ここ数年のウイスキーブームですが、「敷居も価格もアルコール度数も高い!」とウイスキーを飲み始めることを躊躇している人も多いのでは? でも、自分にぴったりの飲み方が見つかれば、すんなりデビューすることも難しくありません。この特集では、数あるウイスキーの飲み方を「初級」「中級」「上級」とレベルにわけてご紹介。さあ、今夜こそ、ウイスキー、はじめましょ。

あなたは何級?レベル別おすすめの飲み方あなたは何級?レベル別おすすめの飲み方

【初級】 ほのかな香りと喉越しを楽しむ 水割りや炭酸割り

ハードルが高いと思われがちなウイスキーですが、水割りや炭酸割りなら初心者も親しみやすいのでは。「水割り」はウイスキーの量に対し天然水を2~2.5倍、「ハイボール」と呼ばれる炭酸割りはウイスキー1に対し、炭酸水を3~4倍が基本。爽快感ある喉越しが重要なので、炭酸が抜けないようかき混ぜすぎはNG。海外ではメジャーではない飲み方ですが、自分好みに調整できるのが魅力です。
飲み方はこれ!
ハイボール、ジンジャーハイボール、
コークハイボール、水割り、ミスト など

【中級】 氷を入れたり甘さを楽しんだり ロックやカクテル

少し慣れてきたら、冷えたグラスに氷を入れてウイスキーを注ぐ「オン・ザ・ロック」に挑戦を。キンと冷やすことでさっぱりと味わえます。ウイスキー量は、シングル30ml、ジガー45ml、ダブル60mlと覚えておきましょう。意外と種類が多く女性に人気なのがカクテル。スイートベルモットと合わせた「マンハッタン」、ホットカクテルの「アイリッシュコーヒー」などが有名です。
飲み方はこれ!
ロック、ハーフロック、ホットウイスキー、
アイリッシュコーヒー など

【上級】 お酒が強い人はこれ! ストレート&トワイスアップ

ウイスキーの魅力は何と言っても芳醇な香りと味。フルーティー、フローラル、ビターチョコレート、ウッディー、ナッティーなどさまざまな言葉で表現されます。「ストレート」は最もその真骨頂を楽しめる上級者の飲み方。ウイスキーを同量の天然水で割る「トワイスアップ」も香りを存分に堪能できます。テイスティンググラスなどの脚付きのグラスに注いだら、静かに揺すって香りを立たせましょう。
飲み方はこれ!
ストレート、トワイスアップ など

香りと味を存分に楽しむなら グラス選びも大切に

上質なウイスキーでもグラス選びを間違うと美味しさは半減。ショット用、ロック用など種類はたくさんありますが、最初に選ぶならテイスティンググラスがおすすめ。「リム」「ボウル」「ステム」「フット」と部分別に名称があり、特に大事なのは味を決める飲み口「リム」とふくらみ部分に香りを滞留させる「ボウル」です。グラスひとつで味が変わる繊細なウイスキーの奥深さを少しずつ楽しんでみては。

「ウイスキー、はじめましょ。」
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