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“楽しい”がキラキラ輝く 函館さんぽ

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北海道南西部・渡島半島(おしまはんとう)の先にある函館市は、海に囲まれた港町。函館山の麓からベイエリアにかけてのゆるやかな坂道に瀟洒な洋館が立ち並びます。美しい街を歩き、おいしいものを食べる、ぜいたくな旅に出かけましょう。

写真/佐野円香 スタイリスト/山口香穂 ヘアメイク/宮本愛 文/若宮早希

ふるさと納税
スケジュールamp;アクセス
1泊2日の北海道函館市の旅 スケジュール
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1st DAY
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1泊2日でいく函館市の旅 1st DAY  1/6
函館空港から出発!
車で約15分
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1泊2日でいく函館市の旅 1st DAY  1/6

まずは函館朝市を見学&イカ釣りに挑戦!

港のすぐそばにある函館朝市は、函館市屈指の観光スポット。広さ1万坪もの場内には、新鮮な魚介類や乾物、青果などを扱う約250のお店が並びます。まずは、タラバガニや毛ガニ、ホタテなどが店頭にずらりと並ぶ場内を散策し、函館の旬の魚介をチェックしましょう。森さんは函館沿岸で獲れるがごめ昆布をチェック。「いろいろな料理に使いたいです」とお買い物を楽しみました。場内の「えきに市場」にはイカの釣堀もあり、自分で釣った新鮮なイカをその場で料理してもらえます。

[DATA]
電話/0120-858-313(函館朝市協同組合連合会事務局)
住所/函館市若松町9-19
時間/6:00〜14:00過ぎ、5〜12月は5:00〜14:00過ぎ(店舗により異なる)
定休日/無休(店舗により異なる)

まずは函館朝市を見学&イカ釣りに挑戦!
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1泊2日でいく函館市の旅 1st DAY  2/6
徒歩で約1分
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1泊2日でいく函館市の旅 1st DAY  2/6

遅めのランチは函館朝市の朝市お食事処 山三 道下商店へ

函館朝市内にある「函館朝市 どんぶり横丁市場」は、新鮮な魚介類を味わえる食堂が軒を連ねるグルメスポットです。お昼ごはんに食べたいのは、やっぱり海鮮丼。「朝市お食事処 山三 道下商店」は、函館近海の幸を使った海鮮丼やボリューム満点の定食が自慢です。森さんは人気メニューのがごめいか刺丼(1,430円)やいかザンギ(858円)に舌鼓を打ち、「イカの甘みがすごく強いです。ザンギもサクサクでおいしい~」と感動。カニの身の割合が90%以上というぜいたくなカニクリームコロッケもおすすめです。

[DATA]
電話/0138-22-6086
住所/函館市若松町9-15 函館朝市どんぶり横丁市場内
時間/6:00~21:00(時期により異なる)
定休日/不定休

遅めのランチは函館朝市の朝市お食事処 山三 道下商店へ
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1泊2日でいく函館市の旅 1st DAY  3/6
車で約5分
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1泊2日でいく函館市の旅 1st DAY  3/6

夕暮れ時が狙い目!函館山ロープウェイから街を見下ろす

標高334mの函館山の山麓から山頂を結ぶロープウェイ。山頂にある展望台やゴンドラの中から、海に囲まれた函館市街を見下ろすことができます。函館山は、その眺望の素晴らしさから「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で3つ星を獲得しているほどの名所。日没時間が早い冬は、夕方から夜景を楽しめます。山頂には展望台のほかに公園やレストラン、ティーラウンジがあり、日が沈むのを待つのもあっという間です。

[DATA]
電話/0138-23-3105(総合案内)
住所/函館市元町19-7(山麓駅)
時間/10:00~上り最終20:50、下り最終21:00(4月20日~9月30日は上り最終21:50、下り最終22:00)、15分ごとに運行
定休日/無休
料金/片道1,200円、往復1,800円

夕暮れ時が狙い目!函館山ロープウェイから街を見下ろす
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1泊2日でいく函館市の旅 1st DAY  4/6
徒歩で約10分
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1泊2日でいく函館市の旅 1st DAY  4/6

イルミネーションを見るなら八幡坂や開港通りへ!

冬に函館を訪れるなら、イルミネーションは必見。異国情緒あふれるエキゾチックな街並みが日没とともにライトアップされ、幻想的な雰囲気に早変わりします。元町地区の八幡坂や二十間坂(にじゅっけんざか)では通りの両脇の街路樹がライトアップされ、坂の上からイルミネーションとともに函館港の夜景を一望できます。ベイエリアの金森赤レンガ倉庫や開港通りでは買い物やグルメを楽しみながら散策しましょう。八幡坂のイルミネーションを見に来た森さんは、「人がいっぱいで楽しいです! あと地面がつるつるで転んじゃいました」と北国の洗礼を受けました。

[DATA]
電話/0138-27-3535(はこだて冬フェスティバル実行委員会)
住所/函館市内各所
時間/12月1日~2月末

イルミネーションを見るなら八幡坂や開港通りへ!
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1泊2日でいく函館市の旅 1st DAY  5/6
徒歩で約5分
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1泊2日でいく函館市の旅 1st DAY  5/6

五島軒 レストラン雪河亭で由緒ある洋食ディナー

ディナーは明治12(1879)年創業の老舗レストランへ。伝統レシピを受け継ぐ洋食メニューや本格フルコースを味わえます。森さんが食べたのは、名物のカレーやビーフシチュー、エビフライなどが楽しめる明治の洋食&カレーセット。看板メニューのイギリス風カレーは、「辛さと甘さのバランスが絶妙!」と森さんも太鼓判を押すおいしさです。本館は国登録有形文化財に指定された洋館で、昭和初期にダンスホールとしてつくられた「王朝の間」やステンドグラスなど、建物の美しさも魅力です。

[DATA]
電話/0138-23-1106
住所/函館市末広町4-5
時間/11:30~LO14:30、17:00~LO20:00
定休日/火曜日

五島軒 レストラン雪河亭で由緒ある洋食ディナー
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1泊2日でいく函館市の旅 1st DAY  6/6
徒歩で約10分
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1泊2日でいく函館市の旅 1st DAY  6/6

温泉&サウナで癒されるラビスタ函館ベイにチェックイン

宿泊は函館ベイエリアの人気ホテルへ。函館山を望む絶好のロケーションと、大正ロマンをイメージした館内の設えが魅力です。チェックインの後は、源泉かけ流しの温泉でじっくりと体を温めましょう。大浴場は岩風呂やヒノキ風呂、夜景が自慢の屋上露天風呂のほか、サウナもある充実ぶりです。館内には2つのレストランやバー、アロマトリートメントを受けられるリラクゼーション施設、安田倉庫記念ギャラリー、ショップなどもあります。

[DATA]
電話/0138-23-6111
住所/函館市豊川町12-6
料金/1泊朝食付き1万8,000円~(ツイン2名1室利用時の1名料金)

温泉&サウナで癒されるラビスタ函館ベイにチェックイン
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2nd DAY
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1泊2日でいく函館市の旅 2nd DAY  1/5

ラビスタ函館ベイの朝ごはんで1日をスタート

函館市内には、ぜいたくな朝食が自慢のホテルが多いことをご存じでしょうか。ラビスタ函館ベイでは、朝食レストランで北海道の新鮮な海の幸を好きなだけ味わえるバイキングを提供しています。一番人気は海鮮丼。いくらやイカ、甘エビなどをトッピングし放題で、自分好みの海鮮丼をカスタマイズできます。海鮮や野菜を目の前で焼き上げてくれる炙り焼きや、焼きたてのパンも評判です。朝食は宿泊者のみが利用できるので、豪華な朝食を目当てに宿泊してみては?

[DATA]
電話/0138-23-6111
住所/函館市豊川町12-6 ラビスタ函館ベイ2階 北の番屋
時間/朝食提供時間6:30〜10:00 (LO9:30)
定休日/無休

ラビスタ函館ベイの朝ごはんで1日をスタート
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1泊2日でいく函館市の旅 2nd DAY  2/5
車で約15分
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1泊2日でいく函館市の旅 2nd DAY  2/5

五稜郭タワーから雪化粧した五稜郭公園を一望

星型のお堀に囲まれた五稜郭は、江戸時代末期に幕府が造成した西洋式の城郭で、旧幕府軍と新政府軍が争った箱館戦争の舞台にもなった歴史ある場所です。現在は公園として遊歩道が整備され、市民の憩いの場所として親しまれています。そんな五稜郭公園の全貌を見渡せるのが、公園のすぐそばに建つ五稜郭タワー。地上86~90mに位置する展望台に上った森さんは、「雪景色がきれいですね」と冬ならではの美しい光景を楽しみました。スリル満点のシースルーフロアも体験してみて。

[DATA]
電話/0138-51-4785
住所/函館市五稜郭町43-9
時間/9:00〜18:00(展望チケット販売は~17:50)
定休日/無休
料金/展望料金1,000円

五稜郭タワーから雪化粧した五稜郭公園を一望
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1泊2日でいく函館市の旅 2nd DAY  3/5
徒歩で約1分
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1泊2日でいく函館市の旅 2st DAY  3/5

ラッキーピエロ 五稜郭公園前店でローカルフードに挑戦

ラッキーピエロは「ラッピ」の愛称で親しまれる函館発の手作りバーガーショップ。チャイニーズチキンバーガーなど約20種類以上のご当地バーガーをはじめ、カレーや焼きそばなどのメニューがあり、どれもボリューム満点のビッグサイズが特徴です。地元民のおすすめは「チャイニーズチキンオムライス」913円。函館の名物ドリンク・ガラナやシェイクなどとともに味わって。カレーやラーメンなどオリジナルのインスタント商品は、ちょっとユニークなお土産として人気です。「エンジェル」をテーマにしたインテリアにも注目。

[DATA]
電話/0138-55-4424
住所/函館市五稜郭町30-14
時間/9:30~22:00(LO21:30)
定休日/無休

ラッキーピエロ 五稜郭公園前店でローカルフードに挑戦
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1泊2日でいく函館市の旅 2st DAY  4/5
車で約15分
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1泊2日でいく函館市の旅 2st DAY  4/5

“函館”の由来にもなった歴史ある元町公園をお散歩

坂の上にある元町公園は、函館山と函館港の両方を見渡すことができるビュースポット。室町時代、津軽の豪族・河野政通がこの場所に箱型の館を築いたことから「箱館」の名が付き、函館市の由来になったと伝わっています。隣接する旧函館区公会堂は明治43(1910)年に建てられた洋風建築で、内部の見学も可能。森さんは公園をお散歩し、美しい函館市の街並みを楽しみました。美しい歴史建築を眺めるなら、公園から歩いて5分ほどの場所にある函館ハリストス正教会もおすすめです。

[DATA]
電話/0138-23-5440(函館市観光案内所)
住所/函館市元町12
時間/入園自由

“函館”の由来にもなった歴史ある元町公園をお散歩
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1泊2日でいく函館市の旅 2st DAY  5/5
徒歩で約5分
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1泊2日でいく函館市の旅 2st DAY  5/5

レイモンハウス 元町店で軽食&ショッピング

レイモンハウス 元町店は、元町公園から歩いてすぐ。ドイツ人のカール・ワイデル・レイモン氏が大正14(1925)年に函館で創業した老舗のソーセージ専門店です。約100年前の伝統レシピを継承した、オリジナルのソーセージを作り続けています。店内ではお土産用のソーセージやハムなどを買えるほか、イートインも可能。焼きたてのソーセージやホットドッグを味わえます。森さんは「レモン&パセリのソーセージ、おいしい!」とお土産にしました。

[DATA]
電話/0138-22-4596
住所/函館市元町30-3
時間/9:00~17:30、物販・レイモン歴史展示館は~18:00
定休日/無休

レイモンハウス 元町店で軽食&ショッピング

絶景と美味が彩る 函館の四季を訪ねて

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