国立市谷保にあるコミュニティ農園。小さい子どもから年配の方まで、田んぼや畑を守り育てたい人が集う場所です。毎年人気の「親子田んぼ体験」では苗を植え、黄金色の稲を刈り、お米を炊いて味わうまでを親子で体験できます。そのほかにも、馬やヤギなど動物との触れ合いや収穫した野菜を使用したアウトドア料理を味わえます。さらには、留学生交流会や子どもの食育、野外保育など畑を活かしたイベントで施設を利用することも可能です。市外の方が参加できるのも大きな魅力。東京では珍しい稲作の風景を体感してみて。

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住所／国立市谷保661
電話番号／042-505-7200（くにたち農園の会事務局）
営業時間／イベントにより変動

延喜3（903）年、菅原道真公三男・菅原道武によって建立された東日本最古の天満宮。「学問の神様」と呼ばれる道真公が祀られていることから、学業成就のご利益で信仰を集めます。境内には撫でることにより災いを取り除けるという「撫で牛」が。関水さんは「かわいい！」と言いながら鼻や背中に優しく触れていました。明治41（1908）年には国内初のドライブツアーが開催され、その目的地として選ばれたことから「自動車の交通安全祈願発祥の地」とも呼ばれています。ほかにも、毎年9月に行われる「谷保天満宮例祭」では、平安時代から伝わる古式獅子舞や万灯（まんどう）行列が執り行われています。また宝物殿には、国の重要文化財に指定されている宝物2点を所蔵しています。

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住所／国立市谷保5209
電話／042-576-5123
料金／参拝無料

「新東京百景」や、色彩の事例として優れている景観「環境色彩10選」などに選定される、国立のメインストリート。国立駅からまっすぐ南に延びる道の両側には約160本の桜の木や一橋大学が位置します。平成27（2015）年には新しいベンチを設置する取り組みが行われ、それぞれのベンチには寄贈者からのメッセージがあります。大学通りへの感謝や思い出がつまった温かいコメントに、関水さんも笑顔になっていました。訪れる際はぜひ、探してみてください。

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住所／国立市東1
電話番号／042-576-2111（国立市まちの振興課）

国立の地で100年以上続く酒屋「せきや」が手掛けるビアレストラン。金属のかけがねを意味する“かすがい”には、「お酒や食事のまわりに人が集まり、文化が醸成されていく、そのための媒介になろう」という想いが込められています。併設するブルワリー「KUNITACHI BREWERY -くにぶる-」で生まれるクラフトビールを“かすがい”に、まちや人々を結びつけ、幅広い年齢層に愛されるお店です。料理には、地場の新鮮野菜や、発酵大国・秋田県の寒麹（かんこうじ）を使用した品々、きめ細かい脂が乗った産地直送の伊達マグロなど、こだわりの食材を使用。店内は和モダンでカジュアルな1階、事前予約制のテーブル席が広がる2階に分かれ、ひとりでも大人数でもゆっくりと過ごせます。

湧水点がいくつも見られる国分寺崖線（がいせん）下には、昭和60（1985）年にお鷹の道とともに環境省の「名水百選」に選定された名水が広がっています。清流沿いに流れる約400mの小径がお鷹の道。江戸時代、周辺の村が尾張徳川家の鷹場（鷹で獲物を狩る場所）であったことから名づけられました。現在は遊歩道として整備され、四季折々の風景が楽しめます。真姿の池には平安時代、病を患った玉造小町（たまつくりのこまち）が、池の湧水で身を清めると、もとの美しい姿に戻ったという伝説が残されています。「水が透き通っていてきれい！」と感動する関水さん。閑静で涼し気な散歩道でのんびりした時間を過ごしてみては。

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住所／お鷹の道：国分寺市西元町1丁目・東元町3丁目、真姿の池湧水群：国分寺市西元町1丁目
電話／042-325-0111（こくぶんじ観光まちづくり協会）

一見すると普通のマンションの6階屋上にある、テラス付きのカフェ。「人との繋がりや、地域への貢献を大切にしたい」というカフェ店主の杉田さんが誰もが行き来する場所として立ち上げたお店です。開放感のあるテラス席では、国分寺のまち並みが一望できます。人気カフェメニューは「自家製マフィンとジェラートのプレート」（693円）。カシスの酸味とミルクの濃厚な甘さを感じるジェラートは、さくふわ食感のマフィンと相性抜群。また、他店ではなかなか味わえない、活きた酵素が残るフルーティーな味わいビール「白穂乃香」（1,078円）も提供しています。まち歩きの休憩におすすめ。

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住所／国分寺市本町3-8-15 6階屋上テラス
電話／042-359-4180
時間／火～土曜日 11:00～23:00、日曜日 11:00～22:00
定休日／月曜日 ※祝日の場合は営業、翌営業日が店休

国分寺市の北の端、閑静な住宅街にある五日市街道と砂川用水に面する広大な農園。約300年ほど前に開墾された農地で、農家の清水さんとそのご家族4名を中心に運営しています。畑のすぐ傍にある直売所 では、国分寺産の農畜産物「こくベジ」や、清水さんと繋がりをもつ農家の方々から仕入れた野菜・果物を販売。お客さんと直接やり取りをする機会も多く、地域コミュニティの場としても賑わっています。土・日・祝日には農をテーマにしたイベントを積極的に開催しています。色とりどりの新鮮野菜を現地で購入しましょう。

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住所／国分寺市北町5-8
時間／10:00～12:00、14:00～17:00（直売所）
定休日／不定休

開業20年を迎え、「手作りの食べ物を通して地域の方々とコミュニケーションをする場」というコンセプトで営む料理店。旅好きの店主・堀田さんは、地場産の野菜を使用し、旅で出会った味をアレンジして取り入れています。おすすめメニューは季節の煮込み料理。春は「チキンと野菜の煮込み」、冬は「塩漬け豚のポトフ」などが楽しめます。そのほかにも、スパイスの配合からカレーペーストまで全て自家製の「合挽き肉のカレー」（1,100 円）やシニアソムリエ店主のセレクトワインも堪能できます。オリジナルカレーの調味料「ouchi curry」（1,100円）は旅の思い出にもぴったり。

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住所／国分寺市本町2-17-2
電話／042-325-9907
時間／18:00～22:30（水・木・日曜日）、18:00～23:00（金・土曜日）
定休日／月・火曜日

平成5（1993）年 に都立小金井公園内に開園し、歴史的建造物が保存される野外博物館。敷地面積が約7haもある園内には、現地での保存が不可能になった文化的価値の高い建造物が移築され、復元・展示されています。銭湯「子宝湯」（こだからゆ）では、「このタイル、すごい好きなやつ！」と興味津々な関水さん。内部にはその時代の生活民俗資料も展示され、当時の面影が感じられます。建造物は30棟もあるため1日中楽しめるのも魅力的です。自由に歩き回りながら、日本の過去の姿に浸ってみては。

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住所／小金井市桜町3-7-1（都立小金井公園内）
電話／042-388-3300（代表）
時間／9:30～17:30（4月～9月）、9:30～16:30（10月～3月）
※入園は閉園時刻の30分前まで
定休日／月曜日（祝日の場合は翌平日）、年末年始
料金／400円※ほかシニア・学生割り引き有（公式サイト参照）

玉川上水に架かる陣屋橋の南側で営むカフェ。植物性のものだけで作られたヴィーガン料理を提供しています。人気メニューは、地元小金井の新鮮野菜を使ったシンプルな味付けのお惣菜と、小豆入り玄米ご飯の日替わりプレート。店内には店主好みのハワイ音楽やヒーリング音楽が耳心地よく流れ、心を穏やかにしてくれます。窓から見える桜並木は、想いと共に植え替えられてきた国指定の「名勝小金井」。四季折々の景色を眺めながら、一杯ずつ丁寧に淹れるコーヒーや自家製ドリンク、甘さ控えめなヴィーガン米粉ケーキを味わって、ゆったりとした時間を過ごしてみては。

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住所／小金井市桜町1-11-21
電話／042-387-1004
時間／11:00～LO17:30
定休日／不定休

明治から大正時代にかけて三井財閥・三井銀行の役員や政治家として活躍した、波多野承五郎の別荘に作られた庭園で、今は小金井市が管理する自然緑地です。園内は豊かな緑が生い茂り、野鳥も数多く生息。これらは「特別緑地保全地区」として保護され、自然環境は整えられています。 門をくぐり坂道を下ると、地中に伏せた水瓶に水滴が落ちる「水琴窟（すいきんくつ）」があります。関水さんも、聴音筒に耳を当てて音色を楽しんでいました。このほかにも、多摩川の流れによってできた崖から湧き出る泉の地形「はけ」や自然を感じるスポットがたくさん。

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住所／小金井市貫井南町3-2-28
電話／042-385-2644
時間／9:00～17:00（入園は16:30まで）
定休日／火曜日（祝日の場合は翌平日）、12月28日～1月4日
料金／大人（15歳以上）100円、子ども（6歳以上）、60歳以上・障がい者とその付添人50円

1945年創業の建設会社が運営する洋菓子店。人気商品「黄金井パフ」は、後継者不在により閉店した洋菓子店の味を絶やしたくないという思いから、レシピを受け継いだ商品です。香料を一切使わず、新鮮卵黄と北海道牛乳で炊き上げた自家製カスタードを、ふわふわ食感の生地に詰めています。国産米100％使用の米粉と体にやさしい甜菜糖、豆乳を使用した「米粉の黄金井パフ」は、牛乳や小麦粉が苦手な方でも食べられます。お腹が空いたときやアフタヌーンティーのお供、ギフトとしても人気です。

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住所／小金井市東町4-38-17 ロイヤル武蔵野1F
電話／042-301-2345
時間／10:00～18:00
定休日／不定休