笛木優子さんの旅コーデ「ポイントカラーを使いこなす」
10月25日(火)公開の月刊旅色11月号に笛木優子さんが登場。スタイリストの池田直美さんに衣装のポイントを伺いつつ、活躍中のスタイリストさんが実際に気をつけている旅コーデのポイントを教えてもらいました。
写真/鈴木 新(go relax E more)
目次
笛木優子さんの旅コーデ&プロによる旅ファッションのコツ
グリーンのワンピースは、デザインが可愛いうえにリフトで山に登っても、風を通しにくい素材であり、汚れがつきにくいところが採用ポイントです。ドレッシーに見えすぎないようにハイカットのスニーカーを合わせました。ブルゾンはハイゲージのニットですが、このくらいの裏地のないアウターは旅には特に重宝すると思います。また、暗めの色の中にポイントでカラーが入ってるので、ファッションを楽しみつつ旅ができると思います。
赤のワンピースは日本酒やワイン貯蔵庫を巡る大人なコースにマッチして、雰囲気がぐっと格好よく仕上がりました。やはり、明るめの色は旅には一枚ほしいです。ハイネックやスカートのラインもシンプルで大人っぽいのに、やりすぎない柄と少しの起毛素材が上品さをまとめてくれたと思います。アクセサリーは華奢なゴールドでさりげなく、それでもう十分でした。
旅先のファッションで気をつけるポイント、活用しているアイテムがありましたら教えてください。
歩くことが多い旅のファッションにおいては、靴を重視しています。歩きやすい、履き慣れた靴はもちろん、夏のサンダルは疲れやすかったり、足をけがしたりがあるので、靴下を履くようにしてますね。旅先で活用しているのは、赤のコットンカーディガン。日焼けや寒さ調整のほか、「袖を通す」「肩にかける」「たすき掛けにする」などファッションのポイントとして、また道中に眠ってしまった子どもにかけるなどもできて、かつ、目立つ色なので忘れることがないので重宝しています。
旅先でファッションを楽しむコツはありますか?
ディナータイムでドレスアップしたり、ヴィヴィットなカラーや柄物などを持っていきます。アクセサリーは忘れやすいので、どんなファッションにも合うものだけ厳選して行きます。
お話を伺ったのは……池田直美さん
スタイリスト浜田英枝に師事し、2009年に独立。スタイリングで心がけていることは、撮影シーンにあわせて周囲の目線がどこに行くかを考え、相手を不快にさせないようにすること。シンプルなものをベースにしつつも、自分が好きなものをスタイリング。最近買ったファッションアイテムは、フラットなニーハイブーツ、エコレザーのワンショルダーベルトなど。
このファッションを着用した「月刊旅色11月号」が公開中
ファッションに注目してみると、旅のシーンもまた違ったものに見えてくるはず。ぜひご覧ください!