岡田結実さんが訪れたのは、岩手県沿岸北部の洋野町です。
自然が多い&グルメなまちが好きという岡田さんにとって、
洋野町は楽しいこと尽くし!
景色も美食も満喫する、欲張りな旅に出掛けましょう。
撮影/浅田政志 スタイリング/吉田あかね
ヘアメイク/前田亜耶 文/若宮早希
車 約40分
車 約40分
洋野町に到着したら、まずは腹ごしらえ。オレンジの外観が目を引く「食事処 はまなす亭」は、一年中味わえる天然ホヤと、夏季限定の生ウニ料理が評判のお店です。ホヤは洋野町の伝統“南部もぐり”のダイバーがとってきたもの。獲れたてで臭みのないホヤが味わえるのは、産地ならではです。「生ホヤのお刺身、初チャレンジです」と緊張気味だった岡田さんも、食べてみると「食感がよくておいしい! 日本酒に合いそうです」と笑顔に。ホヤの混ぜ込みご飯もお気に入りだそうです。
食事処 はまなす亭
住所/洋野町種市22-131-3
電話/0194-65-2981
時間/11:00~15:00(LO14:45)
定休日/火曜日(祝日の場合翌日)
“南部もぐり”は洋野町で120年以上前から受け継がれてきた伝統の潜水技術。ヘルメットとドライスーツという装備で潜水し、手作業で天然ホヤを獲ります。装備の総重量はなんと65kg! ホースで空気を送り、ヘルメットやスーツの中の空気を出し入れすることで、浮いたり沈んだりを操作します。まるで宇宙服のような装備は、明治時代から変わることなく受け継がれているそう。天然ホヤの大きさを確認して、成長したものだけを獲るため、海洋環境にもやさしいといわれています。
車 約5分
車 約5分
洋野町の豆腐店が2022年にオープンしたジェラートショップ。にんじんやほうれん草、トマトなど、地元の食材を使った10種類のフレーバーが揃います。注目は人気No.1の「おおのゆめミルク」。おおのミルク工房で作られた“ゆめ牛乳”を使った濃厚な味わいです。もうひとつは、豆腐店直営ならではのおいしさと評判の「豆乳」。岩手県産大豆を使用しています。どれも素材のおいしさを生かすために、甘さ控えめ。季節限定品も随時登場します。
HIRONO GELATO
住所/洋野町種市32-95-1 たねいち産直ふれあい広場
電話/なし
時間/10:00〜16:30(売り切れ次第終了)
定休日/水曜日
車 約30分
車 約30分
草原に囲まれた広大な敷地に、牧場や道の駅、宿泊施設などがある「おおのキャンパス」。木工のほか、陶芸や裂き織りの工房があり、オリジナルのアイテムを手作りできる体験教室に参加できます。岡田さんは以前からやってみたかったというお箸作りに挑戦。木材にやすりをかけて、仕上げに名前を彫り入れて完成です。できあがったマイ箸を手に、「触り心地がすごくいいです」と感激の岡田さん。体験の後は、クラフト展示室でお買い物も楽しみました。
おおのキャンパス
住所/洋野町大野58-12-30
電話/0194-77-3202
時間/9:00~17:00(産直おおの・クラフト展示室は~18:00)
定休日/無休(体験室は月曜日)
徒歩 約5分
宿泊は、おおのキャンパス内にある「グリーンヒルおおの」へ。見渡す限りの緑の丘陵地にあり、野鳥のさえずりを聞きながらリラックスできます。客室はシンプルながら快適な和室と洋室があり、大浴場も。そして滞在中にぜひ体験してほしいのが、1kmほど先にある「ひろのまきば天文台」での天体観測です。空気が澄んでおり、周囲に灯りが少ないという絶好の環境にあり、夏だけでなく秋や冬も天の川を見ることができるそう。宿泊者は無料で入場可能です。
グリーンヒルおおの
住所/洋野町大野66-8-142
電話/0194-77-2266
料金/1泊2食付き8,220円~(2名1室利用時の1名料金)
ひろのまきば天文台
住所/洋野町大野58-12-30
電話/0194-77-3377
時間/金・土・日曜日の13:00~21:00(最終入館~20:30)
定休日/月~木曜日
料金/210円