- 1泊2日
- 1日目
日光で世界遺産巡り 東武ワールドスクウェア
- 日光(栃木県)
- 予算:19,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
更新日:2022/04/27
日光には、世界遺産好きには最適なスポットがたくさん! 「日光東照宮」「輪王寺」「二荒山神社」の中を見て回れば、知識と歴史ロマンに触れられるはず。夜は鬼怒川温泉にゆったり浸かり、翌日は東武ワールドスクウェアへ。こちらでは海外の文化遺産に出合い、世界一周気分を味わいましょう!
二荒山(ふたらさん)神社 神橋(しんきょう)
二荒山神社 本宮神社
輪王寺(りんのうじ) 本堂
東照宮 旧奥社
東照宮 本社近辺
東照宮 本地堂/薬師堂
お食事処石楠花(しゃくなげ)
二荒山神社 拝殿
輪王寺 慈眼堂
輪王寺 大猷院(たいゆういん)
二荒山神社(別宮) 滝尾神社
輪王寺 開山堂
明治の館
鬼怒川温泉ホテル
世界遺産を構成する構成資産は、日光東照宮、輪王寺、二荒山神社の3つ。さらに、その3つを構成する要素が103ヵ所あるってご存じですか? 今回は効率的に回る、順路をご紹介します。
あけひとみのおすすめポイント
- ★ 聖地日光の表玄関を飾るにふさわしい神橋は、昔は「御橋(みはし)」「山菅の蛇橋(やますげのじゃばし)」などと呼ばれていました。大木を両岸に埋め込み、斜め上向きに突き出し、その両端に橋桁を渡すという珍しい構造をしています
- ★ 山間の峡谷に用いられた「はね橋」の形式としては我国唯一の古橋であり、日本三大奇橋の一つに数えられています
- ★ 森と峡谷という大自然に囲まれた見ごたえがある場所にあり、紅葉の時期は特に美しいといわれています
あけひとみのおすすめポイント
- ★ ひっそりと佇む神社で、正式名称は「二荒山神社別宮本宮」。祭神は、味耜高彦根命(あじすきたかひこねのかみのみこと)です
- ★ 神橋交差点の東側横断歩道の近くに登り口があるので、こちらからスタートすることをおすすめします!
輪王寺(りんのうじ) 本堂
江戸時代、山王一実神道(さんのういちじつしんとう)の教えで、家康公を東照大権現(だいごんげん)として日光山に迎え祀る。「輪王寺」の称号が天皇家から勅許(ちょっきょ)され、さらに慈眼大師(天海大僧正:てんかいだいしょうじょう)、三代将軍家光公が新たに祀られることになった。
- 【住所】 栃木県日光市山内2300
- 【TEL】 0288-54-0531
- 【営業時間】 <4月〜10月>開門8:00〜17:00閉門、<11月〜3月>開門8:00〜16:00閉門 ※拝観受付はいずれも閉門30分前で終了 ※常行堂は9:00開門
- 【定休日】 なし ※大猷院(たいゆういん)は、下記の日程は、拝殿内に入れない時間帯があります。4月18~20日、5月17日、7月14日~15日
- 【料金】 ①三仏堂・大猷院・宝物殿セット券1,000円②輪王寺券(三仏堂・大猷院)900円、③三仏堂・宝物殿セット券500円、④単独拝観券(三仏堂)400円、⑤単独拝観券(大猷院券)550円、⑥単独拝観券(宝物殿・逍遥園)300円
あけひとみのおすすめポイント
- ★ 今回は「②輪王寺券(三仏堂・大猷院)900円」を選択しました。宝物館は次回のお楽しみにとっておきましょう
あけひとみのおすすめポイント
- ★ 現在は山の上に祀られている東照大権現(徳川家康公)。こちらは、かつて祀られていた場所です。入口に施された石門を間近で見ることができます。隠れた場所にあるので、入り口を探してみましょう!
- ★ 4月17日は家康公の命日。お墓参りに訪れる方もいらっしゃるそうですよ
- ★ また、元和4(1618)年、九州筑前(福岡県)藩主・黒田長政公によって奉納された石門も見ておきたいですね。石材は、まず九州から船で小山まで運ばれ、その後、陸路人力でこの日光まで運ばれたそうです
徳川家の哲学や芸術が集結
東照宮 本社近辺
ほとんどの建物は、家康公のご鎮座から20年後の寛永13(1636)年に建て替えられたもの。国宝の「陽明門」など55棟が、多額の費用をかけて、わずか1年5ヶ月の工期で完成。境内は、自然の地形を生かした参道や階段を用い、バランス良く配置された社殿群が荘厳な宗教的空間を造りだしている。
あけひとみのおすすめポイント
- ★ 建物には漆や極彩色が施され、柱などには数多くの彫刻が飾られています。これらは単なるデザインではなく、信仰形態や学問、思想が表されています
- ★ きらびやかな「陽明門」は、日本を代表する美しい門。いつまで見ていても見飽きないことから「日暮の門」とも呼ばれています
- ★ 東照宮の年中行事に合わせて行くと、より楽しめるかも
- 【5月】栗石返(くりかえしいしがえし)奉告祭、献酒、春季例大祭・神事流鏑馬(17日)、渡御祭「百物揃千人武者行列」(18日)
- 【6月】神田御田植祭(しんでんおたうえまつり)、大祓式(水無月大祓)
東照宮 本地堂/薬師堂
鼓楼の後方にあるのが本地堂。東照宮境内最大の建物で昭和四十三年に再建された。34枚の檜の板に描かれた6m×15mの「鳴龍(なきりゅう)」の天井画が有名。家康公を薬師如来の化身としたことから 、「薬師堂」とも呼ばれ、薬師瑠璃光如来像が祀られている。
あけひとみのおすすめポイント
- ★ 本地仏(ほんじぶつ:仏も神も、淵源をたずねるとみな同体であるという考え)としての薬師瑠璃光如来を祀る堂。神仏分離以前の時代から、こちらは東照宮境内で最大の建造物になっています
- ★ 天井には堅山南風(かたやまなんぷう)が描いたという縦6m、横15mの巨大な龍「鳴龍(なきりゅう)」が描かれています。当初は狩野安信の天井画でしたが、昭和36年に火事で創建時の薬師堂は焼失後、堅山南風が復元しました
- ★ この「鳴龍(なきりゅう」は、龍の頭の下で手を叩くと、天井と床とで共鳴して鈴を鳴らしたような余韻が聞こえます。最近は説明者が拍子木(ひょうしぎ:拍子を取るための木の音具)を鳴らして聞かせてくれますよ
- ★ 「鳴龍」の音が聞こえるしくみは、設計段階からのものなのか、偶然そうなったのかは分かっていません。明治38年、清掃の際に鳩を追い出すために手を叩いたところ、この「鳴き龍」が偶然、発見されたのだそうです
あけひとみのおすすめポイント
- ★ お会計は現金のみなのでご注意を!
- ★ 日光名物の湯葉を使った「湯葉御膳」(2,200円)がおすすめ。テイクアウト専用「揚げたて天婦羅重」(1,200円)もあります
あけひとみのおすすめポイント
- ★ 世界遺産「日光の社寺」で、現存する建物の中で最古といわれる二荒山神社が、約7年の補修工事を経て2020年に完了。現在は、より美しい姿を拝見することができます
- ★ 境内にある日本庭園「神苑(しんえん)」の化灯篭(ばけとうろう)の奥からは、塀越しにより近くで本殿を眺めることができますよ。屋根の黒色と、組物(くみもの:屋根を支えるために柱頭に設ける部材の一群)や彫刻の極彩色で彩られた姿はコントラストが効いています
あけひとみのおすすめポイント
- ★ 慈眼大師は寛永20年10月2日に上野の東叡山で亡くなり、遺言によって大黒山に埋葬されました。このお墓は巨大な石の五輪塔でできていて、周囲は等身大の六部天像が守っています
- ★ 大猷院の上部に位置する家光の墓所は、この慈眼堂を向いています。自分の部下であるはずの天海の方に向けて自分の墓所を建てたということなのでしょうか。不思議ですね!
- ★ 天海は謎の多い人物として知られています。出生すらも不明で、名もない僧侶だったのですが、家康が自らの参謀として重用した過去があり、「歴史上で知られる明智光秀は、天海だったのでは?」ともいわれています。また、陽明門の門衛の像の袴や、鐘楼のひさしなどには明智光秀の桔梗の紋があるとの噂も……。なので、門衛の像は天海なのでは、との見方もあります。信じるか信じないかはあなた次第。徳川家に多大な貢献をした人物の謎解きをしながら歩いてみてくださいね!
輪王寺 大猷院(たいゆういん)
「大猷院」とは徳川三代将軍・家光公の墓所のこと。境内には、世界遺産に登録された22件の国宝・重要文化財があり、315基の灯籠も印象的。家光の祖父である家康公(東照宮)を凌いではならないという遺言により、金と黒を使用し重厚で落ち着いた造りになっている。
あけひとみのおすすめポイント
- ★ 「大猷院」の名は、徳川家光が死後、後光明(ごこうみょう)天皇から賜った諡号(しごう=おくり名)です
- ★ 御朱印は入口の社務所でいただきましょう。石段も多く、手すりもないため、歩きやすい靴がおすすめ
- ★ 入口の仁王門から二天門、 夜叉門を経て最後の皇嘉門(こうかもん:奥院)まで大小6つの門をくぐる参道は、徐々に天上界へと昇る厳かな気分を感じさせてくれます
- ★ 徳川家光の遺言を守ったため、日光東照宮より落ち着いた造りに。ですが、目立たない部分の装飾などが高い評価を受け、江戸時代初期を代表する建築物群として、世界文化遺産「日光の社寺」の構成資産になっています
- ★ こちらは東照宮と同様の権現造(ごんげんづくり:日本の神社建築様式の一つ)で、拝殿と相の間、本殿がつながっています。拝殿の天井や、家光の木像が安置されている本殿の金箔漆塗りの豪華な装飾などは、大猷院参詣のハイライト
あけひとみのおすすめポイント
- ★ 鳥居の小さな穴に石を3回投げ、一つでも穴を通ったら良いことがあるといわれる「運試しの鳥居」や、子宝に恵まれ安産になるという「子種石」、笹に願を込めると縁が結ばれるといわれる「縁結びの笹」など、ご利益スポットも人気です
- ★ バス停からこちらまでの道は、舗装された道路ではないため、スニーカーなどの山道を歩きやすい靴で出かけることをおすすめします
- ★ また、「滝尾の路ウォーキングコース」では、「ヤマビル注意」の看板をよく見かけます。ヤマビルには注意しましょう(特に6月から10月の雨天時やその翌日)
あけひとみのおすすめポイント
- ★ お堂は、間口、奥行きとも12.3mの重層宝形造り(日本建築の屋根の形式の一つ)で、堂内には日光山第59世公遵(こうじゅん)法親王の筆による「開先院」の額が掲げられています
- ★ 毎年4月1日には、開山会法要(命日に行う法要)が堂内で行われています
あけひとみのおすすめポイント
- ★ 洋館の扉を開くと、そこには文明開化が織りなした気品溢れる空間が広がっています。こちらの洋食メニューの代表格、オムレツライス(1,760円)をぜひご賞味あれ
鬼怒川温泉ホテル
1931年創業、日本最古のホテルをルーツとする老舗旅館。「旅」で大切な人との絆を深める「結旅」をコンセプトに、人に優しいおもてなしが人気。名湯・鬼怒川温泉の良質な湯を、各5種類の風呂がそろう2つの大浴場と、2カ所の貸切露天風呂で堪能しよう。
あけひとみのおすすめポイント
- ★ 鬼怒川温泉の歴史は1691年の発見から始まりますが、当時は徳川綱吉による政治で、生類憐れみの令が出された時代でした。その時代に生きた人々に思いを馳せながら温泉に浸かってみると、歴史ロマンを感じられるかも
- ★ その当時は、「鬼怒川温泉」ではなく「滝温泉」と呼ばれ、やけどに効果があることで有名だったそうです
愛知・岡崎のインスタ映えカフェ巡りを満喫♪散歩で回る日帰り旅
- 岡崎(愛知県)
- 予算:5,000円~
愛知県岡崎市公式観光サイト岡崎おでかけナビ
金沢ご当地グルメを巡る日帰り旅 ハントンライス&老舗おでんも
- 金沢(石川県)
- 予算:8,000円~
ご当地グルメ研究家椿 TSUBAKI
沖縄のリゾートホテルやパワースポットへ!サンゴ染めも楽しむ旅
- 那覇、本島中部(沖縄県)
- 予算:30,000円~
プランナー旅色コンシェルジュ・中山
屋久島旅行でトレッキングや温泉も!2泊3日の観光モデルプラン
- 屋久島(鹿児島県)
- 予算:80,000円~
世界遺産検定マイスターあけひとみ
あなたにピッタリの旅行プランをお届けする、旅のプロたちが大集合。そのエリアの王道から穴場スポットまで、このプランナーたちがご案内!
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