まるでラピュタのような穴場絶景パワースポットも。足摺岬に温泉に、高知の旅が熱い

高知県

2022.06.13

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まるでラピュタのような穴場絶景パワースポットも。足摺岬に温泉に、高知の旅が熱い

まさか高知に「ラピュタ」の世界が!? 鳥肌モノのすっごいパワースポットが南の果てにあったとは……。思いがけず出会っちゃった感激はひとしお、見たことのない迫力の絶景にちょんと佇む「龍宮神社」。「足摺岬」を目指したら、さまざまな出会いがふってきました。そんな高知の旅を、海目の前の絶景カフェ、お肌がトゥルントゥルンになる露天温泉、高知ならではスイーツと一緒にお届けいたします。今度のお出かけに、ぜひ!

目次

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幕末のアイドルは消火栓!? 謝り続ける電車!? 旅のスタートは思わず吹き出すシーンから

清流だらけの四国、川も覗いてみましょ。とまこ的ルート探し

海の目の前で、ふわんふわんのミートローフはいかが? 「カフェ ニールマーレ」

だだっ広くてスカッとする大岐の浜で、北京から流れ着いたパンダに出会う

絶景すぎて絶句! 映画の舞台みたいな龍宮神社に出会った

旅情まんぱん、四国の南の果て、足摺岬がかっこよすぎた

四万十川の河口に、とびきりメルヘンな海の道

お肌つるつる味わいたっぷり「土佐龍温泉」と、キャッチー三昧アイス

幕末のアイドルは消火栓!? 謝り続ける電車!? 旅のスタートは思わず吹き出すシーンから

まずは高知駅周辺、ちょっと笑えるシーンからはじめましょ。

車で走っていたら、こうち旅広場にある土佐三志士像が見えてきまして、「わーい坂本龍馬だ!」と、車内から撮ったのがこちらです。

左から、武市半平太、消火栓(坂本龍馬)、中岡慎太郎……そんなバッチリ被らなくても(笑)。旅のはじめからタイミングのよさに吹き出すわ! まぁそんなわけで、維新のアイドル・坂本龍馬が消火栓では納得がいかない方、すぐに高知県へ行ってみてください。

ところで前夜にも、車内からとびっきりの写真が撮れましたよ。

謝りつつも、道のど真ん中を駆け抜ける路面電車よ。「ごめん、ごめん」って、謙虚のようで誰より何より堂々としてるじゃないの(笑)。思わず吹き出しましたが、こちらは高知県内を走っている「とさでん交通」といって、高知市内から南国市の後免町(ごめんちょう)を結んでいるんですって。そしてなんと、日本の路面電車では最長寿なんだとか。誕生して118年ってすごいですね。

清流だらけの四国、川も覗いてみましょ。とまこ的ルート探し

さあ、気が抜けたところでドローンと一緒にお出かしましょ。始めのスポットは、この日ランチをした「カフェ ニールマーレ」の近くにある甲殿川。

さすが清流だらけの四国、その辺の川もやっぱりキレイ! しかもここは規模が小さくて流れも穏やかなので、そこそこ簡単に水に入れちゃうのもいいところ(気をつけてね)。お昼直前の太陽が真っ直ぐ川面に降り注ぎ、キラキラゆらゆら光のダンシーング。最高に気分がいいのです。

ところで、なんで名の知られていない小さな川に行ったかというと、全てはGoogle マップのせいなんです。わたしのルート作りはほぼほぼGoogleマップがメインになっておりまして。なぜならドローンを飛ばしてハッとするきもちのいい景色を撮りたいから。カフェやお宿も正直なところ、味や設備よりも立地条件のきもちよさをまず優先したいタイプ(その中でも味や設備がよりいいと幸せ)なので、Google マップの航空写真で地形をチェックしてスポット探しをするのです。

今回は先に、海沿いにきもちよさそうな「カフェ ニールマーレ」を見つけて、その近くで寄り道スポットを探した結果、この甲殿川がヒットしたという次第。時には予想と違ったり、はずしたなぁと思うこともありますが、まぁいっか主義です。

海の目の前で、ふわんふわんのミートローフはいかが? 「カフェ ニールマーレ」

むっちゃ気持ちのいいカフェに出会いましたよ。先述の通り、Google マップの海岸線をピンチアウトしてみつけたカフェです。

この爽快感、座ったら二度と立ち上がりたくないレベルでしょ。大きくて大きくて、力強―い太平洋と空を、この心地いい空間に守られながら眺めていたら、軽く3時間は経ってしまいそう。そのうえ料理も抜群って、これは最強のカフェですよ!

手前はミートローフ。豪快サイズのお肉はふわんふわんで旨味たっぷり。味わい深いソースを絡めると、はぁぁ、虜になった自分に気づいてため息が出ちゃいます。奥はタコライス。スキレットにこんもり盛られてかわいいこと。トマトの酸味と、とろんとろんの卵の相性はとろけるばかり。ザックザクのトルティーヤとふっくらもっちりお米の食感の掛け合わせもたまりませんよ。

だだっ広くてスカッとする大岐の浜で、北京から流れ着いたパンダに出会う

四国の西南、土佐清水市までやってきました。うん、広い! とにかく大きい!

すぐ頭に浮かんだ風景は、オーストラリアですよ。規模感桁違いのオーストラリアで出会ってきたビーチとなんか似てる。スケール感、海と空、水と空気しかない世界観が似てるんです。そんな浜で出会ったのがこちら。

わーお、北京五輪のキャラクター、ビンドゥンドゥンではないですか! 風船がふわんふわん風に乗り遠くまで飛んで……海におっこちたら、今度は潮に乗って高知の西南まで流れ着いたんでしょうね。ビンドゥンドゥンの高知までの冒険を想っても、北京五輪の選手や観客の思いを乗せてやってきた背景を想っても、感無量になるのでした。地球はひとつ、海で繋がっているんですね〜。

絶景すぎて絶句! 映画の舞台みたいな龍宮神社に出会った

さてさて、夕焼けはどこで拝もうかな……Google マップを開いてスポット探し。足摺岬は絶対行こうと思うけど、ガッツリ南向きだからなぁ。ガッツリ西を向いたところで太陽の沈むのを見たいなぁ、と、西向きの海岸線をGoogle マップで細かく見ていたら、立地抜群すぎるスポットを発見しちゃったんです。岬の先にちょんとある神社。しかも、名前がまたすごい。まさかの「龍宮神社」ですって。

行ってみると駐車場の前に鳥居があって、その先には森。森の中をテクテクとだいぶ続きそうな道。うーんなかなか手強い感じかも、暗くなったら一人で歩きたくないなぁ。なんて思いながら進んで行くと、ある時点で急に森を抜けるんです。

すっごい世界観でしょう! まるで「ラピュタ」。森から抜けたシーンを目にした瞬間、宮崎駿ワールドが目に浮かびました。そして、岩の上の階段の道をぐるぐるウネウネと辿っていると、今度はたまらなくディズニーランドにいる気分に。ビッグサンダーマウンテンを眺めながら列に並んで一歩一歩近づいていっている時のワクワク感が、まさにこんな感じだったような。

そうして到着した岩の天辺には、小さな祠と鳥居。なんってすごいところに佇んでいるのでしょう!

ちなみに、この神社は下の俯瞰写真の中の、どこにあるかわかりますか?

上の方に針の点のような赤が見えますか? それが神社と祠です。このスポットの厳しさは一目瞭然! 昔の人は、よくここに神社を据えたものです。

うーん、この心の震え、自分にとってパワースポットだなぁ! 後で調べて知ったのは、やっぱりここはパワースポットとされているらしいです。前知識がなくても、来ればみんな何か感じちゃうところなんだろうなぁ。さらにうれしいのは穴場感。人の気配は全然ないし、ここの存在を聞いたこともなかったし、秘められた聖なる王国でも発見しちゃった気分です。動画もぜひどうぞ。

旅情まんぱん、四国の南の果て、足摺岬がかっこよすぎた

さぁ、四国の最南端、ずっと前から訪れたかった足摺岬へ向かいます。龍宮神社で夕陽を見送って、だいぶ暗くなってからやってきました。駐車場から薄暗い森の中をしばし歩いて、大海原の絶景が目の前に開ける瞬間! いいなぁ、この緩急がたまりません。

それにしても断崖っぷりがなんて盛大、かっこいいなぁ迫力あるなぁ。はるばるやってきた感がひしひしと湧いてきます。ここはお寺じゃないけど、なんだか空海を想って四国の地を歩き続けるお遍路さんの気持ちになりました。行きたいなぁと思い続けてやっときたことが共感を生むみたい。旅情がぐんと高まります。

それにしても、いつもうっすら不思議だったのは「足摺岬」という名前。言葉の響きがおどろおどろしくないですか? そもそも「足摺」には「悔しくて地団駄を踏む」という意味があるそうですが。その名前がついた由来は、高僧とその弟子と菩薩さまの物語からでした。

高僧と弟子のもとに、お腹をすかせた修行僧が現れた時、弟子が食べ物をわけてあげたそう。実はこの修行僧、菩薩様が姿を変えた姿で、優しさに心を打たれ弟子を連れて天界へと旅立ったんだとか。高僧が悔しくて「足摺」したのが、足摺岬なんですって。

四万十川の河口に、とびきりメルヘンな海の道

四万十川の河口です。この細〜い道を歩いてみたくて、翌朝やってきました。

両サイドを海に挟まれた緑の道を進むって、ずいぶん心地よさそうでしょ。到着した時は実際、うれしくってうれしくって走り出しちゃいましたよね。

その先の桟橋がまた、よかったのです。

なんだこのひたひた感。今にも海に沈みそう。いやむしろ、これイカダだったかもと錯覚しそうな雰囲気です。海に滑り落ちないよう注意しつつも、気持ちはトム・ソーヤ!

お肌つるつる味わいたっぷり「土佐龍温泉」と、キャッチー三昧アイス

高知市に戻りつつ、途中で寄ったのがこちら、三陽荘の土佐龍温泉です。

泉質の評判が高くて、海辺の立地という理由で選んだのですが、期待を遥かに超える満足度でした。ご覧の通り、緑の中の露天風呂で虫の声、鳥の歌も聴こえてきます。あぁうっとり。もうそれだけで抜群に心地いいのに、さらにはお湯の柔らかさよ! あっという間に時間が過ぎていってしまうのです。

あがりたくないけど、帰らないといけないのでしぶしぶあがると、あれれ、お肌がしっとり。きもちよくって自分の腕や足をなでまくっていました。脱衣所に表示されていた中でなるほどと思ったのは、ここの泉質が「高張性泉」だということ。成分が濃く、皮膚を通して体に浸透しやすいんですって。自分の体内の水分が、温泉水になっているんじゃないかしら。健康指数と美的指数が爆上がりだなと、想像してにんまりするのでした。ちなみに中性ですよ、お肌が弱い方も安心です。

こちらの温泉には、さらなるお楽しみがありました。高知にまつわる高知アイスがいっぱい売られていましたよ。天日塩、文旦、柚子などなどを使用した、かわいいカップのアイスがザクザク。その中から選んだ二つはこちらです。

牛乳好きのわたしが高知の各地でお世話になった「ひまわり牛乳」のアイスと、高知産の「ミレービスケット」のアイス。ミレービスケットはキャラがかわいいところと「まじめなおかし」のキャッチフレーズ、かったい食べ心地にもはまっているんです。どちらも特徴を生かしつつすっきり仕上げた逸品でした。それにしてもこのカップ、なんだかキャッチーでしょ。 プラスチックなので洗って持ち帰りましたよ。何に使おうかな〜。

高知の西南・足摺岬を目指したら、思わぬ出会いがたくさん待っていました。偶然にときめき、達成感も激しく、いい旅だったなぁ。あなたもぜひ、高知の旅、いかがでしょう?

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#ドローン #旅色 #高知県 #ドローン旅 #四万十 #足摺岬

Author

ドローン旅作家

とまこ

元秘境ツアー添乗員で現在は“おしゃれパッカー”、“美肌ダイエットマスター”として本の執筆や講演、TV出演など多方面で活躍する旅作家。「離婚して、インド」(幻冬舎文庫)など既刊12冊。2017年から旅先でのドローン撮影を始め、今では「飛ばさないと落ち着かない!」というほどのドローン好き。旅先での美景、絶景の撮影はもちろん動画の編集も手掛ける。

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