ノスタルジックな空間は、レトロなお店の大きな魅力です。昭和や平成を感じさせる内装やインテリアに囲まれていると、その世代の人にとっては懐かしさに心温まり、若い世代にとっては非日常の世界へタイムスリップしたような感覚が新鮮です。
クリームソーダやモーニングがメニューに並ぶレトロ喫茶など、ノスタルジックな雰囲気のお店が、非日常を味わえると若者を中心に人気を集めています。昔ながらの名店に足を運び、昭和にタイムスリップしたような空間で、伝統の味を楽しんでみませんか。
ノスタルジックな空間は、レトロなお店の大きな魅力です。昭和や平成を感じさせる内装やインテリアに囲まれていると、その世代の人にとっては懐かしさに心温まり、若い世代にとっては非日常の世界へタイムスリップしたような感覚が新鮮です。
レトロな喫茶店やレストランには、昔ながらの伝統の味があります。歴史ある老舗であれば、代々受け継がれてきた逸品を味わえ、喫茶店であれば、プリンやオムライスなど、シンプルでありながらどこか懐かしいメニューに出合うことができます。
レトロなお店には個人店が多く、チェーン店などと比べると小規模で、店とお客との距離が近いのが特徴です。接客にもその店ならではの個性があり、ハマると何度も足を運びたくなることも。店主や常連客とのつながりなど、ディープに楽しむこともできます。
大正時代には西洋文明を日本らしく取り入れていこうという動きがあり、和洋折衷の文化が花開きました。ハイカラでありながらも、どこか退廃的な雰囲気が魅力です。
かつては高度経済成長期の大衆文化を指していましたが、現在では、ガジェットや音楽をはじめとする1980年代の文化も「昭和レトロ」として注目されています。
アナログとデジタルの狭間の時代ともいえる1980年代後半~2000年代の平成初頭に流行したアニメ、ドラマ、音楽、ファッションなどを再評価する流れです。
大正時代には西洋文明を日本らしく取り入れていこうという動きがあり、和洋折衷の文化が花開きました。ハイカラでありながらも、どこか退廃的な雰囲気が魅力です。
かつては高度経済成長期の大衆文化を指していましたが、現在では、ガジェットや音楽をはじめとする1980年代の文化も「昭和レトロ」として注目されています。
アナログとデジタルの狭間の時代ともいえる1980年代後半~2000年代の平成初頭に流行したアニメ、ドラマ、音楽、ファッションなどを再評価する流れです。
レトロな雰囲気が漂うカフェや喫茶店。温かみのある照明と、クラシカルなインテリアは、非日常を感じさせる空間です。趣のあるコーヒーカップに注がれた珈琲をじっくり味わいながら、読書を楽しむもよし、クリームソーダやプリン、オムライスやトーストサンドなど、昔ながらの喫茶メニューでお腹を満たすのも素敵な楽しみ方です。ひとりでも、友人とでも、ゆったりと寛ぎの時間を過ごすことができます。
北海道 / 小樽市
小樽らしい歴史とロマンを感じられるカフェ
小樽ゆかりの小説家・小林多喜二や伊藤整が通ったという喫茶店「越治」がかつて存在した場所に佇む文学カフェ。文豪たちの思いを後世に伝えられるようにオープンしたという。当時の様子を再現した空間は、おひとり様でも立ち寄りやすい雰囲気。明治初期に小樽で開業した料亭「海陽亭」をオマージュした個室もあるのだそう。懐かしさを覚えるメニューが揃っており、地元・後志地方の食材を中心に使った料理を味わえる。店内には、常時800冊ほど北海道と縁がある本が並んでいるので、読書をしてのんびり寛ぐのも良い。
北海道 / 札幌市北区
音楽を聴いて味わい深いコーヒーを堪能
札幌市営地下鉄北18条駅徒歩約2分のカフェで、パナマやコロンビアなど世界各地から仕入れた高品質のコーヒー豆が多彩にラインアップ。コーヒーは浅煎りを中心に淹れ方にもこだわり、苦味がなくコーヒーの本来の果実味や華やかさを味わえる。
広島県 / 尾道市
新鮮な海鮮が味わえるボリューム満点のランチ
“瀬戸内しまなみ海道”にある6つの島と、世界の六大陸のつながりを願う、という意味を込めて名付けられた、因島の食堂「六大陸」。近海で獲れた新鮮な魚を使用したランチメニューや、魚のあらから取ったダシで作るカレーが人気だ。海鮮料理のほかに、アフォガードなどのデザートメニューも豊富に揃っており、カフェとして利用する人も多い。テラス席はペットとの利用が可能なので、愛犬と食事の時間が楽しめるのも嬉しい。またお店では柴犬が看板犬を務めており、訪れる人を出迎える愛らしい姿が見られる。
大阪府 / 東大阪市
食材にこだわる自然派カフェ
近畿日本鉄道瓢箪山駅から徒歩約5分の場所にあるカフェバー。有機野菜と体に優しい食材を使ったサンドイッチやフレンチトーストなど、オーナー夫婦が手作りした食事とスイーツが楽しめる。モーニングからバータイムまで思い思いの時間を満喫したい。
レトロなカフェ・喫茶店をエリア別で探す
全国各地に残る、歴史あるレストランや食堂では、ノスタルジックな雰囲気を楽しみながら伝統の味をいただくことができます。気軽にレトロな雰囲気を味わいたいなら、定食屋がおすすめです。洋食店は、普段使いから一流レストランのような場所までいろいろあるので、メニューの内容や料金、お店の雰囲気を事前に調べてからでかけましょう。クラシカルな雰囲気を楽しむなら、ぜひ老舗ホテルのメインダイニングへ。
秋田県 / 能代市
伝統・創造・地元食文化を愛する洋食店
JR能代駅から徒歩約15分の洋食店「バンケットハウスシャトー赤坂 レストランジロー」。地元産の食材を中心とした月替わりの洋食プレートや日替わりランチなどを提供し、地域の人々に愛されている。おすすめは、脂が乗ってやわらかく甘みがある地元特産「のしろ牛」の赤身ステーキ。JRの観光列車「リゾートしらかみ3号」利用者向けに「のしろ牛弁当」の予約販売も行っている。落ち着いた雰囲気の店内は、カウンター席とテーブル席を備えており、おひとり様から団体まで幅広いシーンに対応。観光途中やランチに気軽に立ち寄ってみよう。
神奈川県 / 横浜市中区
横濱の味「かつれつ」を守り続ける、昭和2年創業の老舗
横濱でとんかつ屋といえば、誰もが名を挙げる有名店「勝烈庵」。横濱を愛し、食を通じて地域文化に貢献したいと願い、創業から85年、挑戦を繰り返しながら も伝統の味を守り続けてきた。肉、パン粉、油、ソース、すべてにこだわりを尽くしたとんかつに、おかわり自由のご飯、キャベツなどが付いた名物の「勝烈定食」など、老舗の歴史を感じる空間で、心ゆくまで味わってほしい。ロース好きの人には銘柄豚(やまゆりポーク・桃園豚・三元豚)を使用した、厳選のロースメニューもおすすめだ。
兵庫県 / 加古郡
“わらびもち”と土地の恵みを味わうカフェ
2024年冬にリニューアルした兵庫県・稲美町にあるカフェ。名物は、平日でも多くの人が目当てに並ぶ「万葉わらびもち」。厳選した本わらび粉を絶妙な水加減で練り込み、もっちりとした食感に仕上げており、国産大豆きな粉との相性も抜群だ。ひとくちでは大きくても、食べ応えがあって嬉しい。“おいしく新鮮なうちに食べてほしい”と、あえて取り寄せはせず店頭でのみ購入できる。冬には温めて食べる新感覚の「ショコラわらびもち」をはじめ期間限定の味も登場。稲美町産の野菜やお米で作るボリューム満点のランチも人気だ。
栃木県 / 日光市
手作り料理でもてなす昔ながらの洋食店
東武日光駅から徒歩約3分の好立地にある、1974年創業の洋食屋さん。昔と変わらぬ手作りの味で、地元の人々から親しまれている。こだわりの肉と自家製ソースを使ったガーリックソースのステーキとデミグラスソースのハンバーグのセットが一押し。自家製シチューやグラタンも人気で、特にエビシチューがおすすめだ。ホタテのバター焼きには刺身でも食べられる新鮮で大振りなホタテを使うなど、吟味された素材にも定評がある。ゆったりと落ち着いた空間の店内は、西洋風のノスタルジックな雰囲気。2階では大小の宴会も可能だ。
レトロなレストラン・食堂をエリア別で探す
風情のある外観が心をそそる昭和レトロな居酒屋。入ってみたいけれど、足を踏み入れるのに躊躇してしまいがち。一部、一見客お断りのお店もありますが、思い切って入ってみると温かく迎えてくれることが多いものです。わからないことは、お店の人や常連のお客さんに気軽に尋ねてみると、思いもよらぬ交流が始まるかも。なかには、角打ちのような立ち飲みスタイルのお店もありますので、臨機応変にディープな空間を楽しみましょう。
大阪府 / 大阪市北区
梅田で創作串カツと“発酵前菜”に舌鼓
レトロとモダンが融合する大阪・梅田の隠れたグルメ街「お初天神裏参道」に佇むユニークな創作串カツ店。軽やかな食感はふわりと舞うアゲハ蝶に例えられ、店名の由来になっている。常時20種類以上のバラエティ豊かな串カツのメニューに加え、毎月替わる季節の創作串カツも、この店ならではの楽しみのひとつ。発酵調味料を取り入れた“発酵前菜”は食材本来の美味しさをさらに引きたてており、2日間かけて仕込むこだわりのポテトサラダなど、一品料理も充実している。ワインやカクテルも楽しめる女子会や軽い飲み会にも適した一軒だ。
東京都 / 文京区
昔懐かしいレトロなオーセンティックバー
1973年、東京メトロ湯島駅から徒歩約1分の地域に、都内の名店で腕を磨いたマスターがオープンした老舗バー「E.S.T!」。現在はマスターが店に立つ機会は少ないそうだが、2代目が“お客様の心でせよ”のモットーを継承。来店客の舌と心を探り、最上を届けるよう心がけているという。マスターのカクテルはアルコール度数が高くても角がなくやわらかいのが特長で、来店客の好みや反応から調節を重ねオリジナルカクテルも数多く生まれたそうだ。観光帰りやデート利用など、学生から年配者まで幅広い年齢層に親しまれている。
静岡県 / 浜松市中央区
女性も入りやすいカフェのようなお好み焼き店
遠鉄バスイオンモール浜松志都呂停留所から徒歩約5分にあるお好み焼き店。それぞれ祖母がお好み焼き店を営んでいた店主と妻が、自慢のお好み焼きを作る。すべてのメニューを独自開発し、ソース、麺、生地もオリジナル。特製生地を伝統の技術で焼き上げ、麺は製麺所に特注し、オリジナルブレンドのソースとマヨネーズの製法は老舗仕込みだ。外観は南ヨーロッパをイメージし、内装は大正ロマン風のレトロな雰囲気。お洒落で過ごしやすい空間なのでデートはもちろん、家族と一緒でも、女性おひとり様でも楽しめる。
岐阜県 / 高山市
昭和ロマン漂う店内で味わう飛騨の郷土料理
飛騨高山の地で創業30余年を誇る大衆居酒屋。昭和ロマンを感じさせるノスタルジックな雰囲気の店内では、店主自ら仕入れている北陸で獲れた新鮮な海の幸や、飛騨高山を代表する郷土料理のほか、飛騨牛を使った料理が楽しめる。明るく元気な2代目店主の人柄とおしゃべりを目当てに、地元の常連客をはじめ、県外からのリピーターも多い。飛騨の地酒を常時10種類以上取り揃え、季節ごとにおすすめの銘柄をラインナップしているのも自慢だ。旬のものを取り入れた日替わりメニューも50種類前後あり、いつ訪れても新しい味に出合える。店の雰囲気を楽しみながら、時間を忘れてゆっくりと過ごしてほしい。
レトロな居酒屋をエリア別で探す
大人の男性だけではなく、若者や女性まで支持を広げている町中華。お財布にも優しく、入りやすい雰囲気なので、昭和レトロの雰囲気を味わうにはもってこいの場所です。使い込まれたテーブルや椅子、壁に貼られたお品書き。元気な店員さんの接客や、大将が振るう鍋の音にも胸が高鳴ります。ふらっと訪れても楽しめますが、そのお店の歴史や看板メニューなどを事前に知っておくと、より満足感の高い時間が過ごせるはずです。
熊本県 / 熊本市中央区
1955年に創業した熊本ラーメンの老舗
熊本ラーメンの草分け的存在であり、東京でも根強い人気を誇る「桂花(ケイカ)ラーメン」の本店。“食事”としての栄養バランスを追求したラーメンは、肉や野菜など具沢山なのが特長だ。老舗の味わいを、本場で味わってみては。
山形県 / 南陽市
全国各地から人々が訪れるラーメン屋
1958年創業の「龍上海 赤湯本店」は、製麺から一貫して自家製にこだわるラーメン屋。全国各地から客が訪れるほど人気のある看板メニュー「赤湯からみそラーメン」は、赤湯産の唐辛子を使った「からみそ」が、濃厚で深い旨味のあるスープを引き立てた格別の味わい。縮れ太麵にたっぷり絡めていただく至福の時間を堪能しよう。“美味しいラーメンを食べてもらいたい”とラーメン作りに打ち込んだ初代や2代目から続く“ラーメン道”を受け継ぐ3代目現店主が、今日も赤湯の町で一杯のどんぶりに真心を込めて作り続ける。
兵庫県 / 神戸市中央区
宮殿で味わう絢爛豪華な中国料理
神戸北野の主要道路・山手幹線沿いでひときわ目を引く宮殿でいただけるのは、熟練の料理人が腕を振るう日本人好みに調理された中国料理。創業50余年の「萬寿殿」は、あでやかな盛り付けと抜群の美味しさで、地元の人はもちろん、日本各地から訪れる人も多い名店だ。メニューは、北京ダックやフカヒレといった高級食材を使った料理だけでなく気軽に味わえる一品料理、コースまで、バラエティー豊か。ランチに、ディナーに、パーティーに、どんな用途でもおまかせだ。三宮駅からも徒歩約7分とアクセスの良さも嬉しい。
レトロな町中華をエリア別で探す
友人・知人を訪問する際に渡す手土産、または旅行中のお土産を探すときに、老舗の菓子舗や、商店街や温泉街のお土産店を、ぜひ訪れてみてください。まるでそこだけ時が止まっているかのような歴史ある外観や内装。店内に並ぶ商品にも、そこかしこにレトロな雰囲気を感じることができます。商品を包むパッケージもまた趣があり、渡した相手から一目置かれること間違いなしです。
北海道 / 夕張郡
看板商品はさくさく食感のかりんとう饅頭
夕張郡長沼町で1950年に創業した老舗菓子店「森下松風庵」。和菓子と洋菓子をそれぞれ30種類前後取り揃える“お菓子のよろずや”だ。発売以来、200万本以上売れている「長沼かりんとう饅頭」は、沖縄県産黒糖を練り込んだ生地で、長沼産小豆で作る餡を包んだ、一番人気の看板商品。蒸して乾燥させてから揚げ、独特の軽い歯触りに。“出来たてを食べてほしい”という思いから、当日揚げたものか冷凍品を販売。また、隣接する「長沼マルシェ」では地元産の食材やジャム、漬物などを販売しているので、立ち寄ってみては。
長野県 / 松本市
“蔵のある街”で奥深いお茶の世界を堪能
長野県松本市・中町通り、土蔵が立ち並ぶ“蔵のある街”に佇む「中町茶寮」。お茶の産地に出向き、農園やその区画、収穫時期までこだわり、直接茶葉を買い付ける紅茶専門店「SALON DE THE LUVOND」で監修された格別なお茶を、長野県で唯一味わうことができる認定店だ。季節の特選茶や旬の果物を使用したアレンジティー、看板商品の「季節のフルーツサンド」、カレーなどのフードメニューのほかに自家焙煎コーヒーも味わえる。お茶の世界の面白さや、その美味しさに触れる至福のひとときを過ごそう。
京都府 / 京都市伏見区
きな粉のおいしさを再発見できるおやつ
京都市伏見区で享保5年に「柴屋長兵衛」として創業したのち、昭和30年代から屋号を「岡平」と改めた老舗の和菓子店。高品質の大豆で作る自慢のきな粉は、特殊粉砕技術によってきめ細やかでなめらかな舌触りに仕上げた伝統の逸品だ。“きな粉をもっと身近に感じてほしい”と願いを込めて、初期の屋号「柴屋長兵衛」を冠したおやつブランドを発足。特製カスタードクリームを合わせたお団子やわらび餅は、口溶けの良いとろける食感だと評判が高い。築150余年の趣を残した店内には、イートインスペースも併設されている。※画像はイメージ
北海道 / 札幌市南区
定山渓温泉名物「温泉まんじゅう」を堪能
定山渓を訪れたらぜひ立ち寄りたい創業大正15年の老舗。毎朝作られる人気の「温泉まんじゅう」は、土産品はもちろん、単品からも販売している。定番の「黒糖まんじゅう」や「よもぎまんじゅう」も評判だ。道産の小豆ともちもちした皮が美味しく、出来たての熱々をその場で食べるのもおすすめだ。午前中で完売することもあるので早めの購入を。“カッパ伝説”が語り継がれる定山渓温泉では、カッパをマスコットにしたモニュメントや土産品を多く目にする。「定山渓物産館」でも、カッパをモチーフにしたグッズが数多く取り揃う。
レトロなお土産屋をエリア別で探す
近年のレトロブームの高まりを受けて、レトロな雰囲気をコンセプトにした新しいお店が続々とオープンしています。外装から内装まで、細部にわたり作り込まれた懐かしくかわいい空間は、どこを切り取っても絵になると、SNS映えを求める人たちにも人気です。歴史あるお店に比べると入店もしやすいので、好みのテイストを見つけて、手軽にレトロな雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょう。
北海道 / 札幌市中央区
回らない寿司が気軽に楽しめる寿司居酒屋
札幌市営地下鉄すすきの駅から徒歩約3分のカジュアル寿司居酒屋。“回らない寿司”が気軽に味わえることで観光客や地元の人から好評を博し、ピンクを基調とした店内や料理は写真映えするとあってSNSでも話題だ。
神奈川県 / 厚木市
昭和20年創業・うなぎと季節の郷土料理店
神奈川県央地域・七沢の自然と、美味しい水、食材を求めて、昭和63年に現在の厚木市七沢に移転。季節の山菜や伊勢原市の「寿雀卵」など地元産の食材を、地下100メートルからくみ上げた丹沢山系の地下水を使い、昔ながらの手法で調理している。国産の一本うなぎを味わう「うな重」はもちろん、丹沢で獲れた天然の「いのしし鍋」など、四季折々の郷土料理を提供しており、地元で長年愛される老舗ならではの安心感も嬉しい。テイクアウトも可能で、自宅でも老舗の料理が味わえる。法事やお祝い事など、会食での利用にも最適だ。
神奈川県 / 小田原市
外郎(ういろう)家が営む小田原屈指の老舗
約600年前の室町時代に誕生した“ういろう”の発祥の店といわれる「ういろう」。25代にわたり伝統を守る老舗だ。元来“ういろう”とは外郎(ういろう)家が作る薬を指し、その後接客用に考案された米粉の蒸し菓子を“お菓子のういろう”と呼ぶようになったという。現在も「ういろう」では菓子とともに薬の“ういろう”も製造・販売している。「ういろう」が作る菓子の“ういろう”は、モチモチの食感とさっぱりした上品な甘さが特徴。全5種類の棹もの「ういろう」が販売されている。日本人に愛され続ける銘菓を、いにしえに思いを馳せながら味わいたい。
岩手県 / 久慈市
新しい風を起こし続ける煮干しラーメン店
JR久慈駅から徒歩約2分の場所のある、煮干しラーメン店。岩手県に栄える鶏文化と青森県の煮干し文化を掛け合わせ、煮干しラーメンの美味しさを広めようと創業。それまでの久慈市には煮干しラーメンや、朝食にラーメンを食べる“朝ラー”は認知されていなかったため、店は苦しい時期もあったそう。しかし地産地消にこだわり、チャーシューは岩手県産「折爪三元豚 佐助」、煮干しは地元産、麺は社会福祉法人と共同開発するなどし、土地の味覚を追求することで、現在は人気店に。バリエーション豊かなメニューで幅広い年齢層に愛されている。
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