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「移住して来ました! 」住んで分かった 高梁・暮らしの手帖

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ここでは、高梁市に移住した3名のインタビューをご紹介します。なんと全員、移住するまで首都圏で生まれ育った方々。高梁市で生活するからこそ見つけることのできた魅力について伺うと、三者三様の答えが返ってきました。

文/楠石千晶(プラメイク)

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「移住して来ました!」住んで分かった 高梁・暮らしの手帖

移住者インタビュー/01 横山弘毅さん

Profile/横山弘毅さん
2020年8月に友人に高梁市を紹介され、その3ヶ月後には東京での仕事を退職し、高梁市に移住することに。現在は、教育を軸にしながら地域を活性化させようと奮闘。

東京にはない豊かさが、高梁市の生活にはある

元々、東京で教育関係の仕事をしていた横山弘毅さん。高梁市のアドバイザーを務める友人から「高梁市の教育を充実させる支援をしてほしい」と誘われたことなど偶然が重なり、引越しを決意。移住した後は、驚くことばかりだったと話します。

「東京では多くの建物が立ち並ぶビルジャングルの中で働いていて、季節の移ろいを感じることのない無機質な毎日を送っていました。一方高梁市は、山の緑を楽しんだり、周囲の方々から分けていただく旬の野菜を味わったりと、四季を感じる機会が多いんです。よく、便利なものや施設がたくさんある都会の方が豊かだと言われますが、ここに来てその認識がガラリと変わりました。不便のない東京よりも、高梁市での生活の方が豊かだなと日々感じています。」

移住者インタビュー/01 横山弘毅さん
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移住者インタビュー/01 横山弘毅さん

「高梁市全体が大きい家族」だと実感

横山さんは、高梁市の自然や環境だけでなく、人との繋がりの強さにもびっくりしたそう。具体的なお話を伺いました。

「東京だと『不審者の危険性があるから大人には気軽に話しかけないように』と子どもに言い聞かせるのに対し、ここでは、大人も子どももみんなすれ違ったときに挨拶をしてくれます。何より、高梁市の人々は、お互いの顔も名前も見知った人ばかりなんです。仕事で学校に行くことが多いですが、先生や生徒という立場の前に、まずは「地域の人同士」という感覚が強いです。地域の繋がりが強いからこそ、高梁市は一つのコミュニティみたいになっています。以前、町全体が大きな家族だと言われたことがあるのですが、まさにその通りだと実感しています。」

移住者インタビュー/01 横山弘毅さん
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移住者インタビュー/02 西原千織さん

Profile/西原千織さん
「地域おこし協力隊」として、2017年に東京から移住。2019年には、中四国のお茶を中心に提供する「茶や まのび堂」を開き、現在も地域おこしに邁進している。

意外なものに惹かれ、憧れの田舎暮らしを始めることに

生まれも育ちも東京だという生粋の都会っ子の西原千織さんは、アウトドアが好きな家族の影響もあり、自然豊かな場所に親しみがあったそう。そんな彼女を高梁市に引き寄せたのは、友人から紹介された、とある農作物でした。

「お茶の産地をめぐる旅行をしたり、日本茶インストラクターの資格を取得したりするほどお茶が大好きで、東京では日本茶のカフェを開いていました。そんなある日、高梁市の友人に勧められて飲んだ高梁茶が、移住のきっかけとなりました。元々田舎暮らしには憧れを抱いていて、何度か高梁市に足を運ぶうちに、高梁茶だけでなく気候や風土にも惹かれたので、数年前、引越すことを決意しました。」

移住者インタビュー/02 西原千織さん
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移住者インタビュー/02 西原千織さん

人々の心地よい距離感と、次第に芽生えた地域おこしへの思い

移住してオープンしたカフェを経営するかたわら、定休日にはカフェや自分用のお茶を栽培。新茶の季節には地域の方々と一緒に茶摘みをするなど、周囲の方々との交流は活発だそう。

「私がカフェを営んでいるお店は、以前夏祭りでビアガーデンになっていたそうで、私もいつか開催したいなという話をしていたんです。すると、その話を知ったコミュニティの会長さんが『せっかくなら、協力してお祭りを復活させましょう!』と言ってくださって。実際に開催したら地元の方々にすごく好評だったので、実は今も数ヶ月後に開催する夜市の準備をしています。都会とは違う周囲の人々の距離感に最初は少し戸惑うこともあったのですが、今はそれがすごく心地よいし、私に合っているなと思います。今後はそうしたイベントをみなさんと一緒に行ないながら、高梁市を盛り上げていければと考えています。」

移住者インタビュー/02 西原千織さん
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移住者インタビュー/03 松野夏子さん

Profile /松野夏子さん
2015年、神奈川県横浜市から移住。元々地域の名家だったという築約150年の古民家を、家族で地道に再生工事を行なう。工事は途中段階ではあるものの、2020年に『古民家café茶蔵』としてオープン。

都会暮らしから一転、子育てのために高梁市へ移住

生まれ育った都心部を2015年に離れ、移住先で偶然ご縁がつながった古民家。昔は地域の方に慣れ親しまれていた庄屋屋敷を『また皆さんが立ち寄れる場所にしたい』という思いで夫婦で地道に再生。2020年、地域の人々が育てた新鮮な野菜や、ぶどう農家に転身したご主人のピオーネ等をメニューに使用したカフェをオープンした松野夏子さん。現在2人のお子さんと家族4人暮らしをする松野さんが、高梁市に来ることになった経緯をお聞きしました。

「自然が豊かなところで子育てしたいと思っていました。移住先を高梁市に決めた理由の1つは、下見に訪れた際に出会った穏やかな里山の景色と地域の方々とのお話でした。例えば他の家の子でも叱ってくれそうな古き良き昭和というか、温かい人の関わりを感じました。」

移住者インタビュー/03 松野夏子さん
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移住者インタビュー/03 松野夏子さん

豊かな自然と、地元の方々のあたたかさが活きる子育て

そうして移住した高梁市は、まさに子育てにぴったりだと松野さんは話します。

「例えば、東京だと火遊びはだめだと叱るだけで、どうして危険なのかという理由や、火の正しい扱い方を子どもに実際に教える機会って、とても少ないんです。でも今は、子どもと一緒に薪風呂を炊きながら、生活の中で火の扱いを教えられます。ほかにも、虫や動物が周囲にたくさんいるので、昆虫図鑑や動物園じゃわからない危険や命の尊さをリアルに学べます。それから地域の方々が自分の孫のように子どもを可愛がって、いつも声をかけてくれるんです。毎日の通学路や大声で元気に遊んでいる姿が見えなかったりするとすぐ『子どもらぁどうしたあ!?』と。町全体で温かく見守ってくれています。」

移住者インタビュー/03 松野夏子さん
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