6つの温泉街からなるかみのやま温泉は、大きく2つの地区に分かれます。歴史を感じさせる町並みを楽しみながら滞在したいなら、羽州街道の宿場町の面影が残る新湯・湯町・十日町地区で、蔵王連峰の景色を楽しみながら、静かに過ごすなら葉山・河崎・高松地区で宿を探すのがおすすめです。100年の歴史を持つ風格ある老舗旅館から、地元の山の幸を堪能できる宿、温泉ともてなし自慢の民宿など、個性ある施設が揃っていますので、旅の目的にあった宿を探してみてください。
旅色おすすめかみのやま温泉一覧
開湯560年以上の歴史を誇る山形県の温泉城下町・かみのやま温泉。その中心部から少し離れた、閑静な地に佇む温泉宿が「ふじや旅館」だ。庭園を眺める開放的な大浴場で、かみのやま温泉郷の温泉のひとつ=河崎温泉を源泉掛け流しで楽しみ、昔ながらの和の風情が漂う畳の客室でゆったりと寛げる。「山形牛」をはじめ、山形名産の食材や旬の素材をふんだんに使った創作和食料理がいただけるのも、この宿の魅力だ。旅情ある雰囲気の中、美味しい料理と温泉がリーズナブルに満喫できるとあって、幅広い層に利用されている。
江戸時代に宿場町として栄え、古くから旅人でにぎわってきた、開湯560余年の「かみのやま温泉」の老舗宿「果実の山 あづま屋」。果物王国・山形にちなみ「果実の山(かみのやま)」と改名された宿の快適な客室や名湯が、旅の疲れを癒してくれる。夕食は、山形ならではの季節の美味を活かした創作料理。日本料理をベースに、料理長が得意とする洋食や中華の技を巧みに取り入れたユニークな料理をいただこう。また、到着時の“ウェルカムワイン”も好評だ。