《静岡編》
静岡県伊東市にある格調高い建築の「崔如琢(さいじょたく)美術館」は、中国で人気の現代水墨画家・崔如琢氏の作品を展示する美術館。四季折々の中国の雄大な自然や植物をダイナミックかつ細密に描いた作品は、見る者を情景のなかに引き込む。館内には日本庭園や、海が見えるレストランがあり日常の喧噪を忘れさせてくれる。
お出かけ予定で気が気でないのがお天気。そんな悩みから解放してくれるのが屋内施設です。ご当地ゆかりの美術館や博物館、ローカル色豊かな温泉や工場見学など、楽しみ方はプラン次第。家族でカップルでインドアレジャーの計画を立ててみてはいかが。
富士山を望める港町・沼津駅から車で約10分ほど。最深部は2,500mという日本一深い湾「駿河湾」沿いの特性を生かした「沼津港深海水族館」がある。ここで見られるのは、水深200mよりも深い位置に生息する生き物たち。捕獲も輸送も難しい深海生物を常時100種類以上も見られる、日本でも唯一の深海をテーマにした水族館だ。駿河湾で捕獲された生物を集めた「駿河湾大水槽」、150匹ものヒカリキンメダイが暗闇を発光して泳ぐ「深海のプラネタリウム」など、見所がいっぱい。なかでも「生きる化石」シーラカンスの冷凍個体と剥製標本が展示されているのも世界でここだけ。深海生物の不思議に魅了され、何度でも足を運びたくなる。