多彩なあそびがいっぱい見て、触れて楽しむ体験

普段の生活とは異なる絶景に出合ったり、ご当地グルメを堪能したり、旅はその土地ならではのカルチャーを感じられます。広島・宮島・岩国地方にも山々に囲まれた中でのアウトドアや、伝統芸能の鑑賞など旅先でしか得られない経験がたくさん。このエリアならではの体験で、一生の思い出に残る旅行にしましょう。

文／松澤都呼（旅色編集部）

農家のスタッフから正しいいちごの摘み方や糖度が高いおいしいいちごの選び方を教えてもらい、さまざまな品種を食べ比べできます。町内には、観光農園ファームランド、いちごらんど、たぶせいちごファームの3つの農園があり、いずれも町の中心から車で10分以内でアクセスできる好立地。体験後には、採ったいちごでパフェ作り体験ができたり、お土産として購入できる施設もあります。

錦川で行われる夏の風物詩、鵜飼（うかい）は、鵜匠（うしょう）が古式ゆかしい衣装に身を包み、巧みな手縄さばきで鵜を操る伝統漁法です。約400年前から続くこの漁法は鵜舟の篝火（かがりび）が川面に映り神秘的。日本三名橋の一つである錦帯橋が背景に映り込み、200メートルにも及ぶ木造の五連アーチが幻想的な光景を作り出します。遊覧船から間近で眺められるので迫力満点です。

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住所／山口県岩国市岩国1-2（鵜飼遊覧船乗場）
電話／0827-28-2877
時間／19:00～21:00 ※鵜飼期間中（6/1～9/10）
料金／中学生以上3,000円、3歳～小学生1,500円

日本の伝統芸能である神楽は、祭りや神事を原点に奉納され、安芸高田市の神楽も地域の祭りや行事として奉納されています。専用の観覧施設がある神楽門前湯治村では定期的に演じられており、華やかな衣装を纏い表情豊かな神楽面をつけた舞者たちが太鼓や笛、拍子のお囃子（おはやし）にあわせ舞います。鑑賞に特定のルールはないので、登場人物のセリフや衣装、ストーリーなど、自分の興味のある要素に注目して楽しみましょう。

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神楽門前湯治村
住所／広島県安芸高田市美土里町本郷4627
電話／0826-54-0888（代表）
時間／昼12:30～、14:30～（日・祝祭日）
料金／高校生以上1,000円、小・中学生500円
時間／夜20:30～（金・土曜日）
料金／高校生以上700円、小・中学生300円

三次市に流れる中国地方最大河川、江の川。ここでのカヌーは、山々が近くに迫り、壮大な景色を水面の高さから眺められます。川岸の植物や野鳥などの生物を観察することもでき、頬を撫でる風と川の音に身も心も癒されるひとときに。レンタルもあるので、体験ツアーで操作方法を学んだ後は、安全に注意しながら思いのままに川を散策してみましょう。

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江の川カヌー公園さくぎ
住所／広島県三次市作木町香淀116
電話／0824-55-7050
時間／8:30～18:00
定休日／火曜日（GW・夏休み期間は無休）、年末年始

芸北オークガーデンには、薪で沸かした天然温泉があり、その露天風呂からは美しい山々を眺められます。レストラン「仙水」では、清流に生息するアマゴの塩焼きや、地元で収穫された山の幸を味わえるのも特徴。さらに、バーベキューやグラウンドゴルフといったアウトドアアクティビティも楽しめます。地元酪農家が経営するアイスクリーム工房もあるので、搾りたての生乳をたっぷり使った濃厚な味を堪能してみてください。

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住所／広島県山県郡北広島町細見145-104
電話／0826-35-1230
時間／チェックイン16:00～、チェックアウト～10:00
料金／1泊2名（2食付）20,900円～

標高600メートルの中国山地の大自然に囲まれた高原リゾート、芸北オークガーデンに宿泊

江戸時代初期に始まったといわれる大竹の和紙づくり。広島県と山口県の境を流れる小瀬川の清らかで豊かな水は原料であるコウゾの栽培に適しており、和紙作りが盛んにおこなわれてきました。コウゾのみで作られ、白く、強靭であることが特長で、障子紙や書画、広島で盛んな神楽の面などに使われています。「おおたけ手すき和紙の里」では、和紙づくりの体験ができます。完成品を当日持ち帰れるので旅の思い出の品にいかがでしょうか。

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おおたけ手すき和紙の里
住所／広島県大竹市防鹿3365
電話／0827-93-3576
時間／午前の部10:00～、午後の部13:00～
所要時間／約90分（施設の見学、乾燥時間を含む）
料金／はがき判コース800円、小学生以下600円・A4判コース600円
※体験希望は2週間前までに要予約

SEA SPICAはおよそ5時間のクルージングの中で、瀬戸内海でのアイランドホッピングを楽しめます。美しい庭園をもつ松濤園（しょうとうえん）がある下蒲刈島（しもかまがりじま）や、うさぎと触れ合える大久野島（おおくのしま）など島々に立ち寄りながら渡航できるのが魅力。船内には横並びの席や円卓の席、向かい合わせの席などがあり、屋外デッキには瀬戸内海の島々をイメージしたソファーもあり、リラックスしながら広島ならではの船旅を満喫できます。

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瀬戸内シーライン株式会社（瀬戸内海汽船グループ）
住所／広島県広島市南区宇品海岸1-13-13
電話／082-253-1212
※東向きと西向きコースがありで立ち寄る島が異なるのでHPから要チェック

広島市内からフェリーや、車でもアクセスできる江田島市（えたじまし）は瀬戸内海の景色を眺めながら、マイペースに島サイクリングするのがおすすめ。各港にはレンタサイクルのターミナルがあり受付と返却に便利です。明治、大正時代の建物が今なお残る「海上自衛隊第1術科学校」「旧海軍兵学校」や、夕日の絶景スポット「サンビーチおきみ」など、歴史や自然を感じる魅力的な立ち寄りスポットもたくさんあります。まだ知られていない感動に出合えるかも。

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江田島市観光協会
時間／9:00～17:00
電話／0823-42-4871
料金（1回あたり）／電動アシスト自転車・電動アシストクロスバイク・電動アシストミニベロ2,000円＋保証料1,000円
クロスバイク2,000円＋保証料1,000円
ミニベロ1,000円＋保証料1,000円