【福岡】九州を応援したい!九州駅印帳の旅
「ちゃんと考えると、旅はもっとおもしろくなる。」そんなコミュニティのコンセプトに共感して、自ら「ちゃんと考える旅企画」を実行してくれた「旅色LIKES」メンバーの美娜さん。御朱印の鉄道版だという「九州駅印帳の旅」の様子を伝えてくれました。
目次
◆この記事を書いたメンバー
美娜さん
福岡市在住。 写真、寺社仏閣、自然、世界遺産が好きです。 鉄道旅も好きで、青春18切符で日本一周に出かけたことも。 目指せ47都道府県制覇、目指せ世界一周! コロナ禍の今は本屋に行って、雑誌を見ながら妄想旅行してます。
VIVA! 九州駅印帳の旅
ちゃんと考える旅企画、九州駅印帳の旅にいってまいりました。九州駅印帳とは、九州16の鉄道をめぐり、駅印を集める旅です。
なぜこの九州駅印帳の旅にしたかというと、
1.九州が好き
2.鉄道が好き
3.日帰りでも1泊でも思い付きでも、九州なら旅程が立てやすく、行きやすい(福岡在住です)
この3点です。
コロナ渦で観光業界は私の想像以上に大変だと思いますが、私ができるのは楽しんで旅をすること。今まであまり利用したこのない路線もあり、これを機に乗ってみることにしました。今回の目的地は門司港駅。久しぶりの鉄道旅にワクワクしました。
・九州駅印帳(九州観光推進機構)
https://www.welcomekyushu.jp/project/ekiincho/realekiincho/
駅印帳の説明書はこちら
駅印帳は冊子とデジタル版があり、冊子は販売サイトでのみ購入可能で、デジタル版はサイトで登録できます。
・冊子販売サイト
https://jrk-kyushutabi.shop/shopbrand/ct_a4_tg_ekiincho/
・デジタル版サイト
https://www.welcomekyushu.jp/project/ekiincho/digitalekiincho/
日帰りの旅程
今回は3つの駅印スポットをめぐることにしました。
9:00頃 博多
↓ <車移動>
10:20 黒崎駅前
↓ <筑豊電気鉄道/410円>
10:36 ★楠橋
==============
11:00
↓ <筑豊電気鉄道/250円>
11:10 筑豊直方(ちくほうのおがた)
↓ <徒歩10分>
11:20 ★JR直方(のおがた)
↓
小腹がすいたので駅のパン屋さんでひと休み
==============
12:06 JR直方
↓ <JR筑豊本線>
12:28 折尾(乗り換え)
12:35
↓ <JR鹿児島本線/480円>
12:40 黒崎
↓ <車移動>
14:00 頃 ★門司港
★が鉄印スポット。時間と金額は乗車した当時のものです。
黒崎から門司港までは車を利用。高速で約30分ほどです。博多から黒崎や門司港は電車でもよかったのですが、門司港での滞在時間と、帰る時間を考えて車にしました。途中寄り道しても帰る電車を気にせずに楽しめるのは、近場日帰り旅のよいところ、移動に車をプラスしたところだと思います。
駅印帳の旅がスタート!
黒崎駅に車を止め、ワクワクの鉄道旅のスタートです。福岡県北九州市にある黒崎駅には、JR九州と筑豊電気鉄道(黒﨑駅前駅)の両駅があります。北九州では小倉についで大きな駅でしたが、大型テナントの撤退により、今は少しさみしさを感じます。
初めて筑豊電気鉄道を利用するので、どんな景色が見られるか楽しみです。1時間に上下線各4~5本ほどあり、非常に利用しやすい路線でした。少し都心から離れると電車の本数が少ないことが多く、時間を気にしないと旅程が難しくなるのですが、車と鉄道の併用ということもあって、時間を気にせずに旅程を組むことができました。
初めての場所を訪れるときは、いつもの行動かのごとく、涼しい顔して慣れ切った感じを出していますが、友人にはとにかくキョロキョロしすぎだからやめたほうがいいといわれて早ウン十年。ワクワクとドキドキはいくつになっても忘れない大人に成長しました。初めて見る物、初めて見る景色は興味しかないんですよ。たとえそれが珍しいものでなくても。
さて、電車が入線してきました。なんだか路面電車のような雰囲気です。
かわいい電車と初めての景色に揺られること15分。住宅地の中を電車が走っていきます。なんの代わり映えもしない景色も、見たことがないというだけでこんなにワクワクします。
①最初の目的地「楠橋(くすはし)駅」
駅に到着して駅事務所に向かいます。ここで、初めての駅印をもらいます。印刷されたものをもらい、自分で駅印帳に貼っていくスタイルでした。
のんびりとした雰囲気。楠橋は車庫としての役割のある駅のようです。次は筑豊直方駅に向かいます。
②街歩きを経て「JR直方(のおがた)駅」へ
筑豊直方駅に到着して、JRに乗り換えるために移動します。筑豊鉄道とJRは徒歩10分ほどの距離。知らない街を歩くだけで、歩くことが楽しいなんて! 日々の運動もこれだけ楽しかったら毎日続くのになぁ、と思います。
旅して歩くのと、ただ歩くのと、同じ歩くなのにこうも違うものか……と色々考えながらJRに到着。
JR直方駅には直方出身の力士魁皇像がお出迎え。ちなみにJR直方の筑豊本線は特急「かいおう」と呼ばれる列車が、博多・直方間を走っています。
直方駅から折尾駅で乗り換え、黒崎駅に戻ります。
③目的地の「門司港駅」へ
黒崎駅から車で高速道路を利用し約30分。門司港駅に到着です。
門司港駅は1914年(大正3年)に門司駅として開業し、1942年(昭和17年)に門司港駅と改称。1988年(昭和63年)には鉄道駅舎として初めて国の重要文化財に登録されました。
大正モダンのようにな佇まいと、左右対称が美しい駅舎です。駅前広場は記念撮影をする人がたくさん。駅の前にウエディングフォトを撮影されている方も。小さいですが、写真には白いウエディングドレスが見えます。
駅のホームは、美観を保つためベンチや自動販売機、ごみ箱などが設置されていません。駅舎内は当時を復元し公開されています。
駅舎内の階段をあがると、二階にはレストラン「みかど食堂」があります。
同じく2階にある旧貴賓室。昔天皇などのVIPが滞在したそうです。今は団体の事前予約をすれば「みかど食堂」の食事を楽しめるそうです。
・みかど食堂
https://www.mikadoshokudou.jp/
以前書いたブログにも門司港のことを書いているのでよかったら見てください。
ちなみにデジタル版は、スマホで登録できます。駅でQRコードを読み取ると、マイページに登録されます。
今回はじめて駅印帳の旅をして、
旅=移動
こんなことが頭に浮かびました。その移動が楽しいと、どこに行くのもワクワクします。
目的地の観光だけじゃなく、少しでも地元福岡に貢献出来たらいいな、と思って楽しんできました。
先日「ちゃんと旅を考える会」に参加しました。
編集長から「書こうと思ったきかっけは?」と尋ねられ、ZOOMといえど、緊張してちゃんと答えられませんでした。すみません。。。
きっかけは、とにかく単純に「つまんないなぁ。。。」と思ったことです。行動制限と、行っても自由ではないし、県外からだとちょっと。。。な視線。全くどこも行ってないわけではないですが、心から楽しめてるかといわれると、ちょっと疑問。わかっているけれども、ここにいらっしゃる旅好きの方々ってこんな時どうしてるのかな?おもしろいことないかな?そんな感じでした。
それをブログにしたところ「ちゃんと旅を考える会」になって、楽しいことができそうなワクワクがあって嬉しかったです。「旅は生き物」昔からそう思っていました。見る物、食べる物、行く場所、同じ人が行っても、時間、季節など条件が違えば全然違う印象になる。だから飽きないし、また次の旅に行きたくなる。今もそう思っています。