瀬戸内の海の幸、里山の恵みが豊富な坂出市。小豆島のオリーブを使って新たなブランドを確立した牛肉、豚肉をはじめ、味も見栄えも良い坂出三金時や伝統の醤油などお土産にしたいものがたくさん。これらは、ふるさと納税の返礼品として手にとることもできます。しかも最近、ある体験が返礼品に加わり話題になっているとか!?
瀬戸内の海の幸、里山の恵みが豊富な坂出市。小豆島のオリーブを使って新たなブランドを確立した牛肉、豚肉をはじめ、味も見栄えも良い坂出三金時や伝統の醤油などお土産にしたいものがたくさん。これらは、ふるさと納税の返礼品として手にとることもできます。しかも最近、ある体験が返礼品に加わり話題になっているとか!?
瀬戸内の温暖な気候風土で育つことで全国屈指の品質を誇る讃岐牛に、100年を超える歴史をもつ香川県小豆島の採油後のオリーブ果実を与えて育てたのが「オリーブ牛」。コクはあるのにさっぱりした味と柔らかな肉質が評判です。同様に、採油後のオリーブ果実を混ぜた飼料で育てた香川県産の豚が「オリーブ豚」。口の中で甘くとろけるような食感で、あっさりした味わいが特徴です。香川ならではのプレミアムな逸品となっています。
瀬戸内海区の漁獲量や組合員の減少という課題に直面した漁協組合が、その存続をかけて取り組んだのがアワビの養殖です。養殖が盛んな韓国に視察に出かけるなど、試行錯誤を重ねたすえに瀬戸内海での養殖に成功。昆布やワカメを餌に、約1年かけて大切に育てたのが「養殖活あわび」です。独特の食感が楽しめる刺身はもちろん、焼いたり蒸したりしても磯の旨味を存分に楽しめます。坂出市の新たな名産品として注目されています。
「サヌカイト」は、火山活動によって流出したマグマが冷えて固まった岩石。世界中で産出される「サヌカイト」の99%を香川県が占めているといわれています。叩くと音を奏でる希少な石で、その音色は日本人の琴線に触れる癒やしの音として知られています。風鈴やストラップなど身近なアイテムのほか、木琴のような楽器としても親しまれています。ちなみに、1964年の東京オリンピックの開会を告げたのもサヌカイトの音色だそう。
「鎌田醤油株式会社」は坂出市が誇る老舗。江戸時代に醤油の原料である塩、小麦、大豆の生産が盛んだった坂出市で蔵が開かれたのが始まりだそう。現在、売上の9割を占める人気商品が「だし醤油」です。働くお母さんでもあった当時の女性社員の「うどんのだしを使うと短時間でおいしい煮物が作れる」というアイデアからヒントを得て作られたそう。讃岐うどんのつゆやぶっかけダレのベースにすれば、あっという間に本場の味に。
坂出市特産の「金時にんじん」「金時いも(サツマイモ)」「金時みかん」を総称して坂出三金時といいます。鮮やかな赤色が目を引く「金時にんじん」は、肉質が軟らかく、濃厚な甘みが特徴。にんじん臭さが少ないのもポイントです。甘みが強い「金時いも」は、市内の塩田跡地の粗い砂地が栽培に適しているそう。「金時みかん」は小原紅早生のことで、一般的なみかんに比べて皮や果肉の色が赤く、糖度の高さも魅力です。
ふるさと納税の返礼品と言えばご当地グルメや工芸品などが多いですが、坂出市では驚きの返礼品が用意されました。それは、瀬戸大橋の塔頂に登るツアー参加権です。一般に募集すると、県内外から希望者が殺到してまたたく間に完売する人気イベント。瀬戸大橋の構造や建設秘話などを聞いた後、エレベーターや梯子を登って塔頂を目指します。海抜175m、遮るもののない絶景を独占するような特別な体験が待っています。