【鹿児島観光】桜の名所10選 お花見に最適なスポットをご紹介！

鹿児島に春が訪れると、桜の花が咲き誇り、県内各地に美しいピンク色の絨毯を広げます。2024年の開花時期は、3月27日と平年よりも少し遅いと予想されています。今回の記事では、鹿児島県内の桜の名所を厳選して10カ所紹介します。今回紹介するスポットは、公園・峠・山などのさまざまなロケーションでお花見を楽しめる「桜の名所」ばかりです。桜の開花時期や注意点も合わせてご紹介します。春の訪れを感じましょう。

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【鹿児島市】名勝　仙巌園

西郷隆盛も訪れた美しく広い庭園

「名勝　仙巌園（せんがんえん）」は、1658年に島津家19代光久によって築かれた別邸で、2015年には一帯が世界遺産に登録されています。歴史ある場所からの鹿児島湾と桜島の雄大な景色を望め、鹿児島観光には欠かせないスポットです。庭園から眺められる景色は薩摩殿様と姫君が愛するほどの美しさです。春になるとカンヒザクラやガンタンザクラなど約150本の桜が次々と開花し、武家の伝統を今に伝えるためのさまざまな催しも行われます。

【鹿児島市】鹿児島市平川動物公園

楽しく遊べ、桜とともに美しく学べる

「鹿児島平川動物公園」は、公園の内外に約800本の桜があり、桜だけでなく動物たちも観賞できるのが特徴です。正面のメインゲートをくぐると、動物たちの群れが目に入り、バックには桜島と噴火湾の大パノラマが広がっています。足湯に入りながら動物たちや桜島を眺められるので、肌寒い日でも安心です。およそ140種1,000点の動物がおり、九州で唯一のコアラも飼育されています。桜と動物ともに癒やされるお花見を体感してください。

【鹿児島市】城山公園

鹿児島の桜絨毯を一望できるスポット

「城山公園」は、市街地の中心部に位置する標高107mの小高い山で、温帯・亜熱帯性植物が自生し、自然の宝庫です。花見の季節には約470本のソメイヨシノが咲き、多くの人でにぎわいます。また、桜島をはじめ錦江湾や鹿児島市街地を一望でき、夜景が美しいスポットで有名な展望台もあります。西南戦争の最後の激戦地であり、史跡が多いです。駐車場から展望台に行くまで勾配のきつい坂道が続くため、車いすの方は注意してください。

【鹿児島市】甲突川河畔

桜並木の遊歩道を散策しよう

鹿児島市の中心部を流れる甲突川（こうつきがわ）の河畔（かはん）は、春になると約500本の桜が咲き誇り、夜になればライトアップされます。遊歩道があるので、散策しながら桜を楽しみましょう。甲突川左岸の緑地では「木市」が開かれ、園芸好きの地元の人々でにぎわいます。また、高見橋から甲突橋にかけての川沿いは、西郷隆盛や大久保利通など、明治時代の偉人たちとゆかりのある場所があるため、歴史好きにも堪らない名所になっています。

【桜島横山町】桜島自然恐竜公園

子どもに大人気！恐竜たちがお出迎え

「桜島自然恐竜公園」は、実物大を含む恐竜の遊具がいくつも設置された公園です。公園のなかには、高さ10mを超える滑り台やアスレチックもあります。子どもから絶大な人気を誇り、一緒に遊ぶのにぴったりの公園です。桜島の雄大な山肌、もう一方は大正溶岩原と鹿児島湾を望める2つの展望台もあります。花見の季節はソメイヨシノ・ヤマザクラを中心に約460本満開になり、広い園内でレジャーシートを敷いてお弁当を食べる家族連れも見られます。

【霧島市】霧島神宮

桜を見ながら”遊べる“道の駅

「霧島神宮」は、南九州最大の規模と歴史を誇る古社です。2022年には老杉に囲まれた朱塗りの本殿・幣殿・拝殿が国宝に指定され、そのほかの建造物も重要文化財として保護されました。境内には、ソメイヨシノ・八重桜・しだれ桜が約200本咲いており、桜の名所としても知られています。

【薩摩川内市】寺山いこいの広場

子どもから大人まで楽しめる施設が盛りだくさん

「寺山いこいの広場」は、標高247mの高台に位置する公園施設です。広い敷地内には「せんだい宇宙館」「ゴーカート場」「動物広場」「フラワーガーデン」などの複数の施設が集まっており、ファミリー層や友達同士で楽しめる施設がいっぱいです。また、雨や曇りの日でも楽しめる施設もあります。公園内は桜の名所でもあり、沿道の桜も合わせると約400本の桜の木があり、目を奪われるような花吹雪を楽しんでください。

【姶良市】高岡公園

標高155mから眺められる桜を楽しんで

「高岡公園」は、ニンジンの滑り台があるため別名「ニンジン公園」とも呼ばれており、ニンジンの産地でもあります。標高155mの高台にあり、何も遮るものがなく眺められる桜の名所です。毎年桜の季節になるとライトアップされる夜桜も見どころです。公園展望台からは桜島や発展する姶良（あいら）の街並みを眺められます。また、北側から眺めると三角形のスマートな桜島も見られます。

【伊佐市】忠元公園

日本の桜の名所100選にも指定されている千本桜

「忠元公園」は、市街地を見渡せる小高い丘の上に位置し、千本桜が有名な公園です。1992年には「日本さくらの名所100選」に選定されました。昼にはマルシェ、夜には1,000個の提灯によるライトアップなどのさまざまなイベントで、約2キロにも及ぶ園内の桜並木は昼夜異なる表情を楽しむ客でにぎわっています。大型駐車場をはじめ、芝生公園・展望台・チビッコ広場・トイレや遊歩道も整備され、市民の憩いの場としても活用されています。

【指宿市】魚見岳

約600本のソメイヨシノがあなたを出迎え

「魚見岳」は、海岸線に面した高さ215メートルの小山で、鹿児島湾を見下ろしています。この荒々しい岩肌の山は、ハワイのダイヤモンドヘッドと似ているといわれ、四季を通じてさまざまな植物が楽しめる場所です。山の展望台からは、約600本のソメイヨシノが美しく咲く桜の景色や、指宿市街・錦江湾・大隅半島の壮大な景色を一望できます。夜には、街の明かりが煌めく夜景や星空の眺望も魅力的です。山頂へは車でアクセス可能で、家族連れやお年寄りの方も気軽に訪れられます。

まとめ

本記事では、鹿児島県内の桜の名所を10カ所紹介しました。春の訪れを感じる桜の花は、楽しみ方もそれぞれのスポットによって異なるため、事前に調べておきましょう。紹介したスポットの中には、開花時期に合わせて祭りが開かれるところもあります。一年に一度しかない貴重な機会なので、ぜひお気に入りのスポットを見つけて訪れてみてください。桜の花を眺めながら、新しい季節の訪れを感じられるはずです。

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