松島のグルメといえば、やはり新鮮な海産物。ホタテやウニ、イクラ、カキ、ホッキ貝など季節ごとの美味を味わうことができます。なかでも、その形から「海のパイナップル」という別名を持つホヤは、宮城県が収穫量全国1位。春から夏にかけて特においしくなります。また、友だちや家族とにぎやかに楽しむならカキ小屋で食べ放題や、松島湾に浮かぶ桂島でシーフードバーベキューもおすすめです。海の幸以外にも、牛タンやずんだ餅をはじめ、枝豆で作ったずんだを使ったスイーツなども味わえます。
松島観光の中心街にある和食処。松尾芭蕉が泊まった宿の跡地とされる「松島玉手箱館」の3階にあり、松島の絶景を眺めながらの食事が楽しめる。大阪・京都・神戸などさまざまな土地で経験を積んだ関西出身の店主が、松島産の食材を取り入れた料理を提供。夏はアナゴ、冬は牡蠣といった松島名物を使った料理がおすすめだ。アナゴ天と焼き牡蠣などが付く「芭蕉セット」も人気。ほかにも、つなぎを一切使わない十割そばをはじめ、ラーメン・丼ものから、定食・御膳まで豊富に用意されているので、誰もが安心して立ち寄れる。
瑞巌寺に隣接した臨済宗妙心寺派の寺院、伊達政宗公嫡孫である光宗公の菩提寺・円通院境内に佇む「伊達精進懐石 雲外」。夏はバラ、秋は紅葉など四季折々の景色を一年を通じて楽しめる、色彩豊かな円通院の庭園を眺めながら季節の膳を堪能する贅沢なひと時を過ごそう。通常の精進料理にはない魚介のお造りやカキの焼き物などが並ぶのは、食通で粋な伊達の殿様ならでは。
日本三景・松島の観光や、松島瑞巌寺、円通院の参拝の際に立ち寄りたい「洗心庵」。参道に面した開放的なお休み処では、四季折々の風景を愛でながらカキや牛タンといった郷土の味や、ずんだ餅やくずきりなどの甘味を楽しめる。また、最大400名収容の大広間もあり、団体向けのメニューも豊富。笹かまや民芸品などの宮城の名産品が揃うおみやげコーナーも併設。
生カキはもちろん、焼きカキ、カキフライ、カキの天ぷら、カキ鍋など、日本三景・松島を代表する名物のひとつであるカキを、存分に味わえる「かきと海鮮料理 旬海」。また、近海で獲れた旬の海の幸を活かした「海鮮丼」や「お刺身膳」といった海鮮料理も揃う。豊富な宮城の地酒を楽しみながら、ゆったりとおまかせコース(要事前予約)を堪能するのも贅沢だ。