和菓子の定番といえばこれ！　編集部おすすめの人気羊羹お取り寄せ24選

お取り寄せ羊羹の選び方と、美味しく味わうポイント

私たちにとって身近な存在の和菓子である羊羹。製法や素材、食べ方によって味わいが大きく変わることは、羊羹の魅力のひとつです。正しい知識を身につければ、必要に応じた羊羹を選ぶことができます。

羊羹の種類を知って選びましょう

「羊羹」はその製法によって3つの種類があり、それぞれ味わいが異なります。まずその違いを知っておきましょう。

①蒸し羊羹…小豆のでんぷん、小麦粉、葛粉、砂糖などを混ぜて蒸したもの。柔らかくモッチリとした食感で、甘すぎない味が好きな方におすすめ。

②水ようかん…小豆のでんぷん、砂糖を寒天で固めたもの。よく冷やして食べれば、のどごしが爽やか。夏のギフトにぴったり。

③練り羊羹…小豆のでんぷん、砂糖、寒天を火にかけて練り固めたもの。「羊羹」といえば一般的にはこのタイプを指します。程よい甘さと柔らかさでお茶との相性抜群なので、 和菓子好きにおすすめ。

シーン別で選ぶ

幅広い年代に愛されるお菓子である羊羹は、使えるシーンもさまざまです。　

■自分用に常備しておくと便利

エネルギー補給が手軽にできて比較的賞味期限が長い羊羹は、非常食としても最適です。場所を選ばずにサッと食べることができるひと口サイズの羊羹、さまざまな味がそろっている水ようかんのギフトなどは個包装されているものが多いので、家に自分用にキープしておくのにぴったりです。全国で話題の羊羹や有名店の変わり種の材料を使った羊羹なども、お取り寄せしてチェックしておくのも楽しいですね。

■手土産＆ギフト用の羊羹

常温で保管できて賞味期限が長いので、手土産やギフトに使いやすい羊羹。しかし、細長い形状で切り分けることが必要なものは「縁が切れる」ことを連想させるため、結婚や出産などのお祝い事のときは、避けたほうが良いでしょう。ただし個包装になっていて、カットせずに食べられるものなら手間も取らないし贈りやすいのでおすすめ。菓子折りの場合は気にしなくても大丈夫ですが、お供え物にする場合は、個数が割り切れる偶数にならないほうがベター。

■目上の方へ贈る羊羹

目上の人へのギフトには、落ち着いた雰囲気のする上品な和菓子がぴったりです。中でも日持ちがする羊羹は、好きなタイミングで食べられるので喜ばれます。有名店や老舗店など名が知られているお店の羊羹は、値段は高級なものが多いのですが、ブランド感もあり、渡す時に箔が付きます。上品な風味で、食べると優雅な気分に浸ることができるので、お世話になった目上の人への贈答品にはもってこいです。

■食べやすさ重視の羊羹

大きめの長方形タイプは、切った面が空気に触れやすいため、開封後の鮮度が心配です。その点個包装タイプなら、1回で食べ切れるのでいつでも新鮮な状態の羊羹が味わえます。あらかじめ食べやすいサイズにカットされているひと口羊羹や、ミニサイズの羊羹、カップ入りの水ようかんなどは手間なく簡単に食べられるのでおすすめ。個包装の詰め合わせセットも多く出ているのでチェックしてみましょう。

賞味期限に注意しましょう

賞味期限を過ぎてしまうと、その羊羹特有のみずみずしさやもっちり感が失われたり、糖化して固くなってしまったりします。パッケージの賞味期限をよく確認し、決められた保管方法を守るようにしましょう。一般に練り羊羹は保存期間が長めで、蒸し羊羹は短めのことが多いようです。

飽きのこない味が特徴の練り羊羹4選

寒天を溶かし砂糖と餡を加えて練りながら煮詰め、型に流した煉羊羹は程よい甘さと柔らかさが特徴です。

夏にぴったりの水ようかん5選

夏のギフトとして喜ばれるのが、ひんやり涼やかな和スイーツ、水ようかん。映える商品もあるので要チェック。

甘さ控えめ蒸羊羹5選

柔らかくモッチリとした食感と控えめな甘さが特徴なのが蒸羊羹。材料や作り方で味も変わってくるので、全国の人気商品で試してみて。

程よい量が便利なひと口羊羹4選

ひと口サイズの羊羹ならば、量が多くて食べきれないなどの心配はなし。 個包装されているものが多いため贈り物にもぴったりです。

独自の味が自慢の変わり種羊羹6選

定番の小豆以外にも、羊羹にはさまざまな味があり、柿やコーヒーなどの変わり種の味は贈り物にも喜ばれます。

気になるご当地の羊羹をお取り寄せしてみましょう

さまざまな土地で愛されている羊羹を紹介しました。同じように見えてもひとつひとつ本当に個性豊かで、自然の恵みと奥深いストーリーを感じさせてくれますよね。選び方、味わい方を参考にしながら、ぜひ気になる羊羹のお取り寄せにチャレンジしてみてください。その中からきっと、一番のお気に入りが見つかりますよ！