【東京・おでかけ】東京のおすすめ神社9選〈アンケート結果〉

【東京・おでかけ】東京のおすすめ神社9選〈アンケート結果〉

観光・カルチャー

2024/05/09更新

東京23区内だけでもおよそ1,000の神社があります。それらは、癒やしや開運、気力などを授かれるパワースポットとして参拝することが、江戸時代から庶民の間でも人気となりました。現在でも神社の厳かな空気に触れると、気持ちが清々しくなった、引き締まった、なんて経験はありませんか? そこで今回は、神社・お寺をテーマにアンケート調査を行いました。東京都内のおすすめ神社を紹介する前に、アンケート結果を発表するので、参考にしてみてください。

神社についてのアンケート結果

【アンケート調査概要】
●調査方法:インターネット調査 ●有効回答数:1,269 ●調査期間:2023/7/15~8/14

「旅行の目的を神社にすることはありますか?」という質問では、半分以上の方が“はい”と回答し、旅行のメインスポットとしている方が多いことが読み取れます。
次に「御朱印巡りはしますか?」という質問では、旅行の目的を神社にしている人は、4人に1人が御朱印巡りをしていることが分かりました。御朱印は参拝した日付が記され、記憶を呼び起こすきっかけになるので、旅行の目的にする人がいることもうなずけますね。

「いつ神社へ行きますか?」という質問では、“旅行先でのパワーチャージ”と回答した方が1番多かったです。先程の「旅行の目的」と同様に、旅行先でパワースポットへ訪れる方が多いことが分かりました。
そして、“散歩中に立ち寄る”と3割近くの方が回答していました。散歩できるような近場で神社参拝できるなら、日ごろから癒やされる、運が上がるなどのご利益を期待できそうですね。
今回はこれらのアンケート結果をもとに、編集部おすすめの東京でランキング上位の神社をピックアップしてご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

【千代田区】東京大神宮

「東京のお伊勢さま」で良縁祈願

伊勢神宮の遥拝殿として創建された「東京のお伊勢さま」。結びの働きを司る造化の三神が祀られていることから、縁結びにご利益があるとされており、良縁を願う人が多く訪れているのだとか。日本で初めて神前結婚式が行われた神社でもあります。
境内の神門や拝殿には猪の目と呼ばれる文様が施されていますが、ハート形に見えると話題になっているそう。参拝の際に探してみるのもいいかもしれません。

【渋谷区】明治神宮

境内のパワースポットで恋愛成就

明治天皇と皇后の昭憲皇太后を祀るために創建された明治神宮。毎年初詣は日本一となるほどの参拝者が訪れることでも知られています。境内のパワースポットとして拝殿前にある大きな二つの木は、仲が良かった両陛下にちなみ夫婦楠(めおとくす)と呼ばれており、恋愛成就のパワースポットです。
隣接する代々木公園や境内には緑が広がり、都心にいることを忘れてしまいそう。芝生に寝転がり大地のパワーを感じるのもいいかもしれません。

【千代田区】神田明神

神田、日本橋、秋葉原、丸の内の氏神

730(天平2)年に創建された、1300年近い歴史ある古社で、多くの参拝者がご祈願に訪れる神社。縁結びの神様「だいこく様」以外にも、商売繁盛の神様「えびす様」、除災厄除の神様「まさかど様」が祀られています。
境内には文化交流会館EDOCCOがあり、多目的ホールやオリジナルグッズを扱うショップやカフェなどがあり、御朱印やお守りもここでいただくことができます。いろいろなお守りや神田明神ならではの縁起物グッズを見つけることができ、選ぶのも楽しい時間です。

厄除けに効果があるといわれている東京の神社

「厄年だから厄除けしたい!」という人は、パワースポットの力を借りてみては? パワースポットの持つ神聖な力が、厄除けに一役買ってくれるはずです。

【文京区】根津神社

築300年以上の社殿は国の重要文化財

根津神社は、約1900年前に創祀されたと伝えられる東京十社のうちの一つです。厄除けや邪気払いのご利益があります。また社殿は、江戸時代の1706年に建立されたもので、国の重要文化財に指定されています。色鮮やかな築300年以上の神社建築を目の当たりにするだけで力がもらえそうです。
根津神社の境内には、乙女稲荷神社と駒込稲荷神社の二つがあり、千本鳥居で結ばれています。鳥居が整然と並ぶ景観に目を奪われる人も多いでしょう。

【台東区】浅草神社

三柱の氏神様を祀る三社様

東京を代表する観光スポットの一つ、浅草寺(せんそうじ)に隣接する浅草神社(あさくさじんじゃ)三社祭が有名で三社様とも呼ばれているのは、三柱の氏神様を祀っているのが由来です。
権現造りの社殿は国の重要文化財
にもなっています。厄除けと商売繫盛のご利益があるとされており、恋愛成就にご利益があるとされる夫婦狛犬も境内で寄り添っています。

【中央区】波除神社

「災難を除き、波を乗り切る」築地の神社

東京メトロ築地駅から徒歩約8分の場所に鎮座する「波除神社」。江戸時代、築地の埋め立ての際に何度も激波が押し寄せ、工事は困難を極めました。そんなある夜に、海面に光を放つ御神体が見つかり「稲荷大神」として祀ると工事が順調に進んだことから「災難を除き、波を乗り切る」波除稲荷様として、厄除け・災難除け・商売繁盛などの御利益で人々に親しまれています

家内安全に効果があるといわれている東京の神社

家族が元気で過ごせるに越したことはありません。家内安全に効果があるとされる東京の神社をご紹介します。

【千代田区】靖国神社

国・子孫を見守る祖先に参拝

幕末・明治維新以降、国のために一命を捧げられた方々を祀った神社で、日本の歴史を感じる場所です。日本では、祖先の御霊が国にとどまり、子孫を見守ってくれると信じられてきました。そんな祖先たちが祀られた神社へ参拝し、家内安全を祈願しましょう。
参拝者を迎えるのは、靖国神社の厳かさを体現するかのような、高さ約25mの大鳥居。拝殿と神門には菊の御紋章がつけられ、神聖な雰囲気を感じさせます。本殿の奥に庭園、拝殿の脇に、御神殿の御遺品をはじめ、零戦などの貴重な史資料を展示している博物館「遊就館」が並びます。博物館などで過去の歴史をたどり、参拝するという貴重な時間にしてみてはいかがでしょうか。

健康長寿に効果があるといわれている東京の神社

新型コロナの流行もあり、健康を意識する人も多いでしょう。健康に効果があるとされる東京の神社をご紹介します。

【台東区】上野東照宮

家康公に健康長寿を祈願

上野公園の中にある神社で、上野観光で欠かせない場所の一つ、上野東照宮。もともと日光東照宮までお参りに行けない人のために建立されており、日光東照宮のような豪華な造りが特徴です。祀られているのは徳川家康公で、健康長寿、出世にご利益があるとされています。
国の重要文化財にも指定されている金箔の権現造りの豪華絢爛な金色殿から、将軍家の威厳を感じることができるでしょう。敷地内には日本庭園の中にさまざまな品種が咲く「ぼたん苑」があり、それぞれの品種が見頃となる春、秋、冬にはぼたん祭りも開催されます。

金運を呼ぶといわれている東京の神社

金運・財運に効果があるとされる東京の神社をご紹介します。

【品川区】蛇窪神社

年に6回だけ訪れる巳の日より金運がアップ

金運・財運を上げたいと思ったら、東京都品川区に鎮座する「蛇窪神社」がおすすめです。御祭神は「天照大御神」「天児屋根命」「応神天皇」を祀り、境内社で「白蛇大神」「蛇窪龍神」を祀ることから巳が龍(身が立つ)=立身出世の御利益があるといわれています。また、白蛇様の御縁日で最も縁起の良い日とされている60日に1度の“己巳の日”は、「白蛇辨財天像」が御開帳し、扉が開かれてお参りすることができる。年に6回だけ訪れる巳の日より金運がアップするという吉日です。

最後に正式参拝の方法をおさらい!

せっかく参拝するなら、正しい方法をきちんと理解しておきましょう。

神社の参拝にははっきりとした決まりはない! 丁寧な作法を意識して

東京都にある神社を取りまとめる東京神社庁によると、実は、神社の参拝にははっきりとした決まりはないそう。しかしながら、敬意を表す意味でも丁寧な作法を意識したいと思うのは当然です。鳥居には神域と一般社会を区切る意味があるといわれており、一礼してくぐるのがいいでしょう。また、参道を歩く際は中央を避けて進む、中央を横切るときには軽く頭を下げるなどの敬意の示し方もあります。

手水舎(ちょうずや・てみずや)と参拝の丁寧な作法は

神社参拝の際は、手水舎の水で心身を清めましょう。事前にハンカチを出しておき、浅く一礼して右手でひしゃくの柄を持って水をすくいます。左手から洗いひしゃくの柄を左手に持ち替えて右手を洗いましょう。すぐにまた右手に持ち替えて左手に水をため口をすすぎます。左手をもう一度洗い、ひしゃくの柄の部分を水で流してから元の位置に戻しましょう。口と手をハンカチで拭き、浅く一礼して手水は終わりです。

手水が終わったら、参道を通り神前に進みます。賽銭箱の前で会釈して賽銭箱にお賽銭を入れましょう。拝礼は、二拝二拍手一拝です。深いお辞儀を二回、拍手を二回してから心を込めて祈ったら、最後に深いお辞儀をしましょう。

パワースポットで2023年の開運を目指す

神社に漂う厳かな空気に触れれば、気持ちを一新することができるでしょう。せっかくなら得たい効果にご利益があるといわれている神社を選んで、2023年の開運を狙ってみては? 日帰りできる東京の神社に出かけて、頑張る活力をチャージしてください。

旅色編集部 たじま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 たじま

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