×

FOCAL[フォーカル]

中尾明慶 インタビュー

FOCAL[フォーカル]
Special Interview 中尾明慶
中尾明慶 インタビュー
「深夜バス」中出武彦

――初めて訪れた山口県宇部市の旅はいかがでしたか?

まちの中にこんなにアートが溢れていることを知らなかったので、刺激を受けました。素敵な場所ですね。アートって、わざわざ出かけて施設に見に行くとなると少し気が張ってしまって……難しいことのように考えていたんです。でもこうやってまちの中に普通にアートがあって、日常的に目に入ってくるのは気軽でいいなと思います。気付いたら、自然と「このアートはどうやってできたんだろう」などと考えている自分がいて、アートに関心を持てていることにうれしくなりました。

FOCAL[フォーカル]
Special Interview 中尾明慶
中尾明慶 インタビュー
「蟻の城」向井良吉

――ときわ公園で見たアート作品で、印象的だったものはありますか?

「蟻の城(向井良吉)」は特に圧倒されました。戦争復興で起きた公害から立ち直る宇部市がテーマになっていると教えてもらったのですが、たしかに作品から伝わってくるパワーがありましたね。でもアートって、別のタイミングで見たらまた違う印象を受けることもありそうだなって思っていて。例えば年齢を重ねて再訪したときとか、今回は浮かばなかった感想を持つこともありそう。アートってそういう不思議なところありません?

FOCAL[フォーカル]
Special Interview 中尾明慶
人によって見え方や感じ方が違うそこがアートのおもしろいところですよね
中尾明慶 インタビュー
「Watching the Watchers」Andrea TOMPSON
中尾明慶 インタビュー
「Construction Kit Animal」Hans SCHOHL
中尾明慶 インタビュー
「Storage of celestial mechanics」Hans SCHOHL
FOCAL[フォーカル]
Special Interview 中尾明慶

――今回の旅でアートへの関心が深まったのでは?

そうなんですよ、興味持っちゃいました! 今度からインタビューで聞かれたら、趣味「アート鑑賞」って言いたいな。「宇部市でアートに心奪われて、休みの日は美術館に行っています」とか言っちゃおうかな(笑)。今までアート作品を見ることに少しハードルを感じていましたが、宇部市に来て気軽に楽しめるものだと気付けたので、とても良いきっかけになりました。この2日間いろんな作品を見たけど、きっとまだまだ見切れていないだろうから、次、宇部市に訪れた時はほかの作品も探しに行ってみたいです。

FOCAL[フォーカル]
Special Interview 中尾明慶
中尾明慶 インタビュー

――アートスポット以外に、お守りが豊富な神社にも訪れました。

「琴崎八幡宮」のお守り、すごかった! 900種類以上もあるって、あんな数のお守り見たことないよ! いろんなお守りを探せて、楽しかったです。そういえば、自分のための釣りのお守り「大漁祈願御守」だけ買って、家族の分を買うの忘れてしまいました(笑) 。

FOCAL[フォーカル]
Special Interview 中尾明慶

――ほかに印象に残っている場所はありますか。

「キワ・ラ・ビーチ」です。砂浜に、今回の旅の感想「UBE最高!」って描いてきました。ほんと水の色がきれいで、爽やかで……マリンスポーツをしている人や家族でバーベキューをしている人たちもいて、こんな休日過ごしたいな~って思いました。もともと海が好きなので趣味で釣りもしますし、最近ダイビングの免許もとったんです。次回宇部市に訪れたときはマリンアクティビティにもチャレンジしたいですね。

FOCAL[フォーカル]
Special Interview 中尾明慶
宇部市は海がめちゃめちゃきれい
中尾明慶 インタビュー
中尾明慶 インタビュー
中尾明慶 インタビュー
FOCAL[フォーカル]
Special Interview 中尾明慶

――宇部市のグルメはいかがでしたか?

「かまたの恵」のおはぎ、すでにもう一回食べたいくらいお気に入りになりました。いつも食べているおはぎとはぜんぜん違っていて、しつこさがないし軽い食感で。4個も食べちゃいました。店主自らがお米を選んでいると言っていましたが、米からこだわることでこんなにも味が違うんだなぁと感動しました。あおさのおはぎも初めて食べたけど、さっぱりしていて香りがよくて……あぁ、また食べたい!

FOCAL[フォーカル]
Special Interview 中尾明慶
地元グルメは旅の楽しみのひとつなんです
中尾明慶 インタビュー
中尾明慶 インタビュー
FOCAL[フォーカル]
Special Interview 中尾明慶

――中尾さんが旅に出たくなるのはどんな時ですか?

気持ちをリセットしたいときです。作品のクランクイン前とかは、新しいチームで仕事が始まるということと、自分が思い描いている演技でよいのかな、などと悶々と考えてしまうことがあるんです。例えると、新入社員が「明日から新しい環境だ~ドキドキする~」というような心境。だから一回切り替えるのに、旅が良いんですよね。あとは、すべての撮影が終わったあと。旅は、気持ちをリフレッシュさせる意味合いが大きいです。

FOCAL[フォーカル]
Special Interview 中尾明慶
中尾明慶 インタビュー
「Construction Kit Animal」
Hans SCHOHL

――次に宇部市に来たらどんな旅がしたいですか。

宇部ラーメン食べたいです! 宇部市ってラーメンも有名なんですね。旅の楽しみのひとつはやっぱりグルメなので、宇部ラーメンや宇部市のお酒を楽しみたい。今回、「かめうら苑」で食べたクルマエビがプリプリでおいしかったし、「かまたの恵」のおはぎも忘れられないし、次回訪れたときも絶対に食べたいなと思っています。でもアート作品ももっと見て回りたいし、釣りもしたいし、マリンアクティビティもしたいし、いや~これ、1泊2日じゃ足りないですよ!

FOCAL[フォーカル]
中尾明慶
中尾明慶
Profile

1988年生まれ。東京都出身。2001年、『3年B組金八先生』に出演し、注目を浴びる。以降、ドラマ・映画・舞台と数々の作品に出演。現在、月~木曜日に放送されている情報バラエティ番組『プチブランチ』(TBS)ではMCを務めている。また同じく放送中のドラマ『ばらかもん』(フジテレビ)にも出演中。

移住先として注目されています。暮らしたくなるまち 宇部市のいいところ

読者プレゼント「ココミヤゲ」

FOCAL[フォーカル]
contents