岸エリアは、山形市より3時間強ほどのドライブで到着します。岩手県の東南部に位置するエリアです。三陸海岸には、有名な景勝地といわれている浄土ヶ浜があります。白くとがった大きい流紋岩が、松の常盤色(ときわいろ)とコバルトブルーの海が際立ち幻想的です。海は豊かな漁場で、新鮮な魚介類の宝庫でもあります。

【三陸海岸】道の駅 さんりく

アワビやほたてなどの魚介が豊富に味わえる

「道の駅 さんりく」は、国道45号沿いに位置し、三陸ふるさと物産センターがある道の駅です。館内には近郊でとれた新鮮な海産物や水産加工品、農産物が豊富に並んでいます。海と山の地元のお土産の両方が揃っている点がポイントです。地元の特産品である「こえだ柿」を使った、日本初の柿ソフトクリームを販売しているため、移動の疲れを癒やすのにもピッタリでしょう。

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奥州・平泉・一関

奥州・平泉・一関(おうしゅう・ひらいずみ・いちのせき)エリアは、山形市より2時間前後のドライブで到着します。岩手県の南部に位置するエリアです。中尊寺(ちゅうそんじ)や毛越寺(もうつうじ)といった世界遺産の寺院や国指定の史跡など、歴史的な観光スポットが点在しています。また、「日本百景」のひとつである名勝地の猊鼻渓(げいびけい)も有名です。

【奥州・平泉・一関】道の駅 厳美渓

おもちを十分に堪能できお腹が満足する道の駅

「道の駅 厳美渓(げんびけい)」は、天然記念物として有名な厳美渓近くの国道沿いにある道の駅です。地元の野菜や土産物が買えるほか、レストラン「ペッタンくん」では一関(いちのせき)郷土料理のひとつ「こがねもち」を使ったもち料理が味わえます。また一関市博物館が隣接しているので、一関のおもちを堪能した後に、学べたりと一石二鳥です。

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下越・村上・新発田

下越(かえつ)・村上・新発田(しばた)エリアは、山形市より2時間半前後のドライブで到着します。新潟県の北部に位置するエリアです。村上・新発田エリアは、歴史的建造物や城下町の古い町並みが残る地域。加えて “もっと美人になれる”月岡温泉は、全国屈指の硫黄含有量を誇る温泉があります。県内有数のコシヒカリに加え、アスパラガスや鮭が有名です。観光客が多く訪れる「村上三大まつり」と呼ばれる村上大祭、瀬波大祭、岩船大祭も人気ですよ。

【下越・村上・新発田】道の駅 笹川流れ

名所といわれている「絶景な夕日」が眺望できる

「道の駅 笹川流れ」は、JR桑川駅に併設された道の駅です。海に突き出たサンセットブリッジは、夕日の名所になっています。夕日丼や日本海ソフトクリームは有名です。売店には地元の名産や海の幸など、新潟土産が豊富に揃っています。道の駅近くには、青々とした日本海が広がっています。日本海に沈む夕日を見ながら、道の駅笹川流れでしか食べられないソフトクリームを堪能ください。

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まとめ

今回は、山形市から車を使って3時間台で行ける14カ所の日帰りスポットを紹介しました。山形県から一歩県外に足を伸ばすと、日帰りであっても楽しい気持ちで満たされるでしょう。今回紹介したスポットは、ひとり旅や友達、カップルでのドライブにおすすめです。絶景スポットや名産品を堪能し、満喫した1日をお過ごしください。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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