とれたて野菜や特産品がずらりと並ぶ売店、新見名物の千屋牛を使った丼やラーメンが味わえるレストラン「山野彩館」、焼きたての米粉パンが買える「こめ工房」、24時間利用できる休憩所、4つの施設が集まる道の駅。イチオシは地元産の哲西栗を使用したマロンソフトクリーム。地元の人でもなかなか手に入らない貴重な哲西栗は甘みが強く、ミルキーなソフトクリームと合わせても栗の風味をしっかり感じます。「鯉が窪」の名称になぞらえて、縁結びの神として知られる大国主命を祭った「恋鯉神社」もあるので、ぜひ記念撮影を。

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住所／新見市哲西町矢田3585-1
電話／0867-94-9017、0867-94-2205（こめ工房）
時間／売店9:00〜18:00、レストラン「山野彩館」11:00〜14:00、こめ工房9:00〜16:00
定休日／売店・レストラン「山野彩館」2月下旬〜11月は無休、12月〜2月中旬は木曜、こめ工房は毎週木曜

天然記念物に指定された、西日本屈指の湿原。季節ごとのめずらしい湿生植物や水生植物が300種以上も自生しています。遊歩道に沿って一周すると約60分なので、野鳥の声に耳をすませながらゆっくりお散歩するのにちょうどいい広さです。湿原の真ん中には大きな湖があり、鯉の餌やりが楽しめます。鯉の中には、ハートマークがある鯉がいるので、探してみては。水面がおだやかな湖は、空や雲、まわりの景色を映し出す鏡のようになる様子が美しく、写真スポットとしても人気です。

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住所／新見市哲西町矢田4113-101
電話／0867-94-2111 （新見市哲西支局）
　　　0867-94-2347（管理事務所）

緑あふれるお庭の一角に建てられた、約5坪の小さなレストラン。オーストリアのホテルのレストランで腕を振るい、北海道で経営していたペンションでも料理をふるまっていたシェフが、奥さんの故郷である新見で約20年前に開業。メニューは昼、夜ともに旬の食材を盛り込んだコースが1種ずつ用意されています。コースの締めは自家製の蕎麦。そば粉を細かく挽くことで十割蕎麦とは思えない、なめらかな質感に仕上がっています。つゆは昆布とカツオの合わせ出汁に、新見産の醤油を加えたもの。和と洋が自然と融合した斬新なコース料理が見事です。

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住所／新見市新見720-1
電話／0867-72-7611
時間／11:30〜13:30、18:00〜20:30
定休日／月曜～水曜
※前日までに要予約

中世に建てられたお屋敷の跡地に建つ、和風建築の美術館。新見市出身の篤志家・横内正弘氏から寄贈された美術品を収蔵・展示しているほか、年に数回、ユニークな企画展を開催しています。企画展は近代の日本画を中心に、幅広い世代が楽しめるような内容なので、アートに詳しくなくても大丈夫。コンパクトな展示室が3つあり、30〜40分あれば全体を見てまわれます。アートを鑑賞した後は、喫茶コーナーでティータイム。眼下に広がる新見の市街地と枯山水の庭園を眺めながら、心静かなひとときを過ごせます。

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住所／新見市西方361
電話／0867-72-7851
時間／9:30〜17:00（入館は〜16:30）
定休日／月曜、年末年始、展示替期間中
料金／観覧料900円

化粧品会社ポーラグループが実証した美肌の湯が自慢の温泉と、希少なブランド牛・千屋牛の食事を堪能できる温浴施設。2023年7月には、敷地内に「グランピングヴィレッジいぶきの里」がオープンし、直径7メートルの大型ドームテントが4棟誕生しました。そのうちの1棟はドッグランを備え、ワンちゃんといっしょに宿泊OK。夜空には幾千もの星がきらめき、息をのむ美しさです。宿泊者は温泉に入浴し放題なのも魅力。天然の雪が積もる「いぶきの里スキー場」も徒歩圏内。自然のアクティビティを満喫する拠点として最適です。

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住所／新見市千屋花見1336-5
電話／0867-77-2020
時間／チェックイン15:00〜、チェックアウト〜10:00
料金／グランピングヴィレッジいぶきの里1室2名9,800円～
定休日／火曜日

高瀬川ダム湖畔にある健康リゾート施設。宿泊は緑の館にある和室、オートキャンプ場の近くにあるバンガロー、コテージなどから選べます。オートキャンプ場は、電気コンセントを完備しているので、アウトドア初心者が利用しやすいのも魅力。気になる温泉は、内湯とヒノキの露天風呂があり、ともにラドン泉。身体の療養に向いていると言われているお湯なのでキャンプやスポーツで疲れた身体を癒やしてくれるはず。春は若緑、夏は涼風、秋は紅葉、冬は白銀と、季節ごとの景色に出合えるロケーションも素敵です。

紅茶農園主が営むガーデンカフェ。ぜひ味わってほしいのが手作り尽くしのアフタヌーンティーセット。3段のティースタンドには、サンドイッチ、スコーン、焼き菓子と生菓子が並んでいます。ふわっとやわらかい口どけのスコーンは自家製ジャム＆クリームと共に。紅茶とのマリアージュが格別なお菓子を頬張ると、多幸感に包まれるはず。ランチのおすすめは手作りカレー（1,100円・サラダ付き／11:00〜提供）。サラッとしたルーには、牛肉と野菜の旨みと甘みが溶け込んでいます。

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住所／新見市大佐小阪部2239-8
電話／0867-98-3939
時間／10:00〜17:00、土日祝は〜18:00
定休日／月曜・火曜

全長約450ｍの鍾乳洞。明治～昭和初期に活躍した歌人・与謝野鉄幹＆与謝野晶子夫妻が「奇に満ちた洞」と絶賛した、静寂に包まれた鍾乳洞は幻想的な雰囲気です。見どころは最奥にある洞内湖に架かった真っ赤な竜宮橋と日本屈指のリムストーンが広がる千枚田。LEDでカラフルにライトアップされているため、鍾乳石の凹凸が美しく浮かび上がります。LEDが青っぽい光だと一層神秘的な印象に、ピンクならロマンティックなムードに。色によって印象が変わるので、しばらく立ち止まって変化する景色を楽しんで。

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住所／新見市豊永赤馬2276-2
電話／0867-74-3100 （満奇洞管理事務所）

高梁川に沿ってそびえ立つ、高さ約240ｍもの石灰岩の絶壁が「井倉峡」。県内屈指の紅葉スポットとして知られています。岩壁に突きささるような形で架かった橋の下には、壁の内部に広がる鍾乳洞「井倉洞」の入口が。洞内は全長約1.2㎞、高低差はなんと約90mあり、3つの滝に出会えます。ひとめぐりするのにかかる時間は約40分、「銀すだれ」「くらげ岩」と名付けられた奇石・怪石が次々と現れる様は、まるで大自然のアトラクション。洞窟探検をしている気分が味わえます。

国指定の天然記念物「羅生門」。鍾乳洞が浸食・陥没を繰り返し、高さ約40ｍの巨大なアーチ状になったことから、鍾乳洞の最後の姿と言われています。駐車場から遊歩道を5分ほど歩くと、突如現れる巨大な門は圧巻。遊歩道から階段を降り、下から視界いっぱいに広がる巨大な門を見上げていると、自然のパワーがもらえる気がします。ここの自然環境特有の珍しい植物・サガリビツジゴケ、絶滅危惧種であるイギイチョウゴケ、生きた化石と呼ばれるガロアムシなど、希少な動植物も探してみて。

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住所／新見市草間4484-1
電話／0867-72-6136 （新見市商工観光課）

空海が建てたとされる、女人高野の寺院。女人禁制だった高野山に対して、女性が参詣できる寺として創設されました。平安時代、空海と共に唐から日本に渡り、法曽焼の礎となる陶器製造技術をもたらしたとされる白龍さまにちなんで、白龍門と名付けた純白の門が約80基も連なりました。ご本尊としては子安観音を祀り、古くから子宝を授かると伝えられています。“あじさい寺”とも呼ばれるほど、初夏にはアジサイが咲き誇り、冬にはサザンカが山肌に華やかな彩りを添えてくれます。

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住所／新見市法曽661
電話／0867-75-2407
時間／9:00〜16:30（受付〜16:00）
定休日／不定休

飼育頭数が少なく、岡山県以外ではなかなか見かけない千屋牛。和牛の中で最も歴史が古いと言われる蔓牛をルーツに持ち、江戸時代からの歴史と伝統を守りながら改良を重ねている最高級の黒毛和種です。こちらのお店では、個体管理された千屋牛を半頭飼い。きめ細やかな霜降り肉は、脂の甘みが上品で、舌の上でとろけるおいしさです。鮮度のいいホルモンはクセがないため、ホルモンを食べない人にこそ味わってほしい一品。野菜はもちろん、豚肉や鶏肉も地元産。焼肉のお供には、新見産のワインをぜひ。

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住所／新見市正田397-2
電話／0867-72-6605
時間／11:00〜14:00（LO）、16:30〜20:30（LO）、土日祝11:00〜20:30（LO）
定休日／火曜