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伊原六花さんが案内する 1泊2日でいく八女市の旅

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俳優として人気急上昇中の伊原六花さんが、八女茶の産地・福岡県八女市を初訪問! 青々とした広大な茶畑を訪ね、歴史あるまち並みをお散歩するなど、八女市の魅力を味わい尽くす1泊2日の旅を満喫しました。日本茶好きの伊原さんは、本場の八女茶のおいしさに感動。お茶を使ったグルメやスイーツも堪能しました。

写真/福井麻衣子 スタイリスト/米原佳奈
ヘアメイク/高村三花子 文/若宮早希

※新型コロナウイルスの影響により、施設の営業状況が変更になっている場合があります。
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スケジュール&アクセス
1泊2日の栃木 那珂川町の旅 スケジュール
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1日目は八女市の中心部、八女・福島を散策。歴史を感じる美しいまち並みを歩き伝統建築を利用したレトロなお店でグルメやお買い物を楽しみます。宿泊は、町家をリノベーションした素敵なお宿へ。
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伊原六花さんが案内する 1泊2日でいく八女市の旅 1st DAY  1/6

古都の風情を醸す八女・福島のまち並みを散策

八女市福島地区は、かつて福島城の城下町として栄えた地域。旧往環道沿いには、江戸・明治・大正・昭和初期に建てられた土蔵造りの町家が現在も残されています。「八女福島の白壁の町並み」として国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、堺屋(旧木下家住宅)など無料で建物内部の見学ができるところも。「古い物が大切に残されていて、キュンとするまち並みですね」と伊原さん。町家を利用したショップやカフェをのぞいてみましょう。

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住所/八女市福島地区
電話/0943-22-6644(八女市 茶のくに観光案内所)
時間/散策自由
※堺屋(旧木下家住宅)は10:00~17:00(月曜日定休)

古都の風情を醸す八女・福島のまち並みを散策
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伊原六花さんが案内する 1泊2日でいく八女市の旅 1st DAY  2/6
堺屋(旧木下家住宅)から
徒歩で約1分
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伊原六花さんが案内する 1泊2日でいく八女市の旅 1st DAY  2/6

レトロかわいい!ウメノ商店でお昼ごはん

ランチは通りから少し奥まったところにある食事処へ。民家を改装した店内には、店主がコレクションしたという昭和レトロなアイテムが所狭しと並んでいます。10種類以上のスパイスをブレンドした東京町スパイシーカリー1,000円やオムライス900円、ソースタコヤキ550円など、メニューも昔懐かしいものばかり。食事処の手前にある建物は雑貨店になっており、オリジナルのグッズなどを販売しているので、食後にのぞいてみては。

[DATA]
住所/八女市本町173
電話/0943-22-8890
時間/ランチ11:30~14:30、ディナー18:00~21:00
定休日/火曜日・不定休

レトロかわいい!ウメノ商店でお昼ごはん
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伊原六花さんが案内する 1泊2日でいく八女市の旅 1st DAY  3/6
徒歩で約1分
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伊原六花さんが案内する 1泊2日でいく八女市の旅 1st DAY  3/6

テーブル茶道体験ができるまる舎茶房でひと休み

アンティークの調度品が美しい古民家の土間で、カジュアルに八女抹茶を楽しめるまる舎茶房。伊原さんが体験したのは、「八女オリジナル茶道具で八女抹茶体験」(3,800円・事前予約制)です。一服目は舎守が点てた抹茶を、二服目は八女市の職人が作った茶道具を使って自ら点てた抹茶をいただきます。「子どものころ、茶道を習っていたことがあるんです。好きなお道具を選べるのが楽しい!」と、茶道の魅力を満喫しました。喫茶(薄茶一服)のみの体験は1,500円(予約不要)。

[DATA]
住所/八女市本町154
電話/0943-22-9540
時間/11:00~17:00(火・水曜日は予約のみ対応)
定休日/不定休

テーブル茶道体験ができるまる舎茶房でひと休み
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伊原六花さんが案内する 1泊2日でいく八女市の旅 1st DAY  4/6
徒歩で約5分
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伊原六花さんが案内する 1泊2日でいく八女市の旅 1st DAY  3/6

筑後地方の地域文化商社うなぎの寝床でお買い物

八女・筑後地域をはじめとする九州の衣・食・住にまつわる、素敵なアイテムを発信するお店です。「旧寺崎邸」を利用した大きな古民家の店内には、器や衣類、郷土玩具、食品など、あらゆるジャンルのアイテムが揃っています。同じ通りには、オリジナルアイテムを扱う「うなぎの寝床 旧丸林本家」も。昔の農作業着のイメージがある“もんぺ”を、久留米絣の生地で現代的にデザインした“MONPE”が注目アイテムです。

[DATA]

うなぎの寝床 旧寺崎邸
住所/八女市本町327
電話/0943-24-8021
時間/11:00〜17:00
定休日/火・水曜日(祝日は営業)

うなぎの寝床 旧丸林本家
住所/八女市本町267
電話/0943-22-3699
時間/11:00〜17:00
定休日/火・水曜日(祝日は営業)

筑後地方の地域文化商社うなぎの寝床でお買い物
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伊原六花さんが案内する 1泊2日でいく八女市の旅 1st DAY  5/6
徒歩で約3分
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伊原六花さんが案内する 1泊2日でいく八女市の旅 1st DAY  5/6

ノスタルジックな坂口酒店で“角打ち”体験

築100年以上の建物を利用した「坂口酒店」では、お酒とお酒に合う料理を提供しています。お酒のセレクトは、あらゆるジャンルに精通する酒塾塾長・キノハチ先生によるもの。創業200年を超える八女の蔵元「喜多屋」の日本酒をはじめ、さまざまな銘酒の数々を味わうことができます。さらに隣の「NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町」内では、「サケバー エビス」(19~23時・要問い合わせ)としても営業。お酒好きでなくてもハシゴをしてみたくなります。

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住所/八女市本町209
電話/0943-41-0161、090-5729-0657
時間/10:00〜18:00
定休日/水曜日

筑後地方の地域文化商社うなぎの寝床でお買い物
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伊原六花さんが案内する 1泊2日でいく八女市の旅 1st DAY  6/6
徒歩で約1分
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伊原六花さんが案内する 1泊2日でいく八女市の旅 1st DAY  6/6

地産地消ディナーも魅力の NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町に宿泊

宿泊は、歴史ある建築物に泊まれるリノベーションホテルをチョイス。お茶屋さんや酒造店を改装した、趣ある客室が7室あります。古い建物の良さを活かすため、改装は最小限。伝統的な佇まいや意匠をそのままに、現代的な快適さがプラスされています。「お部屋にあった八女提灯の照明や檜風呂に癒されました。ディナーは八女市の野菜をたくさん味わえます」と大満足の伊原さん。レストランではティーカクテルや日本酒も提供しています。

[DATA]
住所/八女市本町西京町204
電話/0120-210-289
料金/1泊1室35,090円~(2食付き・2名利用時の1名料金)

地産地消ディナーも魅力の NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町に宿泊
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手すき和紙体験ができる八女伝統工芸館

八女市や周辺地域の伝統工芸品を一堂に集めた工芸館。仏壇や提灯、手すき和紙、竹細工など、地域に伝わる手仕事を展示・紹介しています。「手すき和紙資料館」では、九州で最も古い歴史を持つ八女手すき和紙の展示コーナーがあり、工房では葉書やしおり、うちわ作りが体験できます(要予約)。簀桁(すげた)という道具で和紙をすき、押し花で飾って乾かして完成。待っている間は、併設の物産館でお買い物を楽しんで。

[DATA]
住所/八女市本町2-123-2
電話/0943-22-3131
時間/9:00~17:00(体験受付は~16:00)
定休日/月曜日(祝日は開館)
料金/入場無料

手すき和紙体験ができる八女伝統工芸館
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茶畑を訪ね、お茶を使ったランチやスイーツを堪能。歴史あるお茶屋さんに立ち寄って、お土産もしっかり。玉露で知られる茶産地・八女市を体感できるお茶尽くしな1日です。
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伊原六花さんが案内する 1泊2日でいく八女市の旅2nd DAY  1/5

矢部屋 許斐本家で お土産用の日本茶を購入

2日目のはじまりは、八女市有形文化財に指定された、居蔵造りの建物が美しいお茶屋さんへ。「矢部屋許斐本家」は、江戸時代からの歴史がある老舗です。炭火を炊いて八女和紙の上で焙煎するという、伝統製法で作られた焙炉式の玉露は、甘味と旨味がしっかりと引き出された逸品。玉露以外にも煎茶やほうじ茶など、多彩なアイテムを販売しています。伊原さんは水出しの玉露ティーバッグやお茶を使ったお菓子をチョイスしました。

[DATA]
住所/八女市本町126
電話/0120-72-0201
時間/9:00~18:00
定休日/第1・3・5日曜日、そのほか臨時休業あり

矢部屋 許斐本家で お土産用の日本茶を購入
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伊原六花さんが案内する 1泊2日でいく八女市の旅 2nd DAY  2/5
車で約20分
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伊原六花さんが案内する 1泊2日でいく八女市の旅2nd DAY  2/5

見渡す限りの茶畑!八女中央大茶園で景色を楽しむ

八女市北部のなだらかな丘に、約70ヘクタールもの茶畑が広がる絶景スポット。5月の新茶シーズン、6~7月の二番茶のシーズンには、茶葉の摘み取り作業を見られることも。茶畑の中にある展望所からは市街地を見渡し、晴れた日には有明海や島原半島までも望むことができます。茶畑の景色を満喫した伊原さんは、「深い色や明るい色など、色々な緑があってきれいですね」と深呼吸しました。

[DATA]
住所/八女市本
電話/0943-22-6359(八女中央茶共同組合)
時間/見学自由

見渡す限りの茶畑!八女中央大茶園で景色を楽しむ
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伊原六花さんが案内する 1泊2日でいく八女市の旅 2nd DAY  3/5
車で約30分
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伊原六花さんが案内する 1泊2日でいく八女市の旅2nd DAY  3/5

八女茶の歴史にゆかりのある霊巌寺を訪ねる

矢部川と支流の笠原川が流れ、自然豊かな黒木地区。茶農園・千代乃園が手掛ける茶寮は、お茶を使った料理・デザートがおいしいと評判です。伊原さんがランチにいただいたのは、「3種のお茶と山ごはん」。茶葉を使ったおにぎりや、矢部村・黒木町で採れる山菜を使ったお惣菜、汁物のセットで、食前茶・食中茶・食後の和紅茶と3種類の八女茶を味わえます。「このお惣菜、私のなかでトップレベルです!」と感動しきりの伊原さんでした。

[DATA]
住所/八女市黒木町北大淵6338花巡
電話/0943-22-8860
時間/11:00~17:00
定休日/火・水曜日

八女茶の歴史にゆかりのある霊巌寺を訪ねる
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伊原六花さんが案内する 1泊2日でいく八女市の旅 2nd DAY  4/5
車で約30分
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伊原六花さんが案内する 1泊2日でいく八女市の旅2nd DAY  4/5

八女茶の歴史にゆかりのある霊巌寺を訪ねる

ランチの後は、緑濃い山中にある霊巌寺に足を伸ばします。室町時代に創建された名刹で、明(中国)で禅の修行を行った栄林周瑞(しゅうずい)禅師が茶の種子を持ち帰り、この地で栽培と製茶の指導を始めたことから「八女茶発祥の地」と呼ばれています。また、本堂から山道を約15分歩いた所にある「座禅岩」の頂上は、茶畑や家々を見下ろす絶景スポットとしても人気です。本堂では坐禅体験もできるので、気になる方は事前予約を。

[DATA]
住所/八女市黒木町笠原9731
電話/0943-42-4311
時間/参拝自由(坐禅体験については事前に要問い合わせ)

八女茶の歴史にゆかりのある霊巌寺を訪ねる
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伊原六花さんが案内する 1泊2日でいく八女市の旅 2nd DAY  5/5
車で約15分
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伊原六花さんが案内する 1泊2日でいく八女市の旅2nd DAY  5/5

旅の締めくくりはティースタンドで八女茶スイーツを

気軽にお茶を味わってほしいという思いからオープンした、八女茶ドリンク専門のカフェ。江戸時代後期の慶応年間に創業した老舗茶屋・中山吉祥園がプロデュースしています。人気メニューは抹茶・ほうじ茶・紅茶・玄米茶を使った4種類のフラッペ。お茶の旨味を楽しめる優しい甘さが特徴です。店内ではパッケージがおしゃれな茶葉やお茶を使ったお菓子の販売も。天気のいい日はテラス席でのんびりできるのがうれしいところです。

[DATA]
住所/八女市黒木町今577-4
電話/0943-42-0156
時間/10:00~18:00
定休日/火曜日(祝日の場合営業)

旅の締めくくりはティースタンドで八女茶スイーツを

八女グルメをおうちでも。おすすめ特産品5選

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