- 日帰り
滋賀で登山を楽しむ日帰り冒険旅! 岩の殿堂・金勝アルプスへ
大津、栗東、草津(滋賀県)
予算:2,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
更新日:2025/01/02
琵琶湖の南に位置するいくつかの岩山は、金勝アルプス(別名・湖南アルプス)という愛称で親しまれています。標高500m前後と低いものの、圧巻の絶景パノラマと、一部岩の上を進むアスレチックなコースが大人気。初心者でも登山にハマるとっておきのコースを歩いた後は、お腹も心も満たす最高のラーメンをいただきます。
落ヶ滝(おちがたき)
落ヶ滝(おちがたき)
序盤から岩のアスレチックと渡渉の連続(現地にて撮影)
マーブル模様が美しい落ヶ滝(現地にて撮影)
滝の奥からが本番!急坂をロープワークで進む(現地にて撮影)
登り切ると滝越しに琵琶湖と金勝アルプスの山肌(現地にて撮影)
沢の流れが終わると、また一つ景色が変わる(現地にて撮影)
落ヶ滝ルートの道中にあり、金勝アルプスをなす山の一つ・鶏冠山(けいかんざん)を源流とする草津川の最上流にある滝。水量は少ないのものの、垂直に切り立った岩肌は見応えがある。

土庄雄平のおすすめポイント
- ★ 最も人気なのは落ヶ滝線から天狗岩尾根を巡る周回ルートです。一丈野駐車場から最短で往復でき、変化に富んだ登山道を楽しめます。登山口にはわかりやすいマップもあり、どこでも電波が通じるので安心です
- ★ 林道を約5分歩くと、美しい沢沿いの登山道が始まります。ちょっとした岩登りや渡渉(沢を横切ること)が連続し、単調になりがちな前半部分を楽しませてくれます。マイナスイオンたっぷりで、山歩きをゲーム感覚で楽しめるのが魅力です
- ★ 落ヶ滝を過ぎると、やや急な上りが始まります。この坂を登り切ると、次第に視界が開け、滝を見下ろすポイントに到達します。登山道に沿って流れる沢が途切れると、いよいよ山頂に向けた後半の区間の始まりです
天狗岩
天狗岩
なんだか岩の上に乗りたくなる馬の背(現地にて撮影)
紅葉越しの山肌と大津方面のパノラマ(現地にて撮影)
まさに山上に広がるロックガーデン(現地にて撮影)
山頂からひたすら雄大な琵琶湖を一望(現地にて撮影)
荒々しさと美しさが共存する金勝アルプス(現地にて撮影)
一般的に金勝アルプスの頂上として知られるポイント。ロープを使ったアドベンチャーな岩登りを終えると、360度開けた岩の上に到着し、琵琶湖を望む開放感抜群のパノラマを楽しめる。

土庄雄平のおすすめポイント
- ★ スタートから1時間ほど歩くと「馬の背」と呼ばれるポイントへ。登らなくても進めますが、つい登ってしまう魅力があります。周囲には琵琶湖のパノラマが広がり、金勝アルプスが“湖南アルプス”と呼ばれる理由が実感できます。奇岩と山肌のコントラストも雄大です
- ★ ついに金勝アルプスの山頂である天狗岩が目の前に広がります。鋭い尾根は日本アルプスを彷彿とさせ、標高500m以下の山にもかかわらず、圧倒的な存在感を放っています。「これを進むのか」と思わず心配になるかもしれませんが、巨岩の間を縫うように道が続いているので大丈夫です
- ★ 岩尾根から一旦標高を下げて樹林帯を抜け、大きな岩にたどり着いたら山頂はもうすぐです。ロープを使って岩盤を進み、山頂を目指します。「本当にここを行くのか!?」と驚くようなスリル満点のクライマックスとなっており、冒険心をくすぐられること間違いありません
耳岩
耳岩
山肌を彩るパッチワークのような紅葉(現地にて撮影)
ロープワークで狭い尾根道を下る(現地にて撮影)
滋賀が誇るアルプスと富士山の共演(現地にて撮影)
天狗岩を望遠レンズでズーム(現地にて撮影)
琵琶湖が手に届くような天狗岩尾根(現地にて撮影)
耳の形をした巨岩。天狗岩を振り返るパノラマが素晴らしく、登山口へ下りる道への分岐の目印でもある。岩の殿堂と呼ぶに相応しい金勝アルプスの奇観を物語るポイント。

土庄雄平のおすすめポイント
- ★ 景色の良い尾根を少し歩くと、ユニークな形をした耳岩に到達します。ここはスタート地点である一丈野駐車場へ向かう下山道との分岐点かつ、先ほど訪れた天狗岩を一望できる絶好のビューポイントでもあります
- ★ ここから先は天狗岩尾根と呼ばれるルートが続きます。巨岩の間を進みながら、ロープを使って急な斜面を下る道はとても面白いですが、斜面の砂利が滑りやすいため、足元には十分に注意してください
- ★ 少し標高を下げたところで、天狗岩の裏側に美しい円錐形の山が姿を現します。この山は三上山といい、近江富士とも呼ばれています。アルプス(金勝アルプス)から富士山(三上山)を眺められるというのはなんだか面白いですね

土庄雄平のおすすめポイント
- ★ この建造物は、厳密にはお雇い外国人であるデ・レーケの指導のもと、田邊義三郎が設計に関与して施工されたもので、平成元年には「日本の産業遺産300選」に選ばれました。近代砂防の象徴として高く評価されています
- ★ オランダ堰堤の建設によって洪水被害が減少し、地域住民が安心して暮らせるようになり、山に緑が戻ったことが伝えられています。登山を楽しみながら、歴史に思いを巡らす産業遺産を見学できるのも金勝アルプスの隠れた魅力です

土庄雄平のおすすめポイント
- ★ 長年学生に愛されている名店で、京都や滋賀の大学生時代に通った方も多いでしょう。実際、私も思う存分に濃厚なラーメンが食べたくなった時には、よく足を運んでいた思い出の味です
- ★ 登山の後は、ボリューム満点の「にぼ三良(麺300g)」でエネルギーチャージを! 二郎系インスパイアの中でも、絶妙なバランスのスープが特徴で、煮干しの風味がしっかりと感じられます。野菜マシマシにして、前半はスープと野菜を楽しみ、後半はスープをまとった太麺を心ゆくまで堪能しましょう
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