近年、おひとり様歓迎の宿も増えており、ジワジワ来ているひとり旅。お風呂に入る時間も回数も、好きなように決められる気ままさは、この上ない開放感。全室離れなど客室数が少ない静寂のなかで、ひとりの時間を堪能しましょう。秘境の宿でデジタルデトックスをしたり、バーのある宿でゆっくり夜を過ごすのも◎。普段はひとりだと勇気がいるバーも、ホテル内の施設ならハードルが下がります。
仕事に追われる毎日、せっかくの休みはたっぷりと癒やされたい……。そんな時は貸切風呂がおすすめです。ちょっぴり特別なイメージがある貸切風呂ですが、さまざまなタイプがあります。旅のシーンにマッチした貸切風呂で、のんびりリフレッシュしてみませんか。
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近年、おひとり様歓迎の宿も増えており、ジワジワ来ているひとり旅。お風呂に入る時間も回数も、好きなように決められる気ままさは、この上ない開放感。全室離れなど客室数が少ない静寂のなかで、ひとりの時間を堪能しましょう。秘境の宿でデジタルデトックスをしたり、バーのある宿でゆっくり夜を過ごすのも◎。普段はひとりだと勇気がいるバーも、ホテル内の施設ならハードルが下がります。
旅の宿でのふたりきりの湯浴みは、濃密な時間が流れる非日常の時間。そんなひとときを過ごすには、2つの選択肢があります。ひとつは露天風呂付き客室という選択。そしてもうひとつが、貸切風呂の利用です。一般的に貸切風呂は客室風呂よりも広く、宿によっては絶景を眺める湯処もあり、贅沢な湯浴みが楽しめます。一方、入浴時間が決まっていたり、予約が必要だったりするので、事前の確認を。
3秒先の行動が予測不能な子どもが一緒でも、貸切風呂なら周りの人に気をつかうことなく湯浴みを楽しめます。家族揃ってのお風呂は、子どもにとっても大人にとっても心に残るすてきな思い出になりそうですね。近年は、広めの湯殿や、専用の湯上がりラウンジが付いた湯処、バリアフリーの貸切風呂など、さまざまな施設が登場してきています。家族の旅のシーンに合わせて選びましょう。
貸切風呂と家族風呂の違いについて、疑問に思ったことはありませんか。 実はどちらも同じ意味なのだそう。関東では“貸切風呂”、関西では“家族風呂” といわれることが多いのだとか。また、昔ながらの宿で多い“混浴”は、現在の旅館業法では適用外のため新設できず、数が減っているんです。とはいえ、混浴にも名湯が多いので、日本の文化として楽しむのもいいかもしれませんね。
貸切風呂と家族風呂の違いについて、疑問に思ったことはありませんか。 実はどちらも同じ意味なのだそう。関東では“貸切風呂”、関西では“家族風呂” といわれることが多いのだとか。また、昔ながらの宿で多い“混浴”は、現在の旅館業法では適用外のため新設できず、数が減っているんです。とはいえ、混浴にも名湯が多いので、日本の文化として楽しむのもいいかもしれませんね。
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オーシャンビューやリバービュー、雄大な山々の眺望などロケーションの良い湯宿のなかには、絶景を望む場所に貸切風呂を設置する施設も数多くあります。海を茜色に染める夕日を眺めたり、満天の星を見上げたりしながらの湯浴みは、言葉を失うほどロマンチック。絶景に加え、潮騒や川のせせらぎに耳を傾けたり、さわやかな風を感じたりできるのも魅力です。そんな絶景を楽しむ貸切露天風呂で、心身ともにリフレッシュしてみませんか。
群馬県 / 渋川市
300余年の歴史ある宿で伊香保の夕景と温泉に癒される
伊香保温泉の玄関口に位置し、石段街まで徒歩約15分の場所に佇む「旅館ふくぜん」。旅人の心癒す宿として、創業300余年の長い歴史を持つ。木や畳など自然素材の温かみあふれる客室や、上州の雄大な山々を染める夕日の美しい情景や温泉街の夜景を眺めながら、温泉にゆったりと浸かれる大浴場は憩いの場所。湯量豊富で新鮮な湯は、2室の露天風呂付客室でも堪能することができる。乳幼児連れやひとり旅に対応したプランもあり、誰もがのんびりと寛げるもてなしが用意されている。
熊本県 / 阿蘇郡
山と水と木の恵みを感じ自然と一体になる憩いの宿
黒川温泉街から離れた山深い場所に清閑な佇まいを見せる、渓流沿いの湯宿。門から続く、四季折々の草木が青々と茂る道を歩き、本館に入れば、田舎の家を訪れたような懐かしい雰囲気が旅人を包み込む。“山と水と木の良さをそのまま届けたい”という思いが込められた“おもてなし”は、非日常を感じるものばかり。渓流を目前に臨むダイナミックな露天風呂や木のぬくもりに満ちた純和風の客室で寛ぎ、山の幸の滋味あふれる懐石料理に舌鼓を打つ。大自然と向き合う贅沢な休日を過ごしてみては。
兵庫県 / 神戸市北区
料理人・大田忠道氏が人生の集大成としてはじめた旅館
「瑞宝単光章」受章の料理人・大田忠道氏が、人生の集大成としてはじめた有馬温泉に佇む小さな料理旅館「天地の宿 奥の細道」。新旧あわせた職人技が光る創作料理は、体に優しく元気になれると評判だ。ゲストの目の前で一つひとつダシ巻き卵を焼き上げるなど、パフォーマンスとともに提供される豊富なメニューが取り揃う。なかでも、宿名物のすき焼き雲海鍋は、雲海に見立てた綿菓子が鍋にふんわりと盛られており、一見、氷のように見え、ゆるやかに溶けていく様子は身を乗り出したくなるほどだ。
静岡県 / 伊豆市
竹林に囲まれた貸切風呂でプライベート時間を満喫
竹林に囲まれ、天城の渓谷沿いに佇む天城湯ヶ島の自然に溶け込む形で設計された宿。伊豆・箱根では唯一、渓流が間近の距離にある川床で川床料理を味わえる。冬期はこたつ+ストーブ+ちゃんちゃんこを用意しての営業となり、一年を通して天城の自然を感じることができるので、四季の風情をまとった川床を体験してみては。また、湯量豊富で、竹林に囲まれた貸切風呂など多数の湯処を備え、源泉掛け流しが愉しめる。大自然を感じる工夫がされた館内で、ゆっくりと流れる時間を感じたい。
絶景露天風呂のある貸切風呂をエリア別で探す
近年では、湯処にさまざまな趣向を凝らした施設も増えてきています。貸切風呂を複数備え、檜の風呂や壺風呂、岩風呂などと、それぞれ趣の異なる湯船を取り揃えている湯宿もあるので、宿の中で湯めぐりするのもまた楽しそうですね。また、サウナやジャグジー、岩盤浴といったスパ施設や、専用の湯上がりラウンジを設けている施設もあります。興味のある湯宿を探して、“命の洗濯”をする湯浴み三昧の旅に出かけましょう。
鹿児島県 / いちき串木野市
心地良い空気と景色のなかで非日常を体感できる空間
鹿児島市内から車で約40分、日本有数の砂丘・吹上浜の北端に立つグランピングリゾート施設。2022年4月に新設された「ホテル棟」をはじめ、付属のウッドデッキでバーベキューを堪能できる「トレーラールーム」「テントルーム」が用意されている。夕日を眺めながら温泉プールやサウナを愉しめる「TENKU FIELD」、ファイヤーサークルやバーなどを配した「パブリックスペース」といった施設も充実。鹿児島市内からほど近い場所で、気軽に非日常体験をできると評判だ。
熊本県 / 山鹿市
多彩な客室で好きな時に好きなだけ平山温泉を満喫
美しい里山に広がる平山温泉郷で、良質な温泉とゆったりとした客室に季節の美食が愉しめる温泉宿。全室で掛け流しの平山温泉が愉しめ、大露天風呂では満天の星や季節の自然とともに湯浴みが満喫できる。まるで隠れ家のように佇む客室は「寿亭」「寿亭モダン和室」「福亭」「別邸」の4タイプがあるので、旅の目的や人数に合わせて選びたい。いずれの部屋のお風呂からも四季折々の風情が眺められ、寛ぎのひとときが過ごせるだろう。
熊本県 / 阿蘇郡
客室露天風呂のある自然に囲まれた静寂な大人の空間
自然に囲まれた阿蘇・黒川温泉の高台に佇む、隠れ家のような湯宿。客室は、平屋タイプが3室、長屋風に並ぶメゾネットタイプが5室、離れのメゾネットタイプが1室の全3タイプ。それぞれ、内風呂に加えて露天風呂または半露天風呂を設えており、部屋によって洞窟湯、寝湯、立ち湯など趣向が異なる湯船で自家源泉から引く掛け流しの天然温泉が愉しめる。食事は、旬の食材をふんだんに取り入れた創作和食を提供。熊本県産の黒毛和牛を使った料理も人気で、なかでも「肥後牛のしゃぶしゃぶ」が評判だ。
熊本県 / 阿蘇郡
露天風呂付きテラスのある客室で大切な人と過ごす至福
2022年8月、熊本県南小国白川温泉の温泉宿「旅館藤もと」がリニューアルオープン、屋号も「藤のや」となった。山々を望む建物の外観は古き良き日本を思わせる佇まいで、2023年10月には木のぬくもりが上質な新棟「棚田の離れ」が完成し、客室は全10室となった。源泉掛け流し(加水のみ)の露天風呂付きテラスが各部屋にあり、ほかに2つの貸切露天風呂でも湯浴みが愉しめる。彩り豊かな地元食材を味わう夕食と朝食も好評。大切な人と一緒に日常から離れた特別な時間を過ごしてみては。
お風呂が充実した貸切風呂をエリア別で探す
お泊りでの旅がちょっと難しいような時でも、日帰り入浴ができる近場の温泉や入浴施設の貸切風呂を利用すれば、温泉旅気分を楽しむことができます。カップルの温泉デートや、家族でのちょっとしたレジャーにもおすすめです。貸切風呂は、時間制での利用が一般的ですが、なかには時間制限のない施設も。また、湯処だけではなく、湯上がりにゆっくり休める個室がある施設も登場しています。日帰りの貸切風呂で、温泉気分を味わってみては。
熊本県 / 阿蘇郡
どこか懐かしい和の温もりに自然が調和する大人の宿
阿蘇の里山にある温泉地・黒川温泉。その中心部に佇む宿が「のし湯」だ。宿名は、“大切なお客様へお湯を献上する”との思いから付けられたという。足を踏み入れると、木々に包まれた“杜の空間”が待っている。周囲の景観に馴染んだ和の風情ある客室は、温泉付きの離れや囲炉裏のある部屋など趣がそれぞれ異なる。自然の形状を活かした野趣あふれる造りの露天風呂や、宿泊者専用の貸切露天風呂も旅情をそそる。夜は、全国から仕入れる旬の食材を使った四季替わりの創作会席をじっくりと満喫できる。
三重県 / 名張市
紅葉で有名な赤目四十八滝まで歩いて行ける老舗温泉宿
赤目温泉に佇む、明治初期創業の老舗温泉旅館。「日本の滝百選」に選ばれた赤目四十八滝のふもとにあり、歩いて遊歩道まで行ける。散策のあとは、伊賀流忍者が修行の合間に入っていたという言い伝えがある、源泉からあふれる美肌の湯でほっこり。食事は三重ブランドの伊賀牛をはじめ、伊賀米コシヒカリなど地の食材を存分に味わおう。なかでも、名物料理の「伊賀牛とろ寿し」は口に入れた瞬間にとろける贅沢な逸品。秋は松茸づくし会席、冬は温まるしゃぶしゃぶ、すき焼きといった鍋料理もおすすめ。
長野県 / 諏訪市
諏訪湖の景色に癒やされながら源泉掛け流しの湯浴みを
諏訪湖のすぐ目の前に立つ眺望抜群のホテル。館内には、最上階から諏訪湖を見渡す温泉展望浴場をはじめ、貸切風呂やサウナなど、多彩な温浴施設が揃い、上諏訪温泉の湯めぐりを堪能できる。客室は、洋室、和室、和洋室など、あらゆる旅のシーンに応えるさまざまなタイプを完備。なかでも、客室名に“湖”の字を冠したレイクビュー客室が人気だ。館内には3つのレストランがあり、地元食材にこだわった和洋中の料理がいただける。信州の味に舌鼓を打ち、温泉と絶景を堪能する旅に出かけてみては。
長野県 / 諏訪市
信州の中心にある諏訪湖を眺めながら寛ぐ極上の休日
美しい自然の宝庫である信州の中心に位置する諏訪湖。その湖畔に、都市型ホテルの心地よさと旅館のもつ優雅さを兼ね備えた温泉宿が佇む。上諏訪温泉が堪能できる露天風呂や、自慢の地酒風呂、貸切風呂、プール(冬季休業)、レストランなどの館内施設が充実している。また、諏訪の旬を感じられる会席料理は、豊富な食材と繊細な味が旅人の舌をうならせる。バリエーション豊かな客室タイプと宿泊プランが揃っているので、予算やシーンに合わせて、心ゆくまで諏訪の休日を満喫したい。
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