Plan No.475

1泊2日
1日目

青い海と紫陽花を求めて　夏の津軽半島へ自転車旅

津軽半島、五所川原（青森県）
予算：8,000円〜

・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。

更新日：2021/08/02

青森・津軽半島をぐるりと一周する200kmのチャレンジングなコースは、近年サイクリストの間で高い人気を誇っています。最果ての「龍飛崎」や、日本百名道の一つ「竜泊ライン」、名物グルメなど盛りだくさん！ 7月下旬～9月上旬に見頃の「アジサイロード」で美しい花々の鑑賞も。

こんな旅気分の人におすすめ

START 太宰治記念館「斜陽館」高山稲荷神社はくちょう亭奈良屋十三湖竜泊ライン龍飛崎シーサイドパーク

1日目 2日目

1日目のスタートはここ！

太宰治記念館「斜陽館」

高山稲荷神社

はくちょう亭奈良屋

十三湖

竜泊ライン

明日に備えて一休み

SPOT.6

龍飛崎シーサイドパーク

1日目は観光しながら津軽半島の最北端を目指す！

Spot.1太宰治記念館「斜陽館」
Spot.2高山稲荷神社
Spot.3はくちょう亭奈良屋
Spot.4十三湖
Spot.5竜泊ライン
Spot.6龍飛崎シーサイドパーク

新青森駅

五所川原市街を通過して、自転車約1時間30分

SPOT1

太宰の生家を訪ねて

太宰治記念館「斜陽館」

若たけとワカメたっぷりの、太宰ラーメン

紫陽花と津軽鉄道がコラボする芦野公園

青森県五所川原市にある小説家・太宰治の生家が、そのまま資料館となっている。近代和風住宅の代表例で、重要文化財。青森ヒバをふんだんに使用した和洋折衷の入母屋造りが特徴。

DATA

【住所】青森県五所川原市金木町朝日山412-1
【TEL】 0173-53-2020
【営業時間】新型コロナウイルスの影響による開館時間：4～11月は9:00～16:30（最終入館16:00）、通常の開館時間：4～9月は9:00～17:30（最終入館17:00）、10～3月は9:00～17:00（最終入館16:30）
【定休日】 12月29日
【料金】一般600円、高・大学生400円、小・中学生250円

土庄雄平のおすすめポイント

★ 文豪として活躍しながらも、生きることに葛藤していた太宰治。彼の人生観につながる背景を知れば、彼が残した作品の理解がもっと深まるはず
★ 斜陽館に併設する金木観光物産館「マディニー」では、太宰が愛した若たけ汁をモチーフとした太宰ラーメンが食べられます ※マディーニは、令和2年9月1日から令和4年3月31日までリニューアル工事のため休館

国道339号線から県道2号線へ進み、自転車約1時間

SPOT2

フォトジェニックな千本鳥居の神社

高山稲荷神社

青空と赤鳥居の対比

駐車場にはサイクルラックも！

五穀豊穣や海上安全、商売繁盛の守り神として知られる、霊験あらたかな神社。小道に沿って続く、千本鳥居が話題を呼び、遠方からも多くの人が訪れる。日本海の眺望が楽しめるロケーションも素晴らしい。

DATA

【住所】青森県つがる市牛潟町鷲野沢147-1
【TEL】 0173-56-2015
【営業時間】 8:00～17:00
【定休日】無休

土庄雄平のおすすめポイント

★ 鳥居が幾重にも連なる空間は、神妙な趣。春には桜、夏には緑と紫陽花、冬には雪景色と、四季折々景観が変わるのも風情があります
★ 農業・商業・工業・漁業・家内安全・病気平癒・道中守護・憑物落としなど、さまざまな信仰が根付いています。これからの旅に早速、効きそうなご利益もありますよ

再び国道339号線に合流し、自転車約40分

SPOT3

津軽で絶対食べたい！ご当地グルメ

はくちょう亭奈良屋

高級魚メバルが丸々一匹お刺身に

十三湖の北東に位置している、お食事処。名物は、青森県中泊町が水揚げ量日本一位を誇るメバルを、ふんだんに使った「中泊メバル膳」。ご飯もお代わりできるので、腹ペコサイクリストにぴったり。

DATA

【住所】青森県北津軽郡中泊町今泉字唐崎255
【TEL】 0173-58-2816
【営業時間】 9:00～17:00（冬季～16:00）
【定休日】毎週火曜日 ※12月31日～1月4日休業

土庄雄平のおすすめポイント

★ メバルのお刺身は、一匹丸々使用と圧巻のビジュアル！ 10切れという堂々のボリュームで、3切れは炙りになっています
★ 通称「ファイヤーグルメ」と呼ばれるメバルの半煮付け。味の染み込んだホクホクとした身は、津軽産のお米「つがるロマン」とよく合います
★ エゴ海苔を使ったデザートの羊羹など、細部まで抜かりがないのも、「中泊メバル膳」の魅力。地元の味覚が詰まっています

国道339号線を道なりに、自転車約20分

SPOT4

雄大な湖畔をサイクリング

十三湖

青森県で3番目に大きな湖。名前の由来は、十三の河川が流れ込むため。海水と淡水が混合した汽水湖で、ヤマトシジミが生息し、名産となっている。かつて津軽船の拠点・十三湊が栄えた。

DATA

【住所】青森県五所川原市
【営業時間】 24時間

土庄雄平のおすすめポイント

★ 天気が良ければ、十三湖の向こうに「岩木山」が見えることも！ “津軽富士”と呼ばれる雄大な山容に見入ってしまいます
★ 十三湖を越えれば、いよいよ津軽半島の最北エリアです。津軽平野から劇的に景色が変わり、紺碧の日本海が広がります

国道339号線を道なりに、自転車約1時間

SPOT5

最果ての百名道へヒルクライム

竜泊ライン

最高の市サーサイド区間が続く

向かう先はあの断崖の向こう

シーサイドながら山岳スカイラインの情緒

津軽半島の小泊から龍飛崎までの国道339号線の愛称。距離は19.5km。雄大な日本海を横目に走っていると、山肌を縫う激坂へ変化し、シーサイドスカイラインというべき情緒を楽しめる。津軽半島のハイライトにして、唯一の関門。

DATA

【住所】青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩国道339号線
【TEL】 0174-31-1228（外ヶ浜町産業観光課）
【営業時間】 24時間通行可能
【定休日】 11月中旬～4月下旬
【料金】無料

土庄雄平のおすすめポイント

★ コースデータは平均勾配7%、最大傾斜15%、上り約6km。距離自体は長くないですが、高不可な上りが続くため、一番軽いギアに落とすと良いです。ダンシングとシッティングを交互に使い分けましょう
★ ハイライトは「眺瞰台（ちょうかんだい）」。日本海を背景に、美しい九十九折りを見返すことができます。ここまで来れば、峠の頂上まであと少し！上り切れば、龍飛崎までの気持ちの良いダウンヒルが待っています
★ お店おろか自動販売機もないので、「道の駅こどまりポントマリ」か「ファミリーマート小泊店」で十分に補給食と水分を買っておきましょう。明日の朝食分まで含めて買っておくと安心です

自転車約2時間

SPOT6

野趣に富んだテント・バンガロー泊

龍飛崎シーサイドパーク

ようやくたどり着いた津軽半島・最北端

夕ご飯は「ホテル竜飛」で

日本海を目の前に望む、龍飛崎のキャンプ場。4名用のケビンが3棟、6名用が3棟と、4名用のバンガロー4棟が設置されている。こちらは要予約。管理棟では温水シャワー、水洗トイレが利用できる。

DATA

【住所】青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜
【TEL】 0174-38-2741
【営業時間】 4月下旬～11月上旬は8:30～17:00
【定休日】上記期間以外は冬季閉鎖
【料金】テント専用サイト使用料500円／張り、宿泊施設バンガロー4000円／棟・ケビンハウス12000～15000円／棟

土庄雄平のおすすめポイント

★ バンガローは大変人気のため、1ヶ月以上前から予約するのをオススメします。キャンプ場は風が強いことも。テントを張る時は、飛ばされないように注意しましょう
★ 龍飛崎では、テント泊やバンガロー以外にも、宿泊施設に泊まる手もあります。なお夕食を食べられるお店もなく、龍飛崎シーサイドパークに泊まる場合は、「ホテル竜飛」のレストランを利用すると良いでしょう。売店もあり