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四国中央市で楽しめる特産品&名物

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四国中央市には、きれいな水と瀬戸内の気候風土に育まれた、素材本来のよさが際立つ名産品が数多くあります。自然の樹木を芸術へと昇華させた盆栽、伝統工芸品でもある水引を使ったアート作品から、里芋をはじめとする美食材まで。とびっきりのお土産を探しに行きましょう!

文/川口裕子

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ローマ教皇にも贈られた優美な“盆栽の女王”

和紙を“こより”状にして、水糊を引いて作る水引は、しっかりとした芯がありつつも、加工がたやすく、アクセサリーやアートの素材として注目されています。写真のイヤリングは、昭和30〜40年代に作られた水引のデッドストックで作られたもの。この色合いや質感の水引は、今ではもう作れないそう。結納で使われてきた水引細工は現代風にアレンジされ、インテリアにもなじむオブジェに。贈り物にも喜ばれる逸品です。

ローマ教皇にも贈られた優美な“盆栽の女王”
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ローマ教皇にも贈られた優美な“盆栽の女王”

市内の東赤石山に自生するヒメコマツ、別名“赤石五葉松”は、5枚の繊細な葉と、優美な樹形から“盆栽の女王”の異名をとります。かつては山で小さな木を採り盆栽にしていましたが、1957年、県の天然記念物に指定されたため、現在は種子から10年以上の歳月をかけ、職人が丹精を込めて盆栽へと仕上げていきます。バチカン宮殿にも奉納されたことから、海外での認知度がアップ。ヨーロッパ各地で特に人気が高まっています。

ローマ教皇にも贈られた優美な“盆栽の女王”
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ほかにはない舌触りが至極のチーズケーキ

スフレでもなく、ベイクドチーズケーキでもない。しっとり、シュワッとした唯一無二の舌触りが魅力の「午後のチーズ」は、四国中央市を代表する銘菓です。手掛けるのは、地元で愛されている「ゴトウ洋菓子店」。濃厚な後味に、素材へのこだわりを感じます。食べやすいサイズであることも嬉しいポイント。ダイエット中でも罪悪感が少なく、仕事中にちょこっとつまむのにもぴったりです。職場のお土産はこれで決まり。

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日本最高級クラスの愛媛ジビエを和食の技で

地物にこだわるジビエ料理店の「坂ダイ.ニング」。同店が扱う愛媛のジビエは、農林水産大臣賞受賞の鹿肉や、第一回日本猪祭りのグランプリを受賞した猪肉など高品質なものばかり。新鮮な地元食材から旨みを最大限引き立てるのは、老舗料亭や誰もが知る和食の名店、鮨割烹などで腕を磨いた店主。懐石料理の技法を掛け合わせて生み出す「和ジビエ」を堪能しましょう。

日本最高級クラスの愛媛ジビエを和食の技で
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中秋の名月を見上げて河川敷でつつく宴会も

春と秋に山から海へと吹き降ろす“やまじ風”に見舞われる土地柄のため、江戸時代から作られたこの地の主要作物は、土中で育つ里芋でした。この里芋を鶏肉、こんにゃく、しいたけなどと鍋で煮込む“いもたき”は、給食でも登場する郷土料理です。秋になると県内の河川敷では、月見を兼ねて“いもたき”をつつく宴会が催されます。旅で訪れた時には、料理自慢の老舗旅館「蔦廼家(つたのや)」で、ねっとりとろける里芋に舌鼓を。

中秋の名月を見上げて河川敷でつつく宴会も
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こだわりの品を自動販売機で24時間いつでもGET

「体に優しい料理が食べられる」と評判の「くう食堂」は、アーティストの店主ならではの店構えが「不思議な世界に迷い込んだみたい」と、アート好きから大好評。ただ、店主さんのアート活動のため、店が休みの日も多いのです。そんな時は入口横にある自動販売機を利用しましょう。雑貨、こだわりの調味料、焼き菓子やレシピ付きの野菜など、くう食堂セレクトの品々を手に入れることができます。

こだわりの品を自動販売機で24時間いつでもGET

至極の紙国、四国中央市を“かみ”砕こう!

Special Interview 高梨 臨

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