大人の女性の習い事として定番になりつつある陶芸。毎日使うマグカップやお皿でも、自分で作ったものなら愛着もひとしおです。滑らかな曲線を作れる「電動ろくろ」やどんな形でも自由自在の「手びねり」、素焼きの器に絵や文字を描く「絵付け」など、陶芸といっても多彩な楽しみ方が。作品が自宅に届くのは、体験から1ヶ月前後がほとんど。その間のワクワクした待ち時間も楽しいものです。
名所や絶景を訪ねて写真で思い出を残すのも楽しいけれど、せっかくなら自分だけの作品を作ってみては？ その土地ゆかりの陶器、ガラス工芸、染物などを作れば、見るだけで旅の楽しいひと時がよみがえります。
はかなく、繊細な美しさが魅力のガラス細工。色の組み合わせや形の作り方によって、個性を出しやすいのが魅力です。溶けたガラスを吹き竿に巻き取って、息を吹き込む「吹きガラス」、表面に研磨材を吹き付けて模様を作る「サンドブラスト」、ガラスの棒を溶かして作る「とんぼ玉づくり」……。どの体験も、世界にたったひとつだけのガラス作品を作る楽しさに、時間を忘れてしまいそう。
草木染めや藍染めなど、温かみのある素朴な色で布を染める染物体験。色の濃さを自分好みに調整できるのが魅力です。ハンカチやストールなどの身の回りのちょっとした小物から、浴衣やのれんなどの本格的な染物まで、多彩なメニューが揃っています。初心者でも挑戦しやすい「絞り染め」や、模様にこだわりたい人向けの「型染め」、デザインが自由な「ろうけつ染め」など、好みの染め方を選んでみては。
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本物そっくりで、レトロな雰囲気が魅力の食品サンプル。飲食店のメニューだけではなく、マグネットやストラップに加工した外国人観光客向けのお土産としても人気です。定番の天ぷらやレタスだけでなく、子どもが喜びそうなパフェやタルトなどのスイーツなどを作れるコースもあるので、キュートな旅の思い出を持ち帰ってみて。 -
日本各地で作られてきた、地域色豊かなこけしや張り子などの郷土玩具。宮城県ではこけしづくりが体験できます。かつては子どもの遊び道具や、地域の信仰に結びついたものとして親しまれていましたが、その愛らしい佇まいからコレクションする人も多いそう。思いを込めて作ったひと品、ぜひ部屋に飾ってみては。 -
旅先で味わう、その地域のお菓子。旅の途中でお店を訪れて味わってもいいですが、自分で作ったお菓子なら、もっと素敵な旅の思い出になりそうです。茶巾絞りやヘラ使い、繊細なつまみなど、日常の料理にも応用できそうな技を、プロから教えてもらえます。出来上がったお菓子を持ち帰れる場合もあるので、お土産にもおすすめ。
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